ここで頭を冷やして、考え直してみました。
今まで DD-WRT などのファームウェアをインストールしたときに発生する障害で、一番効果があった方法は・・・?
そうです! NVRAM を消去することでした。
そこで、この E3000 でも JTAG 経由で NVRAM を消去してみました。
# ./tjtag3 -erase:nvram /fc:43 /cable:DLC5 /byte_mode
使用した TJTAG のバージョンは 3.0.2 Final です。
この NVRAM の消去の後、E3000 の電源再投入によって、プリント印刷基盤に並んだ LED が一斉に光り出しました。今までの電源 LED だけが点滅する状況から変化しました。
そこで再度シリアルコンソールからログインを試みると、ちゃんと Ctrl + C が効いて、CFE のプロンプトを表示させることができました。
CFE version 1.0.37 for BCM947XX (32bit,SP,LE)
Build Date: Tue Jul 27 16:07:16 CST 2010 (ljh@team2-complier)
Copyright (C) 2000-2008 Broadcom Corporation.
Init Arena
Init Devs.
No DPN
This is a Parallel Flash
Boot partition size = 262144(0x40000)
et0: Broadcom BCM47XX 10/100/1000 Mbps Ethernet Controller 5.10.56.51
CPU type 0x19740: 480MHz
Tot mem: 65536 KBytes
CFE mem: 0x80700000 - 0x8079DAC0 (645824)
Data: 0x80732A20 - 0x80737080 (18016)
BSS: 0x80737080 - 0x80737AC0 (2624)
Heap: 0x80737AC0 - 0x8079BAC0 (409600)
Stack: 0x8079BAC0 - 0x8079DAC0 (8192)
Text: 0x80700000 - 0x80732A1C (207388)
Boot version: v4.2
The boot is CFE
mac_init(): Find mac [68:7F:74:00:00:00] in location 0
Nothing...
country_init(): Find country code in location 0
The country is same
Device eth0: hwaddr 68-7F-74-00-00-00, ipaddr 192.168.1.1, mask 255.255.255.0
gateway not set, nameserver not set
Check CRC of image1
Header CRC: 0xD408BB9F
Calculate CRC: 0xD408BB9F
Image 1 is OK
Try to load image 1.
Loader:raw Filesys:tftp Dev:eth0 File:: Options:(null)
Loading: Failed.
Could not load :: Interrupted
CFE>
結局、再起動を繰り返す原因は、NVRAM のデータ不良であったようです(苦笑)。
どうも以前の CFE は問題が無かったのかもしれません。もっと基本的なことから作業をはじめておけばよかったと反省しているところです。これから DD-WRT のインストールを検討しようと思っています。
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