JTAG 操作でフラッシュメモリ全体を消去した後、JTAG によるフラッシュメモリの書き込みができなくなってしまった リンクシス E3000 ですが、しばらく保管するための準備として、シリアルコンソールのピンヘッダを移設しました。
この E3000 では、プリント印刷基盤の側面にあるパターンへ直接横向きにピンヘッダをハンダ付けしていました。しかし、この状態では筐体と干渉してプリント印刷基盤を正規の場所へ取り付けることが出来ない状態となっていました。そのため、この邪魔となってしまったピンヘッダを取り除くのではなく、ケーブルで引き出して、移設することとしました。
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当初、取り付けたピンヘッダの様子です。 |
写真を見ての通り、小さく切り出した蛇の目基盤へピンヘッダをハンダ付けした後、ケーブルでプリント印刷基盤の端子とピンヘッダの間を接続しました。
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サンハヤトの蛇の目基盤を適当な大きさに切り出して、そこへピンヘッダをハンダ付けしました。 |
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プリント印刷基盤の端子とピンヘッダをケーブルで接続したところです。 |
このピンヘッダをハンダ付けした蛇の目基盤の裏側には絶縁のためのボール紙をホットボンドで取り付けた後、その絶縁のためのボール紙とプリント印刷基盤とを両面テープで接着しました。
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ピンヘッダの基盤の裏側をボール紙で絶縁しました。 |
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ピンヘッダの小基盤を両面テープで空いている部分へ固定しました。 |
これでプリント印刷基盤が筐体の底部品の所定の位置へ収まるようになりました。ピンヘッダの移設は出来ましたが、まだフラッシュメモリの回復が出来ていないため、この移設したシリアルコンソールで動作の検証は行なっておりません。
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今までピンヘッダが干渉して収めることが出来なかった筐体へプリント印刷基盤を収納することができました。 |
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