先日筐体を修理した ThinkPad T30 ですが、その後筐体のひび割れの修理の状況はとても良好で、安心して液晶パネルの開閉を行っています!
さて購入してすぐに 802.11 b/g に対応した mini-PCI 無線LANカードへ交換していましたが、何故かその後も起動時に通信不調となることがしばしば発生していました。dmesg にも BCM4318 へのファームウェアの読み込みが上手く行われていない事が記録されていました。しかし何故か Puppy Linux 5.2.8 だけで、Puppy Linux 4.3.1 や Puppy Linux 5.1.1 などではファームウェアの読み込み失敗はないのです。何か相性がよくないのでしょうか?
私としては非常に安定している Puppy 4.3.1 で使用を続けることで、このまま BCM4318 チップが搭載された無線LANカードを使用することも悪くはなかったのですが、今後の Puppy Linux でトラブルが発生するのも嫌だったので交換することとしました。
いつものようにインターネット・オークションで 802.11 b/g の無線LANカードを探しました。安価に intel の 2200 チップを搭載した WM3B2200BG を入手しました。すでに ThinkPad X40 などへ搭載して通信速度などもとても良好な無線LANカードあったことも選択した理由です。
写真は、左が今回入手した intel WM3B2200BG 無線LANカードで、右が今まで使用していた BCM4318 チップの無線LANカードです。なお今回入手した intel の無線LANカードは、オークションの説明文によるとパナソニックのパソコンに搭載されていたもののようです。
到着した無線LANカードを簡単に洗浄して ThinkPad T30 の底の mini-PCI コネクタへ取り付けました。
早速 Puppy Linux 5.2.8 lupu で起動させて、自宅の無線LANアクセスポイントへ接続してみました。快調に通信を行ってくれました。そして何度も再起動を繰り替えしてみましたが、BCM4318 チップの無線LANカードで見られたファームウェアの読み込み不良による通信障害は発生しませんでした。もちろん今後発生する可能性はありますが、BCM4318 チップの無線LANカードの場合では、これだけ繰り替えして再起動させると何度か通信障害が発生していました。その点からも通信障害が起こりにくくなった(まだ通信障害を確認していませんが。)事だけでも私にとっては大変大きな収穫でした。
無線LANの調子も改善されて、だんだんと本当に使えるマシンとなってゆく ThinkPad T30 です。
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