2012年12月28日金曜日

ThinkPad 240 も入手しました

このところ何か物の怪に憑かれたように中古 ThinkPad をインターネット・オークションで調達しています。もう病気のようです(笑)。いったいどうしてしまったのでしょうか? 今回は表題の通り ThinkPad 240 (2609-31J) です。小型軽量の機種の部類に入るものです。小さな ThinkPad だと、保管するにも場所を取らないので助かります。


さて到着した ThinkPad 240 ですが、ホコリや汚れはほどほどでしたが、表面天板などに傷が多めのものでした。安価に落札したものですので、これでも文句はありません。

早速電源を投入してみると、ハードディスクからカッチン・カッチンと連続音が響きます。そして起動画面ではオペレーションシステムが存在しないとの表示が出ていました。どうもハードディスクが破損をしているようです。電源を入れたまましばらく様子を見ていました。するとだんだんとカッチン音が少なくなってきました。そこで HGST の Drive Fitness Test でハードディスクを検査してみました。


ひどい音が鳴り響きながら検査が続きました。きっとエラーとなってしまうものと思っていたところ、異常無しの表示がでました。どうも長く使っていなかったことによるハードディスク内部の固着か何かが、だんだんと解けているように感じました。しばらく Drive Fitness Test を繰り返してみました。確かに異常音は少なくなっているようです。


そこで次は MHDD を使ってハードディスクの表面検査を行ってみました。これも異常なく終了しました。


引き続き HDAT2 によるハードディスクの表面検査を行ってみました。ディスクの表面に異常があればリマップしてくれるはずです。しかし異常もなく終了してしまいました。


これらのハードディスクの検査が終わったところで再起動させてみたところ、先ほどはオペレーションシステムが無いと表示されていた状態とはならず、普通に Windows98 が起動を開始しました。そしてちゃんと Windows98 が起動したところ、以前のオーナーさんが作ったと思われる各種ファイルが存在していました。どうも個人情報を削除しないまま、この ThinkPad 240 を廃棄してしまったようです。このハードディスクは完全消去を行ってこれらの個人情報は消去しておきます。


さて無事に起動できることが判明した ThinkPad240 ですが、まだまだ検査は続きます。次は memtest86+ によるメモリテストです。64MB のメモリが搭載されていましたが、無事に三回のテストをクリアしました。メモリも異常がないようです。


そして BIOS の設定画面で各種設定の確認と見直しをしてみました。


そして BIOS のバージョンを確認してみるとかなり古いもののようでしたので新しいものへと更新しておきました。入手時は IRET60WW(1.06) でした。これを IRET77WW(1.18) へ更新しました。


以下の写真は更新時の様子を撮影したものです。BIOS の書き換えが終了すると何の予告もなく再起動してしまう更新プログラムだったようで、BIOS の更新完了表示もなく再起動してしまったので少し驚いてしまいました。


何の考えもなく入手してしまった ThinkPad 240 ですが、これから少しずつ手を加えて行こうと思っています。

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