今回入手した Web Caster W100 と FT-STC-Ba/g です。 |
写真のように綺麗に梱包箱に収まった状態で、なおかつ、開き口の部分には NTT の封緘シールで塞がれているものでした。どうも新品未使用品であったもののようです。そして一緒に無線 LAN アダプタの FT-STC-Ba/g も入手しました。こちらも新品未使用品であった模様です。
梱包箱の封緘シールです。 |
蓋を開いて本体を取り出してみました。バッファローの無線 LAN ルータの委託製造品でした。古い中古品ばかりを入手していたので、綺麗なアイボリーの筐体が眩しく見えました(笑)。これが本来の色だと初めて知りました。
封緘シールを破いて、蓋を開いたところです。ああ!新品の香りがします! |
本体や取説を取り出してみました。 |
電源を投入して、有線 LAN 側からアクセスしてみました。バッファローの OEM 品なので、てっきり本体は 192.168.11.1 の IP アドレスかと思っていたところ、一般的な 192.168.1.1 でした。そして接続したパソコンへ DHCP サーバから割り当てられた IP アドレスは 192.168.1.2 となっていました。やはり NTT 向けの仕様変更が加えられていました。
Web Caster W100 へ電源を投入して、動作確認をしました。 |
ブラウザから設定画面へアクセスするとユーザ名とパスワードが訊ねられますが、ここはバッファロー標準の ユーザ名:root と パスワード:空欄 でした。内部の設定画面は頭頂部のバナーの部分こそ NTT の文字が並んでいますが、設定部分はまさしくバッファローそのものでした。そのため、設定は問題なく行うことができました。
Web Caster W100 の設定画面です。 |
無線LAN部分などの設定を行った後、ファームウェアのバージョンアップ(1.60 から 1.64 へ)も行なっておきました。これも NTT のウェブサイトの方からダウンロードしたものを使用しました。
Web Caster W100 のファームウェア更新の画面です。 |
Web Caster W100 のファームウェアを更新しているところです。 |
ひと通り設定が終わったところで、無線LANからのアクセスも正常に行えることを確認しました。
そして気になっていた OEM 元のどの製品を Web Caster W100 にしたのか探ってみました。バッファローでは、この筐体と同じ製品が数多く存在しますから・・・。
Web Caster W100 の底面の表記です。 |
まず特徴的なことは電源アダプタが 5 ボルト品であったことでした。これは Broadcom の製品よりは、Atheros の製品に多いタイプです。
Web Caster W100 の 5 ボルト仕様の電源アダプタです。 |
そして無線 LAN の設定でフレームバーストの項目を調べると「フレームバースト EX」とありました。間違えなく、内部で使用しているのは Atheros のチップでした。
Web Caster W100 の無線 LAN のフレームバーストの設定の様子です。 |
以上のことから、バッファロー WHR-HP-AMPG の OEM 品ではないかと予想しています。まだこのブログでは紹介しておりませんが、すでに WHR-HP-AMPG は入手しております。アンテナの形状が大きくことなる他は、筐体の色が違うだけのようです。中身のハードウェアは全く同一ではないかと想像しています。今後分解をして中身の確認をしてみたいと思っています。
なお WHR-HP-AMPG の海外での型番は WHR-HP-AG108 だそうです。DD-WRT もすでに対応済みで、インストールの事例も数多くネット上に散見することができます。この Web Caster W100 も同じファームウェアをインストールできるのではないかと思われます。今後は DD-WRT 化を前提に作業を進めて行きたいと思っています。
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