電源ピンの修理をした後、そのまま放置していた WRT320N です。 E3000 のプリント印刷基盤を見た後だと、WRT320N の部品点数の少なさが際立ちます。 |
この WRT320N では、筐体を開かないでもシリアルコンソールの端子へアクセスできるように、筐体へ穴を空けて、そこへピンヘッダを設置しました。
E3000 と同じように蛇の目基盤を小さく切り出した後、ピンヘッダをハンダ付けしました。このピンヘッダとプリント印刷基盤のシリアルコンソールの端子の間をケーブルで接続しました。
プリント印刷基盤のシリアルコンソール端子からケーブルを経由してピンヘッダへ繋がっています。 |
そして筐体の背面の空いている空間へ横長の穴を開けて、そこからピンヘッダのピンが飛び出すようにしました。
筐体の背面へピンヘッダへアクセスできる穴を開けます。 |
ピンヘッダの小基盤は筐体へ接着せず、プリント印刷基盤からボール紙の台座で筐体へ押し付ける形にしてみました。これであれば、プリント印刷基盤を筐体から取り外すときに、プリント印刷基盤と一緒に外れてしまうので、途中のケーブルの心配がありません。
ピンヘッダの小基盤を何度も当てては、穴の具合を確認しました。 |
ケーブルと接続した小基盤をボール紙で筐体へ押し付けるようにしました。 |
そしてボール紙の端をホットボンドで固定しました。 ケーブルはアンテナの邪魔にならないように迂回させて取り付けました。 |
出来上がったシリアルコンソールの端子へシリアルコンソールのケーブルを接続して、アクセスしてみました。ちゃんとアクセスが出来ました。この WRT320N の起動ログを眺めることができました。この WRT320N と同じようなに E3000 も早く起動させてみたいと思っています。
シリアルケーブルを接続して動作確認を行なっているところです。 |
このシリアルコンソールを設けたことによって、ようやく筐体の上下を閉じることができました。
問題なくシリアルコンソールへアクセスできるようになったため、筐体を組み立てて、元の状態へ戻しました。 |
最後の写真はおまけで、この JP1 のランド(14 ピン)が、おそらく JTAG の端子だと思われます。
写真中央部の 14 ピンのランド JP1 が JTAG と思われます。 |
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