2014年10月16日木曜日

ThinkPad R32 へ F6 キートップを移植

部品取り用の ThinkPad R30 から、早速 F6 キートップを ThinkPad R32 へ移植しました。

キートップを交換するために並べた ThinkPad R32(左)と ThinkPad R30(右)です。

先日、復活した ThinkPad R32 ですが、残念なことに F6 のキートップが失われた状態のままとなっていました。F6 キーを使うことは滅多にないので、無くてもそれほど困らない状態でした。しかしせっかく部品取り用の ThinkPad R30 を入手したので、キートップを移植することとしました。

まず最初はキートップの移植ではなく、キーボード全体を交換しようと思いました。しかし、キーボードの固定用のネジの二箇所のうち、奥のネジの位置が違うのです。キーボードのコネクタも接続できるだけにとても残念な状況でした。

一見流用できそうな両者のキーボードですが、固定用のネジ受けの位置が異なっていました。
ThinkPad R32 の方がネジ位置が奥に移動しています。
左が ThinkPad R32 で、右が ThinkPad R30 です。

そこで当初の予定通り、F6 のキートップを移植することとしました。

キートップの剥がすにはパンタグラフの足の先端にある突起(爪)を上手く外す必要があります。・・・と言っても、特段のコツが有るわけではなく、キートップの手前側を奥側に押し込みながら「えぃ」っと捲り上げるだけです。プラスチック部品の柔軟性で大きな力が加わると外れてしまうようになっています。日頃から掃除のときにキートップをうっかり剥がしてしまうことが何度かあったので、大丈夫だと思って作業を行いましたが、それでも移植することを考えて剥がす部品なので緊張しました(笑)。

ThinkPad R30 の F6 キートップを剥がしました。
キートップの裏側のパンタグラフの様子です。

剥がした F6 のキートップを今度は ThinkPad R32 の失われた F6 キーの場所へ取り付ければ作業終了です。キートップの取り付けのコツはパンタグラフを開いた状態で奥側の二箇所を所定の位置へ差し込み、後は手前のパンタグラフの爪を押しこむようにキートップの上から押し込むだけです。小さくパチッ!と音と感触が伝わって来れば成功です。

F6 キートップを取り付けた ThinkPad R32 のキーボードです。

微妙に F6 のキーの色合いなどが異なっていて浮いた感じとなってしまいましたが、これでようやく ThinkPad R32 も完全復旧となりました。

キーボードの修理も終わり、完全復旧した ThinkPad R32 です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。