今回入手した 富士通 ESPRIMO D3260 です。 |
以前は、デスクトップパソコンに IBM の ThinkCentre を落札することが多かったのですが、ここ2〜3年は富士通のものを選んで落札しています。同じメーカーの同じシリーズのものを使用していると、掃除などのときに分解しやすい・部品の流用ができる などの理由があってのことです。
今までは Pentium4 世代のプロセッサのマシンでしたが、ようやく我が家にも Core2Duo のプロセッサのマシンが導入されることとなりました。
元々デスクトップ・パソコンとして使用していた ESPRIMO D5320 からハードディスクを移設して、Debian Wheezy の Gnome3 のデスクトップを使用開始してみました。
やはり新しい世代のプロセッサを搭載していることもあって、動作は以前よりも機敏になりました! ソフトウェアの立ち上がり時間やファイルを開く時間などが短縮されたように感じました。やはりこの ESPRIMO D3260 を落札してよかったと感じた瞬間でした。
が、しかし ・・・ 問題もありました。 とりあえず以下の二点です。
まず気づいたことは、マウスカーソルの消失です。アイコンなどにカーソルを乗せると説明文が表示されますが、このときカーソルが消失した状態となってしまい見失ってしまうのです。小刻みにマウスを動かして消失に対応すればカーソルを発見できるのですが、やはり不自由です。
そして動画プレーヤの VLC のビデオ画面がフリーズするのです。音声はちゃんと流れるのです。それもプロセッサの使用率が100パーセントに張り付いてしまい、VLC を終了させてもプロセスが残ってしまい、プロセッサに負荷を掛け続けているのです。手動で kill コマンドで残ったプロセスを停止させなければなりませんでした。なお Totem などの動画プレーヤは正常に動作しています。
なお Puppy Linux 5.7.1 JP において VLC を新規にインストールして、動作させてみたところ、問題なくビデオ画面を表示して、問題なく VLC を終了させることができました。Debian Wheezy の設定の問題なのでしょうか? 現在のところ原因は不明です。
(追記)
音声はステレオではなく、モノラルとなるようです。
以下は入手した ESPRIMO D3260 を使用開始する前に分解して掃除をしているところを撮影したものです。
マシンは中古パソコン業者から落札したもので、内部は高圧エアーでホコリをほとんど吹き飛ばした綺麗な状態でした。しかしタバコのヤニなどは高圧エアーだけでは綺麗することが出来ないため、分解掃除において筐体などの水洗い可能な部分は、水洗いを行いました。
マシンを分解して筐体を水洗いしました。 タバコのヤニ状のものが各部に付着していて、これで綺麗になりました。 |
マシンを分解して取り出したマザーボードです。 低価格帯のマシンのようで、チップセットに SIS 社のものが使用されていました。 |
プロセッサ用のヒートシンクを取り外したところです。 シート状の伝熱グリスが貼り付けられていました。 |
古い伝熱グリスをプラカラー用の薄め液で綺麗に拭きとりました。 表面に Core2Duo も刻印が見えます。 |
プロセッサの表面に伝熱グリスを塗布しました。 |
ヒートシンクのプロセッサと接触する部分にも伝熱グリスを塗布しました。 |
すっかり水気が無くなったところで、マシンを組み立てなおして動作確認を行いました。 |
とりあえず Puppy Linux 5.7.1 JP でマシンを起動させて、各部の動作確認を行なってみました。 |
上が今まで使用していた ESPRIMO D5320 で、下が今回入手した ESPRIMO D3260 です。 |
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