ネットギアの無線 LAN トラベルセット JWGB111 の中にあった無線 LAN アダプタの WG111 の動作確認を行いました。なお WG111 には、いくつかのバージョンが存在しています。今回紹介するものは
WG111 V2 となります。lsusb コマンドで情報を読みだすと
WG111(v1) rev 2 となっていました。
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ネットギア WG111 V2 の外観です。 |
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本機のバージョンは WG111 V2 となります。 |
外観
以前入手していた同社の
WG111T と似た外観をしています。本体中央部にロゴマークが描かれた透明部品が接着してあり、ちょっとお洒落な感じとなっています。
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WG111V2 の外観 |
動作確認
Debian Jessie で動作しているパソコンへ装着してみたところ p54usb ドライバで動作しました。
ただし USB1.1 のポートへ装着すると WG111 の認識はできるのですが、何故か無線 LAN アクセスポイントへ接続できませんでした。USB2.0 のポートであれば問題なく動作します。これは以前紹介した
アイ・オー・データの無線 LAN アダプタの WN-G54/BB と同じ現象でした。どちらも ISL3887 のチップを使用していることから、この ISL3887 を搭載した無線 LAN アダプタ特有の現象のようです。
なお本機を動作させるには、本体内部で使用するファームウェアも事前にパソコンへインストールしておく必要があります。
prism54 - Debian Wiki
https://wiki.debian.org/prism54
$ wget https://daemonizer.de/prism54/prism54-fw/fw-usb/2.13.25.0.lm87.arm --no-check-certificate
$ su
# mv 2.13.25.0.lm87.arm /lib/firmware/isl3887usb
ファームウェアのインストールで注意する点があります。それは p54usb に対応したファームウェアが
ISL3886 用と
ISL3887 用の二つあることです。上記の Debian Wiki の内容に従って
ISL3887 用のファームウェアをインストールしてください。
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