2010年10月26日火曜日

永久保証って信じていいの


何気なく棚を整理していたところ、写真の有線LANカード(RTL8029チップ仕様)のパッケージ(元箱)を発見しました。

誇らしげに「Windows95対応」と書いてあることから1995年ごろの製品だと思われます。

この箱には2点の興味深いことが書かれています。

一つ目は、この製品が有線LANカードの販売を目的としたものではなく、LANケーブルの販促ために作られた(パッケージされた)製品であることです。この箱にはどのような有線LANカードが入っているのかほとんど記載がなく、側面に □ ISAバス版 と □ PCIバス版 の表記があり、PCIバス版の方にチェックが入っていて、PCIバスの製品であることが判るだけのシンプルなものです。


これは10数年前に普通の家電量販店で購入したもので、当時はとびきり安価なものだったので飛びついて買った記憶があります。確か1万円程度だったと思います。当時はまだまだパソコン用品の価格が高い時代であったので今では千円以下購入出来るものもざらに一万円越えをしていたものです。

わざわざ安価に設定してまで売りたいLANケーブルとは?という疑問も湧いてきます。確かに良質のケーブルであったことに間違いはなく、この有線LANカードはとっくに退役をしてしまいましたが、ケーブルは今でも現役です。10年以上も使用しているものですから、減価償却どころか利子が付きそうな勢いでお買い得な買い物をしたと思っています。

そして第二点目の気になるところは表題にある「永久保証」の文字です。

PLANET 社は名前を変えて現在でも PLANEX COMMUNICATIONS 社として現存しています。

おそらくこの10数年前に購入した有線LANカードも故障することがあればきっと何らかの対応(修理または同等品との交換など)をしてもらえるものと信じています。

もう廃棄しょうかと思っていましたが、何となくこの永久保証が気になって、このまま有線LANカードを持ちつづけて壊れるのを待ってみるのも面白いかもという野望が芽生えてしまいました(笑)。

1. この有線LANカードが壊れてしまうのが早いのか?
2. 有線LANカードを検証するPCIバスをもつパソコンが無くなってしまうのが早いのか?
3. 私の命が尽きるのが早いのか?
4. PLANEX 社が解散してしまうのが早いのか?

あなたはどれだと思いますか。

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