Debian Sarge をインストールした ThinkPad 535X ですが、無線LANの設定が上手く行かなかったこともあり、他の設定を行ってみることとしました。
動作の軽量化の雄と言えばコンソール端末に限ります(笑)。
やはり X などを動かさない分、軽快な動作をしてくれます。どんなに動作の遅いパソコンでもそこそこ動くものです。
そこで今回は日本語仮想端末の kon をインストールしてみました。
jfbterm という選択が現代的なのですが、Debian Sarge の時代はまだロケールが ja_JP.EUC-JP なので、動作が軽快な kon をインストールすることとしました。ロケールが ja_JP.EUC-JP な FreeBSD でも kon を使用していることもあり、これらの設定をそのまま流用することもできる利点があったので、最初から kon で決まりでした。
インストールはいつものように aptitude で一発インストールです。
コンソール上で使用するブラウザは当然 w3m ですので、これもインストールしました。
すでに X が立ち上がって、gnome が稼働している状態なので、ここからコンソール端末の画面に切り替えます。もう知っていると思いますが、 ctrl+alt+F1 です。いったんコンソール端末に入った後の、コンソールの切り替えはalt+F1 とか alt+F2 とかになります。
このコンソール端末からユーザー名とパスワードを入力してログインします。
そして kon を起動させます。
すると FreeBSD で見慣れた? kon の画面となります。ここからは日本語表示が可能となります。
この kon の表示画面上で w3m も立ち上げてみます。無事表示することができました。画面は google.co.jp のトップ画面です。元々シンプルな画面なのですが、w3m を通して見ると本当にシンプルさをより実感します
2ch などの文字主体の掲示板であれば、この文字だけの画面で充分に楽しむことができます。飛ぶように画面が切り替わり、カーソルキーに合わせて画面が軽快にスクロールする姿は爽快です。独特なコンソール操作が苦手な人でも、この軽快感を味わうとなかなか忘れられないものです。癖になってしまいます。一種のハッカー気分も味わえる麻薬的なものがあります(笑)。
この kon の画面は5分間ほど操作がなければスクリーンセーバーが稼働して真っ黒なブランク画面となります。液晶ディスプレイなので、こんなCRT時代の設定は切っておきましょう。
設定場所は /etc/kon.cfg です。中にある SaveTime: の項目を 5 から 0 へ変更するとスクリーンセーバーは無効となります。
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