/usr/src/UPDATING の内容
20141104: p5 FreeBSD-SA-14:25.setlogin
FreeBSD-SA-14:26.ftp
FreeBSD-EN-14:12.zfs
Fix kernel stack disclosure in setlogin(2) / getlogin(2). [SA-14:25]
Fix remote command execution in ftp(1). [SA-14:26]
Fix NFSv4 and ZFS cache consistency issue. [EN-14:12]
注目点は、FreeBSD 9.3 のバージョンのみ、他のバージョンには存在する sshd のアップデートがないことです。問題ないからアップデートがないのでしょうが、他のバージョンの sshd とどのような違いがあるのか気になるところです。
アップデートはいつものようにサブヴァージョンによってソースツリーを更新した後、カーネルとユーザーランドを再ビルドして対応しました。ユーザーランドの再ビルドには時間が掛かるため、時間短縮をしたい場合には当該部分の再ビルドしてください。方法は FreeBSD 公式サイトのセキュリティ勧告のリンク先に記述があります。
私はいつものように以下の手順で作業を行いました。
ソースツリーの更新
# svn update /usr/src
Updating '/usr/src':
U /usr/src/contrib/tnftp/src/fetch.c
U /usr/src/UPDATING
U /usr/src/sys/conf/newvers.sh
U /usr/src/sys/kern/kern_prot.c
U /usr/src/sys/cddl/contrib/opensolaris/uts/common/fs/zfs/zfs_vnops.c
Updated to revision 274178.
カーネルとユーザーランドの再構築
# cd /usr/src
# make buildworld && make buildkernel KERNCONF=MYKERNEL
# make installkernel
# make installworld
# reboot
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