問題となっていた場所は sip.conf の nat= の設定部分でした。
asterisk の初めての設定のときに IP 電話へレジストするところを既存のユーザーの情報を参考にして設定をしていました。
参考にした情報では次の通りでした。
nat=route または never
しかし現在の asterisk 1.8 には nat= の設定に route も never もありませんでした。しかしこの設定のままでもなぜか動作していたようです。しかし asterisk のアップデートやバージョンアップに伴ってこの設定が本当に使用できなくなっていたようです。
現在は次の4つの選択肢しかありませんでした。
nat = no ; Default. Use rport if the remote side says to use it.
nat = force_rport ; Force rport to always be on.
nat = yes ; Force rport to always be on and perform comedia RTP handling.
nat = comedia ; Use rport if the remote side says to use it and perform comedia RTP handling.
そこで nat=comedia としたところ IP 電話は再び開通しました。
そして cisco の2台の電話機も無事にレジスト出来て通話も出来るようになりました。
意外な落とし穴でした。前回の asterisk 1.8.7.3 へのアップデートのときにしっかりと確認をしておけばこんなことにならなかったことと思っています。
しかし生活や仕事に使っている電話が不通になってしまう事態は早く解決しなければならず、電話を止めてまで問題解決をするかどうか?は本当に悩ましい問題です。
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