NVRAM の設定ミスで動作しなくなってしまった WLI-TX1-G54 です。 |
経緯
DD-WRT v23 SP2 をインストールした WLI2-TX1-G54 の LAN ポートは、WAN として設定されていました。これと同様なことが OpenWrt をインストールしたときも発生していたのではないかと考えていました。そこで何か対策方法は無いものかと考えていました。
対策方法の一つとして思いついたのが、NVRAM へ設定されてる LAN と WAN の設定を入れ換えてみれば、改善されるのではないかと考えました。
NVRAM の設定の調査
telnet 接続した後、 NVRAM の設定を WLI2-TX1-G54 と WLA2-G54C とで比較してみました。やはり設定が異なっており、WAN と LAN のデバイス名が入れ替わっていました。
WLI2-TX1-G54
Wifi=eth0
WAN=eth1
LAN=eth2
WLA2-G54C
Wifi=eth0
WAN=eth2
LAN=eth1
NVRAM の設定変更
以下のように WLI2-TX1-G54 の NVRAM の設定を変更しました。# nvram set lan_ifnames=eth0 eth1
# nvram set wan_ifnames=eth2
# nvram set wl0_ifname=eth1
# nvram set wan_iface=eth2
# nvram set wan_ifname=eth2
# nvram commit
nvram_commit(): end
動作確認
再起動させたところ、LAN ポートにも 無線 LAN にも反応が無くなってしまいました(涙)。しかし LED ランプの点灯状況から DD-WRT は、起動しているようです。ポート変更による影響により CFE ブートでの TFTP の受付もしなくなってしまいました。
30/30/30 ハードリセット
DD-WRT でよく使用される 30/30/30 ハードリセットを何度も試みましたが、NVRAM の消去が出来ないようで、誤った設定を回復することができませんでした。JTAG によりフラッシュメモリのバックアップと書き込みができれば回復させることも可能なはずですが、BCM4702 チップに限って、どの無線 LAN ルータも何故かフラッシュメモリの読み出しと書き込みが出来ないでいます。
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