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2016年6月15日水曜日

Buffalo WLI2-TX1-G54 が文鎮化(レンガ化)

DD-WRT v23 SP2 をなんとかインストールすることが出来ていたバッファローのイーサネット・コンバータ WLI2-TX1-G54 が動作しなくなってしまいました。

NVRAM の設定ミスで動作しなくなってしまった WLI-TX1-G54 です。

経緯

DD-WRT v23 SP2 をインストールした WLI2-TX1-G54 の LAN ポートは、WAN として設定されていました。これと同様なことが OpenWrt をインストールしたときも発生していたのではないかと考えていました。

そこで何か対策方法は無いものかと考えていました。

対策方法の一つとして思いついたのが、NVRAM へ設定されてる LAN と WAN の設定を入れ換えてみれば、改善されるのではないかと考えました。

NVRAM の設定の調査

telnet 接続した後、 NVRAM の設定を WLI2-TX1-G54 と WLA2-G54C とで比較してみました。

やはり設定が異なっており、WAN と LAN のデバイス名が入れ替わっていました。
WLI2-TX1-G54
 Wifi=eth0
 WAN=eth1
 LAN=eth2

WLA2-G54C
 Wifi=eth0
 WAN=eth2
 LAN=eth1

NVRAM の設定変更

以下のように WLI2-TX1-G54 の NVRAM の設定を変更しました。
# nvram set lan_ifnames=eth0 eth1
# nvram set wan_ifnames=eth2
# nvram set wl0_ifname=eth1
# nvram set wan_iface=eth2
# nvram set wan_ifname=eth2
# nvram commit
nvram_commit(): end

動作確認

再起動させたところ、LAN ポートにも 無線 LAN にも反応が無くなってしまいました(涙)。しかし LED ランプの点灯状況から DD-WRT は、起動しているようです。

ポート変更による影響により CFE ブートでの TFTP の受付もしなくなってしまいました。

30/30/30 ハードリセット

DD-WRT でよく使用される 30/30/30 ハードリセットを何度も試みましたが、NVRAM の消去が出来ないようで、誤った設定を回復することができませんでした。

JTAG によりフラッシュメモリのバックアップと書き込みができれば回復させることも可能なはずですが、BCM4702 チップに限って、どの無線 LAN ルータも何故かフラッシュメモリの読み出しと書き込みが出来ないでいます。

文鎮へ

現在の私の力量では、これ以上のことは出来そうにありません。将来 JTAG によるフラッシュメモリへの書き込みができるようになるまで放置するしかないようです。

[訂正] 2016-06-16

本文ならびに表題を含めて WLI-TX1-G54 と表記しておりましたが、WLI2-TX1-G54 が正解です。すでに訂正をおこなっています。

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