今回入手したプラネックス GW-USMicroN です。 |
本機は、同社製の無線 LAN ルータの MZK-WNH の付属品として一緒に入手したものでした。機会があれば MZK-WNH も紹介したいと思います。
GW-USMicroN の裏面です。 無線 LAN の自動設定用の WPS ボタンが配置されています。 |
デバイス ID を追加してビルド
とりあえず GW-USMicroN を Debian Jessie が稼働しているマシンへ装着してみました。やはり動作しませんでした。ネット上を検索してみると rt2800usb のドライバ・モジュールで動作するようでした。ソースコードへ GW-USMicroN のデバイス ID (2019:ed14) を追加して rt2800usb のドライバ・モジュールを再ビルドしました。動作確認
出来上がったドライバ・モジュール rt2800usb.ko をコピーでインストールした後、モジュールの依存関係を整理して GW-USMicroN をマシンへ装着してみました。そして動作することを確認しました。動作中の GW-USMicroN です。 通信中は黄色い LED が点滅します。 |
なお GW-USMicroN を動作させるには、このドライバ・モジュールの他に GW-USMicroN の内部で使用するファームウェアも事前にパソコンへインストールしておく必要があります。
rt2800usb - Debian Wiki
https://wiki.debian.org/rt2800usb
# apt-get update
# apt-get install firmware-ralink
ダウンロード
今回ビルドしたドライバ・モジュールを「Debian 用ドライバ保管庫」へアップロードしています。自由にダウンロードして使用してください。ただし自己責任でお願いいたします。該当する Debian バージョンのホルダの中にあるドライバ・モジュールの rt2800usb.ko をダウンロードするか、私がビルドしたドライバ・モジュールを一纏めにした圧縮ファイル(tar.gz)をダウンロードして使用してください。ドライバ・ モジュールを一纏めにした圧縮ファイルのダウンロードをお奨めします。
ドライバ・モジュールを一纏めにした圧縮ファイルの場合、解凍後、ドライバ・モジュールのインストール・スクリプト modules-update.sh を特権ユーザで実行させると、自動的にドライバ・モジュールをインストールしてくれます。
$ su
# ./modules-update.sh
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