通信転送速度の計測
計測方法は従来と同じで、およそ 100MB の単一ファイルを5回ダンロードしてその平均値を求める方法です。データをダウンロードするパソコンには ThinkPad X31 (Debian Wheezy)を使用して、無線LANアダプタには、 Mini PCI の Intel WM3B2915ABG を使用しました。計測結果ですが、以下のとおりです。
★ 通信転送速度の計測結果 ★
無線LANアダプタ:WM3B2915ABG
IEEE 802.11 a : 2,816KB/s ( 22,531Kbps )
IEEE 802.11 g : 2,422KB/s ( 19,380Kbps )
5GHz 帯と 2.4GHz の二つを持つ無線LANルータの場合、2.4GHz 帯の方が若干成績がよいことが多いのですが、WHR2-A54G54 の場合には、5GHz の方が若干ですが、よい成績となりました。また転送速度の変化のグラフも、いくつかの速度低下(下に向かってのクサビ)が見られましたが、まずまずの成績でした。
5GHz 帯の IEEE802.11 a モードのグラフ |
2.4GHz 帯の IEEE802.11 g モードのグラフ |
参考データですが、5GHz 帯と 2.4GHz 帯とで同時にダウンロードしたときのグラフです。通信転送速度が、単独の時よりは、トップスピードの部分のギザギザ(速度の微妙な増減)がありましたが、基本的な部分においては変わらないように感じられました。なかなか優秀なハードウェアとソフトウェア(DD-WRT)の組み合わせのように思われました。
5GHz 帯と 2.4GHz 帯をほぼ同時に転送開始した時のグラフ |
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