どうしたものかと思っていたところ、ネット上で Microsoft Security Essentials による Windows XP の起動不良があることを知りました。
参考 URL
サポート切れのWindows XP搭載PCが起動不能となる問題をMicrosoftが修正
http://gigazine.net/news/20140421-windows-xp-boot-problem-fixed/
どうも Microsoft Security Essentials(以下 MSE と表記)の問題のようで、アップデート( Antimalware Engine 1.1.10502.0 )をすれば問題を解決できるということでした。
しかし既に起動不良となっていて、セーフモードでも起動しない状況となっていました。
そこで Puppy Linux を使って、この MSE の起動を抑止して Windows XP を起動させてみました。
問題の Windows XP が起動しないパソコンへ Puppy Linux Precise-5.7.1 の CD を挿入して、通常起動させました。
左下にある sda1 (Windows の C ドライブ)をクリックして開きます。
そして次のディレクトリへ移動します。
/mnt/sda1/Program Files/Microsoft Security Client/
ここにいくつかのファイルがありますが、四つある exe ファイルをリネームして MSE の起動を抑止させることとしました。.exe を .bak へ変更しました。本当はどれか一つをリネームすれば大丈夫だと思われますが、どれか解らないため、すべての実行ファイルを変更しておきました。
msseces.exe
MpCmdRun.exe
MsMpEng.exe
Setup.exe
このリネームが終了したところで、Puppy Linux を終了して Windows XP を起動させます。
するとどうでしょう! 無事 Windows XP が起動しました。
ここで先ほど Puppy Linux 上でリネームした実行ファイルの名前を元に戻しました。ここで MSE だけを起動させてアップデートを試みるべきでしたが、私は単純にアンインストールをして、再度インストールをしようとしました。
しかし MSE は、もう Windows XP へインストールすることができないようです!
もう殆ど使用することのなくなった Windows XP ですので、もう MSE なしで使用していこうと思っています。
読者さんは MSE のアンインストールをするのではなく、是非 MSE のアップデートを試みるようにしてください。おそらく MpCmdRun.exe を起動すれば MSE が起動すると思われますので、MSE の起動後にアップデートを試みてください。
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