今まで使用していた samba 3.4.17 からのメジャー・アップグレードとなります。perl などのメジャー・アップデートではいろいろと面倒な手順を踏んでアップグレードを行わなければならなかったのですが、今回の samba 3.6.13 へのアップグレードでは単純に portupgrade で更新をすることができました。なお portupgrade のときに表示される config メニューにおいて swat を導入するようにチェックマークを追加しておきました。
portupgrade の後に samba 3.6 を起動させるには /etc/rc.conf の設定の見直しも必要でした。従来は winbaind を起動させないために下記のように smbd とnmbd のみを起動させるようにしていました。
#samba_enable="YES"
nmbd_enable="YES"
smbd_enable="YES"
# You need to enable winbindd separately, by adding:
#winbindd_enable="YES"
これを以下のように samba_enable を有効にすることによって samba 3.6 を起動させることができました。そして winbindd は winbindd_enable を有効にしなければ自動的に起動しなくなったようです。
samba_enable="YES"
# You need to enable winbindd separately, by adding:
#winbindd_enable="YES"
念のためにswat で samba 設定を確認しておきました。
なお samba のユーザー登録も新しく行う必要があるようで、swat の password の「ローカルマシンのパスワード管理」か smbpasswd のコマンドで設定を行います。
smbpasswd -a <username>
samba を使ってのネットワーク・ディスクの技術はもう枯れてしまったもののようで、samba 3.6.13 も動作上の問題もなく今までどおり動作しています。
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