長年使用してきた Buffalo 社のイーサネット・スイッチ LSW-TX-8EP が故障しました。
ずっと電源を入れたまま家庭内の LAN の中継をしてくれていたものです。このスイッチにつながっていた IP 電話機へ通話が出来なくなっていたので原因を調べたところ、このスイッチの故障でした。
電源アダプタで電源を供給すると電源を知らせる緑色 LED が点灯するのですが、イーサネットケーブルを接続しても接続を示す LED が点灯しない状態でした。もちろん通信も出来ない状態でした。それも8ヶ所あるコネクタ全てで同じ症状でした。
IP 電話機を復活させるために手持ちのスイッチと交換をして事なきを得ました。
今回故障の原因を探ってみようと思い、このスイッチを分解してみました。裏面にある一本のネジを外した後、周囲にある爪を外しながら上下に筐体を分解することができました。
出てきたプリント印刷基盤を眺めてみましたが特に異常が見当たらなく、原因を捕まえることができませんでした。電源部分の半導体素子の様子もよく観察してみましたが、焼けるなどの原因は見当たりませんでした。写真を見てのとおり IC ( RTL8309SB ) 一個だけの単純な制御回路のため、この IC が何らかの原因で破損してしまった可能性が高いようです。
修理することも不可能なため、このまま分解を進めて、プラスチックごみなどに分別を行って廃棄することとしました。
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