電源投入時に発生するビープ音(長音一回+短音二回)は、やはり有線LANとアナログモデムのコンボカードが故障しているようです。ThinkPad A22e へ手持ちの mini-PCI の無線LANカードなどを装着してみましたが、エラーを知らせるビープ音は発生しませんでした。無線LANカードを通じて Puppy Linux から通信も出来ました。このため ThinkPad A22e 側本体には問題はないものと結論づけました。
また有線LANカードが正常に動作していれば表示されるはずの BIOS 画面での MACアドレスも表示されておらず、BIOS も認識していないことを示しています。
この BIOS の画面を確認したところ、BIOS のバージョンが古いようだったので更新もしておきました。
BIOS のアップデート・プログラムは、BIOS 本体の他、Embedded Controller も一緒にアップデートするものでした。今回のアップデートで次のようにバージョンが変化しました。BIOS のアップデート・プログラムの注意点ですが、Pentium プロセッサ用と Celeron プロセッサ用の二種類に分かれているので注意が必要です。
BIOS のバージョン
(旧) 1.01 (10ET20WW)
(新) 1.07 (10ET26WW)
Embedded Controller のバージョン
(旧) 1.00
(新) 1.01
この BIOS のアップデート後にも再び mini-PCI のカードを差し替えて動作確認をしてみましたが、元々附属していた有線LANとアナログモデムのコンボカードだけがエラーのビープ音を発生していました。この有線LANとアナログモデムのコンボカードは取り付けずに運用することとしました。将来的には、他の ThinkPad と同様に無線LANを内蔵するする方向で検討したいと思っています。ただアンテナの取り付けがシステムボードを取り外すところまで分解しないと出来ないところが躊躇させる部分です。今後の検討課題としておきます。
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