先日丸洗いしたサーバーの IBM @server xSeries 200 (8478-31X) は結局友人が現物を見てその大きさに驚き友人宅でのファイルサーバーとして活躍することはなくなりました。まあこうなることはある程度予想はしていましたがせっかく綺麗にしたサーバーなので何とか使い道がないものかと考えてみました。
そこでファイルサーバーとしての実力をみるためにすでに活躍中のファイルサーバーと中身を入れ替えて動作状況を確認してみました。
現在のファイルサーバーは写真奥の Pentium 4 (1.5GHz) のものです。そして写真手前が今回丸洗いした Pentium 3 (1.0GHz) のマシンです。
なお元々は Celeron (800MHz) のサーバーでしたが、組み立て時にプロセッサを Pentium 3 (1.0GHz) へ入れ替えました。メモリは三つのソケットがあったので 512MB + 128MB + 64MB = 704MB (ECC) を装着しています。本当はもっと多くのメモリを搭載したかったのですが ECC タイプのメモリはこれだけしかありませんでした。
基本的に内部の機械的な構造はまったく一緒なのでそのままハードディスクや RAID カードなどを入れ替えて動作確認をしてみました。写真左側が Pentium 3 (1.0GHz) のもので、そして写真右側が Pentium 4 (1.5GHz) のマシンです。こうして並べてみるとまったく同じ筐体であることが分かります。
二台のサーバーを並べて次々に部品を入れ替えて試験に備えました。
いつものように FTP 転送によるデータ転送速度の計測を行ってみました。およそ 100MByte のバイナリデータの転送を5回行った平均を求めました。
Pentium 3 (1.0GHz) : 50,993KB/s
Pentium 4 (1.5GHz) : 62,590KB/s
やはりプロセッサの処理能力の差が現れた結果となりました。50MB/s の転送速度でも結構速いものなのですが、やはり 62MB/s の転送速度からすると見劣りする感じです。
しかし以前行った同じ系列のサーバーの Pentium 4 (2.2GHz) のものが 63MB/s でプロセッサの動作速度の差が現れなかったことから単純にプロセッサの速度だけでデータの転送速度を向上させることはできないようです。
そして今回は RAID カードも Ethernet カードも 64bit 幅のものだったので、これを 32bit 幅のものを使用すると性能が向上した可能性は残りしましたが、今回の実験では時間的な問題があり追求をしませんでした。ちょっと残念です。
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2011年1月29日土曜日
2011年1月28日金曜日
Coppermine-T を発見
先日洗濯?をした IBM @server xSeries 200 (8478-31X) ですが、同様のサーバーの 8479-4FJ は廃棄するつもりで分解を開始しました。その過程で取り出したプロセッサがいわゆる Coppermine らしくないヒートスプレッダのついたものでした。これは Tualatin ではないかと型番を調べてみました。
SL5QJ : Intel Pentium III 1000/256/133/1.75V ( Coppermine-T )
Coppermine-T というプロセッサの存在は知っていましたが、こんな身近なところにあったとは思ってもいませんでした。
Pentium III の中では Coppermine と Tualatin をつなぐオールラウンドプレーヤーとなるはずだったプロセッサであったようですが、結局は単なる Coppermine となってしまったもののようです。
また私のプロセッサコレクションが一つ増えました。
2011年1月26日水曜日
玄人志向 SATA2EI+ATA-PCIe を再挑戦
先日インストールすることが出来なかった 玄人志向 SATA2EI+ATA-PCIe の再度のインストールに挑戦しました。
前回はシステムが入っているハードディスクをそのまま横滑りで取り付けるようにしていましたが、今回は空のハードディスクを用意してシステムをインストールすることを試みてみました。
写真のように現在接続されているハードディスクの SATA ケーブルを取り外して、別に用意した空のハードディスクを用意して 玄人志向 SATA2EI+ATA-PCIe へ SATA ケーブルを接続してインストールに備えました。
これは ThinkCentre A51 の BIOS のシステムブート順番の様子です。
5: PCI SCSI : Maxtor 6Y080M0 と表示されている部分がそれです。通常であればこれでハードディスクからブートしてゆくはずです。
インストールするシステムはハードディスクからブートさせる方法を調べるだけのものですのでいつもの Puppy Linux 4.3.1 を使用しました。通常の frugal インストールで簡単に済ませたあと、GRUB をインストールしました。
ワクワクしながらマシンを再起動させてみました。ハードディスクの GRUB を認識しなかったようで PXE ブートの状態となってしまいました。やはり玄人志向 SATA2EI+ATA-PCIeのブートは難しいようです。
ここで再び Puppy Linux 4.3.1 の Live-CD から起動させた後、フロッピーディスクへ GRUB4DOS をインストールしてフロッピーディスクの GRUB からハードディスクのシステムをキックさせる方法を試みてみました。
やはり GRUB から起動出来ないようです。ハードディスクを読み取れないようです。ネット上の情報では玄人志向 SATA2EI+ATA-PCIe で使用しているチップの JMB363 へ対応する GRUB のパッチが存在しているようですが、JMB363 の BIOS が 1.06 以降であれば対応しているはずだったので現在は 1.07 なので問題はないものと思っていました。しかしこの BIOS でも GRUB に対応していないようでした。
これで玄人志向 SATA2EI+ATA-PCIe から起動しない理由が判明しましたので、今後 JMB363 対応のパッチを GRUB へ当ててみるなどのしてみたいと思っています。
前回はシステムが入っているハードディスクをそのまま横滑りで取り付けるようにしていましたが、今回は空のハードディスクを用意してシステムをインストールすることを試みてみました。
写真のように現在接続されているハードディスクの SATA ケーブルを取り外して、別に用意した空のハードディスクを用意して 玄人志向 SATA2EI+ATA-PCIe へ SATA ケーブルを接続してインストールに備えました。
これは ThinkCentre A51 の BIOS のシステムブート順番の様子です。
5: PCI SCSI : Maxtor 6Y080M0 と表示されている部分がそれです。通常であればこれでハードディスクからブートしてゆくはずです。
インストールするシステムはハードディスクからブートさせる方法を調べるだけのものですのでいつもの Puppy Linux 4.3.1 を使用しました。通常の frugal インストールで簡単に済ませたあと、GRUB をインストールしました。
ワクワクしながらマシンを再起動させてみました。ハードディスクの GRUB を認識しなかったようで PXE ブートの状態となってしまいました。やはり玄人志向 SATA2EI+ATA-PCIeのブートは難しいようです。
ここで再び Puppy Linux 4.3.1 の Live-CD から起動させた後、フロッピーディスクへ GRUB4DOS をインストールしてフロッピーディスクの GRUB からハードディスクのシステムをキックさせる方法を試みてみました。
やはり GRUB から起動出来ないようです。ハードディスクを読み取れないようです。ネット上の情報では玄人志向 SATA2EI+ATA-PCIe で使用しているチップの JMB363 へ対応する GRUB のパッチが存在しているようですが、JMB363 の BIOS が 1.06 以降であれば対応しているはずだったので現在は 1.07 なので問題はないものと思っていました。しかしこの BIOS でも GRUB に対応していないようでした。
これで玄人志向 SATA2EI+ATA-PCIe から起動しない理由が判明しましたので、今後 JMB363 対応のパッチを GRUB へ当ててみるなどのしてみたいと思っています。
2011年1月23日日曜日
サーバー丸洗い(笑)
先日ルーターとして活躍していたIBM @server xSeries 200 (8478-31X) を本格的に掃除しました。
当初は再活用出来る部品を取り除いて廃棄するつもりでしたが友人へファイルサーバーとしてこのマシンを使用しないかと問い合わせたところ、興味があるので見せて欲しいという話になりました。そこで簡単に掃除をしておこうと思っていたところ、だんだんと本格的な掃除となってしまいました(笑)。
写真を見ての通りマザーボードや電源ユニットを取り外して、その他の電子部品を全部取り払って筐体を丸洗いしました。マイペットなどのアルカリ性のお掃除洗剤でしっかり汚れを落としました。
取り外したマザーボードは掃除機を使って表面の汚れを綺麗にしました。また電源ユニットはいつものように分解して電解コンデンサのパンクがないかの確認も行いました。
そして電源ユニットやプロセッサのところにあるファンも水をつけた筆を使って汚れを綺麗に落としました。やはり一番汚れやすい場所なので綺麗にしておきたいところでした。
今日はここまでで作業を終了しました。組み立ては明日以降に行う予定です。もちろん丸洗いした筐体の中に残っている水分がすっかり乾燥するのを待つためです。
こうして本格的に掃除をしましたがこれから確認しにくる友人がファイルサーバーをして使用することを諦めた場合には自宅のファイルサーバーとして使用しようかとも思っています。
先日ファイルサーバーを交代させて現在 Pentium4 のマシンとなっていますが、電力消費量のより少ないこの Pentium3 のものにしてみようかと思っています。ただしファイル転送速度などの動作の様子を比較して大きな差がないことが条件となりますが。
当初は再活用出来る部品を取り除いて廃棄するつもりでしたが友人へファイルサーバーとしてこのマシンを使用しないかと問い合わせたところ、興味があるので見せて欲しいという話になりました。そこで簡単に掃除をしておこうと思っていたところ、だんだんと本格的な掃除となってしまいました(笑)。
写真を見ての通りマザーボードや電源ユニットを取り外して、その他の電子部品を全部取り払って筐体を丸洗いしました。マイペットなどのアルカリ性のお掃除洗剤でしっかり汚れを落としました。
取り外したマザーボードは掃除機を使って表面の汚れを綺麗にしました。また電源ユニットはいつものように分解して電解コンデンサのパンクがないかの確認も行いました。
そして電源ユニットやプロセッサのところにあるファンも水をつけた筆を使って汚れを綺麗に落としました。やはり一番汚れやすい場所なので綺麗にしておきたいところでした。
今日はここまでで作業を終了しました。組み立ては明日以降に行う予定です。もちろん丸洗いした筐体の中に残っている水分がすっかり乾燥するのを待つためです。
こうして本格的に掃除をしましたがこれから確認しにくる友人がファイルサーバーをして使用することを諦めた場合には自宅のファイルサーバーとして使用しようかとも思っています。
先日ファイルサーバーを交代させて現在 Pentium4 のマシンとなっていますが、電力消費量のより少ないこの Pentium3 のものにしてみようかと思っています。ただしファイル転送速度などの動作の様子を比較して大きな差がないことが条件となりますが。
2011年1月22日土曜日
ジャンクな SATA-RAID カード
いつものようにインターネットオークションで SATA-RAID (玄人志向 SATARAID-PCI) カードを入手しました。写真のようにしっかりとした梱包でこの時までは感激していました。
出品物は未梱包のバルク品ということでしたが、開封してみるとブラケットがパソコンから取り外すときに発生する特有の曲がり方をしていたり、ブラケットの端のネジで止める部分にネジの傷跡があるなどパソコンから取り外した中古品でした。
明らかな中古品なので早速パソコンに取り付けて動作確認をしてみることとしました。
何と起動時に表示されるはずの SATA-RAID カードの BIOS 画面が表示されません。もちろんこの SATA-RAID カード自身も立ち上がったシステムに認識されていませんでした。当然ながら接続していたハードディスクも認識されない状況でした。
何度か起動を繰り返していると BIOS 画面が表示されました。そしてハードディスクも認識される状況になりました。どうも動作が不安定のようです。
取り合えず BIOS のバージョンを調べると 4.3.84 となっていて RAID 構成ができる最新のバージョンとなっていました。そこで非 RAID 構成の最新 BIOS の 4.5.02 をインストールして様子を観察してみることとしました。
Silicom Image 社の公式ホームページから SiI3512 の BIOS イメージをダウンロードしてくることとしました。それからこの BIOS を更新するためにツールの updflash.exe もダウンロードしておきました。
MS DOS 6.2 を起動させて次のコマンドで BIOS のアップデートを行いました。
c:\> UPDFLASH.EXE B4502.BIN
無事 BIOS のアップデートも終了したようです。起動画面で表示される BIOS のバージョンも新しい 4.5.02 のものとなっていました。
ここで DriveFitnessTest を行ってみることとしました。ちゃんとこの SATA-RAID カードに接続したハードディスクが認識されていました。テストを開始するとすぐにテストが終了して次のように「ケーブルエラー」となってしまいました。今まで正常に使用出来ていたケーブルですし、その他で試しに使ってみても問題はありませんでした。やはり SATA-RAID カードが不良のようです。
そこでこのカードの表面を舐めるようにして観察してみました。電解コンデンサが何個も実装されているのでパンクがないか確認もしてみました。どうも問題がないようです。
そこで何となく気になっていたコントローラーチップに貼り付けられていた銀色の RAID と書かれていた丸いシールを剥がしてみました。
何か表面の様子が変です(笑)。小さいものなのですが深い傷が入っているのです。この固いパッケージに傷が入った理由は不明ですが、シールには異常がなかったので製造時からのものか、IC チップの発熱などによって内部から破壊されてしまったもののようです。
結局故障品を掴まされてしまったようです。インターネットオークションでは偶にこんなことに出くわすこともあります。どんなことがあってもブログのよいネタになったと考えるようにしています(笑)。
出品物は未梱包のバルク品ということでしたが、開封してみるとブラケットがパソコンから取り外すときに発生する特有の曲がり方をしていたり、ブラケットの端のネジで止める部分にネジの傷跡があるなどパソコンから取り外した中古品でした。
明らかな中古品なので早速パソコンに取り付けて動作確認をしてみることとしました。
何と起動時に表示されるはずの SATA-RAID カードの BIOS 画面が表示されません。もちろんこの SATA-RAID カード自身も立ち上がったシステムに認識されていませんでした。当然ながら接続していたハードディスクも認識されない状況でした。
何度か起動を繰り返していると BIOS 画面が表示されました。そしてハードディスクも認識される状況になりました。どうも動作が不安定のようです。
取り合えず BIOS のバージョンを調べると 4.3.84 となっていて RAID 構成ができる最新のバージョンとなっていました。そこで非 RAID 構成の最新 BIOS の 4.5.02 をインストールして様子を観察してみることとしました。
Silicom Image 社の公式ホームページから SiI3512 の BIOS イメージをダウンロードしてくることとしました。それからこの BIOS を更新するためにツールの updflash.exe もダウンロードしておきました。
MS DOS 6.2 を起動させて次のコマンドで BIOS のアップデートを行いました。
c:\> UPDFLASH.EXE B4502.BIN
無事 BIOS のアップデートも終了したようです。起動画面で表示される BIOS のバージョンも新しい 4.5.02 のものとなっていました。
ここで DriveFitnessTest を行ってみることとしました。ちゃんとこの SATA-RAID カードに接続したハードディスクが認識されていました。テストを開始するとすぐにテストが終了して次のように「ケーブルエラー」となってしまいました。今まで正常に使用出来ていたケーブルですし、その他で試しに使ってみても問題はありませんでした。やはり SATA-RAID カードが不良のようです。
そこでこのカードの表面を舐めるようにして観察してみました。電解コンデンサが何個も実装されているのでパンクがないか確認もしてみました。どうも問題がないようです。
そこで何となく気になっていたコントローラーチップに貼り付けられていた銀色の RAID と書かれていた丸いシールを剥がしてみました。
何か表面の様子が変です(笑)。小さいものなのですが深い傷が入っているのです。この固いパッケージに傷が入った理由は不明ですが、シールには異常がなかったので製造時からのものか、IC チップの発熱などによって内部から破壊されてしまったもののようです。
結局故障品を掴まされてしまったようです。インターネットオークションでは偶にこんなことに出くわすこともあります。どんなことがあってもブログのよいネタになったと考えるようにしています(笑)。
よくパンクしていた @server xSeries 200
今回交代したIBM @server xSeries 200 のマシンは手元に2台あります。どちらもインターネットオークションで入手したものでした。
内部は何とも不思議な作りで Micro-ATX (MS-6333) のマザーボードに延長基盤を継ぎ足して普通の ATX マザーボードとなっていました。どうしてこのような作りになっているのかいまいち理解できませんでした。他の機種と共通でこの Micro-ATX マザーボードを使っているのだろうと想像するぐらいです。
ただ困ったことは入手した二台ともマザーボードのプロセッサの上側にある四個の電解コンデンサがパンクしていたことでした。どうもこの部分の電解コンデンサの質が悪いものだったようです。どちらも電解コンデンサを新しいものに交換して現在までに至っていますが、交換した電解コンデンサはパンクすることがなかったので電解コンデンサの品質の問題だったと想像しています。
もう十分に使用したマシンなのでここで引退させようと思っています。使える部品を回収して、大きな筐体などは廃棄する方向で考えています。
内部は何とも不思議な作りで Micro-ATX (MS-6333) のマザーボードに延長基盤を継ぎ足して普通の ATX マザーボードとなっていました。どうしてこのような作りになっているのかいまいち理解できませんでした。他の機種と共通でこの Micro-ATX マザーボードを使っているのだろうと想像するぐらいです。
ただ困ったことは入手した二台ともマザーボードのプロセッサの上側にある四個の電解コンデンサがパンクしていたことでした。どうもこの部分の電解コンデンサの質が悪いものだったようです。どちらも電解コンデンサを新しいものに交換して現在までに至っていますが、交換した電解コンデンサはパンクすることがなかったので電解コンデンサの品質の問題だったと想像しています。
もう十分に使用したマシンなのでここで引退させようと思っています。使える部品を回収して、大きな筐体などは廃棄する方向で考えています。
ルーターマシンの交代
自宅サーバーのパケットの流れを制御するルーターマシンを交換しました。
長くルーターマシンとして活躍していたのは IBM @server xSeries 200 (8478-31X) でした。そして新しくルーターマシンとなったは IBM NetVista M41 Slim (6843-FX7) です。
写真を見てのとおりかなり筐体の大きさに差があります。しかしマシンとしての性能は小さな筐体の NetVista M41 Slim の方が上となっています。どちらも Coppermine コアの Celeron で 800MHz と 1100MHz の違いとなっています。
今までルーターマシンとして使っていたのは元々パケットのボトルネックになるほど激しく通信がなかったのです。そしてハードディスクの交換などで作業がしやすいこのマシンをずっと使い続けていました。
しかし事務所が手狭になりつつあったこともあり、大きな筐体のマシンから小さな筐体のものへ交換することとしました。
ルーターマシンの交代では、ハードディスクと LAN カードを一緒に移設しました。取り外した LAN カードは写真のようにホコリまみれの状態でした。何年も稼働し続けいたマシンだけのことはあります(笑)。
ハードディスクや LAN カードは掃除をして新しいマシンへと組み込み、筐体を組み立てて LAN ケーブルをつなぎ接続試験を行いました。無事に通信できることを確認して交換作業は終了しました。
今後はウェブサーバーのマシンも小さなものへ交換をしようと思っています。写真の右側がウェブサーバー、左側の小さいのが新しくなったルーターマシンです。
長くルーターマシンとして活躍していたのは IBM @server xSeries 200 (8478-31X) でした。そして新しくルーターマシンとなったは IBM NetVista M41 Slim (6843-FX7) です。
写真を見てのとおりかなり筐体の大きさに差があります。しかしマシンとしての性能は小さな筐体の NetVista M41 Slim の方が上となっています。どちらも Coppermine コアの Celeron で 800MHz と 1100MHz の違いとなっています。
今までルーターマシンとして使っていたのは元々パケットのボトルネックになるほど激しく通信がなかったのです。そしてハードディスクの交換などで作業がしやすいこのマシンをずっと使い続けていました。
しかし事務所が手狭になりつつあったこともあり、大きな筐体のマシンから小さな筐体のものへ交換することとしました。
ルーターマシンの交代では、ハードディスクと LAN カードを一緒に移設しました。取り外した LAN カードは写真のようにホコリまみれの状態でした。何年も稼働し続けいたマシンだけのことはあります(笑)。
ハードディスクや LAN カードは掃除をして新しいマシンへと組み込み、筐体を組み立てて LAN ケーブルをつなぎ接続試験を行いました。無事に通信できることを確認して交換作業は終了しました。
今後はウェブサーバーのマシンも小さなものへ交換をしようと思っています。写真の右側がウェブサーバー、左側の小さいのが新しくなったルーターマシンです。
2011年1月21日金曜日
Windows XP でも英語キーボードに対応
先日英語キーボードに対応させた ThinkCentre A51 の Debian Lenny ですが、一緒にインストールされている Windows XP 側でも英語キーボードに対応させました。
キーボードの切り替え方法は他のブログにも数多く紹介されていますが、一応私の備忘録をかねて記述しておきます。
キーボードの設定画面を開きます。
「スタート」>「コントロールパネル」>「キーボード」と選んで行きます。
このキーボードの中の「ハードウェア」のタブを選択するとデバイスとして「101/102 英語キーボードまたは Microsoft Natural PS/2 キーボード」が表示されていました。
英語キーボードに既に切り替わっているように錯覚してしまいそうですが、実際には 106 日本語キーボードの設定になっています。
この「101/102 英語キーボードまたは Microsoft Natural PS/2 キーボード」が青く反転して選択されている状態になっていると思いますが、この状態のままプロパティのボタンをクリックします。
これで「101/102 英語キーボードまたは Microsoft Natural PS/2 キーボード」の詳細設定の項目が表示されます。この中から「ドライバ」のタブを選択します。
そして「ドライバの更新」を選択します。すると「ハードウェアの更新ウィザードの開始」が表示されます。ここから本格的にドライバのインストールを行うこととなります。なおドライバはすでに Windows XP 内にある英語キーボードのものを使用するようにします。
まず最初に「ソフトウェア検索のため、Windows Update に接続しますか?」との問いには「いいえ、今回は接続しません」を選びます。
次に「インストール方法を選択してください」の問いには「一覧または特定の場所からインストールする」を選びます。
「検索とインストールのオプションを選んでください」の問いには「検索しないで、インストールするドライバを選択する」を選びます。
「このハードウェアのためにインストールするデバイスドライバを選択してください」との問いには「101/102 英語キーボードまたは Microsoft Natural PS/2 キーボード」を選びます。
このドライバが表示されていない場合には「互換性のあるハードウェアを表示」のチェックマークを外します。すると数多くの選択項目が表示されてきます。この中から製造元:(標準キーボード)の項目を選ぶと「101/102 英語キーボードまたは Microsoft Natural PS/2 キーボード」が表示されるようになると思います。
なお後日の参考のために日本語キーボードに戻すときには、この選択項目の中から「日本語 PS/2 キーボード (106/109 キー)」を選択することとなります。
選択したところで「次へ」をクリックするとドライバのインストールが始まります。「デバイスのインストールの確認」のダイアログボックスが表示されますので「はい」を選択してインストールを完了してください。すると再起動するように促されますので、それに従って再起動させるとちゃんと英語キーボードに対応した形で立ち上がってきます。
よかったら英語キーボードと日本語キーボードの切り替えの参考にしてください。
キーボードの切り替え方法は他のブログにも数多く紹介されていますが、一応私の備忘録をかねて記述しておきます。
キーボードの設定画面を開きます。
「スタート」>「コントロールパネル」>「キーボード」と選んで行きます。
このキーボードの中の「ハードウェア」のタブを選択するとデバイスとして「101/102 英語キーボードまたは Microsoft Natural PS/2 キーボード」が表示されていました。
英語キーボードに既に切り替わっているように錯覚してしまいそうですが、実際には 106 日本語キーボードの設定になっています。
この「101/102 英語キーボードまたは Microsoft Natural PS/2 キーボード」が青く反転して選択されている状態になっていると思いますが、この状態のままプロパティのボタンをクリックします。
これで「101/102 英語キーボードまたは Microsoft Natural PS/2 キーボード」の詳細設定の項目が表示されます。この中から「ドライバ」のタブを選択します。
そして「ドライバの更新」を選択します。すると「ハードウェアの更新ウィザードの開始」が表示されます。ここから本格的にドライバのインストールを行うこととなります。なおドライバはすでに Windows XP 内にある英語キーボードのものを使用するようにします。
まず最初に「ソフトウェア検索のため、Windows Update に接続しますか?」との問いには「いいえ、今回は接続しません」を選びます。
次に「インストール方法を選択してください」の問いには「一覧または特定の場所からインストールする」を選びます。
「検索とインストールのオプションを選んでください」の問いには「検索しないで、インストールするドライバを選択する」を選びます。
「このハードウェアのためにインストールするデバイスドライバを選択してください」との問いには「101/102 英語キーボードまたは Microsoft Natural PS/2 キーボード」を選びます。
このドライバが表示されていない場合には「互換性のあるハードウェアを表示」のチェックマークを外します。すると数多くの選択項目が表示されてきます。この中から製造元:(標準キーボード)の項目を選ぶと「101/102 英語キーボードまたは Microsoft Natural PS/2 キーボード」が表示されるようになると思います。
なお後日の参考のために日本語キーボードに戻すときには、この選択項目の中から「日本語 PS/2 キーボード (106/109 キー)」を選択することとなります。
選択したところで「次へ」をクリックするとドライバのインストールが始まります。「デバイスのインストールの確認」のダイアログボックスが表示されますので「はい」を選択してインストールを完了してください。すると再起動するように促されますので、それに従って再起動させるとちゃんと英語キーボードに対応した形で立ち上がってきます。
よかったら英語キーボードと日本語キーボードの切り替えの参考にしてください。
2011年1月20日木曜日
キーボード・コレクション
昨日の英語キーボードに引き続いて、手持ちのキーボードのコレクション?の紹介です。
まず最初は IBM バックスプリングタイプのキーボードの末裔となった UNICOMP のキーボードです。10数年前に通信販売で新品を購入しました。すでに IBM のものは入手不可能でこの UNICOMP のものとなりました。
以前私がサラリーマンとして勤めていたころによく使っていた IBM パソコンに同様のキーボードが付属していました。このころからこのキーボードが特に好きでした。ただ当時は数多くの人が触っていたキーボードということもあり、明るいアイボリー色が灰色か茶色という感じの汚れたものとなっていてできるだけ触りたくないものでもありました(笑)。
写真は UNICOMP のロゴマーク付近の様子です。
次の黒いキーボードは IBM のロゴマークが入った普通のメンブレンのラバードームタイプのものです。インターネット・オークションで IBM のパソコンを好んで落札していたこともあり、おまけとして付属していたものがだんだんと IBM ブランドのものが集まってきました。なぜかこの黒いキーボードが一番多く3枚となってしまいました。
キーの押し下げ感は音が無く特有の軽い反発感のあるもので好き嫌いが分かれるものだと思います。ただ静かな部屋で静かに操作する時には便利なものだと思っています。ただ私の好みに合わないので使われないまま貯まってゆくばかりのキーボードとなっています。
次のキーボードは SONY の英語キーボードです。SONY らしいグレーのお洒落なものです。以前インターネット・オークションで入手したものです。少し前まで linux や FreeBSD のインストールするときに日本語化するまでの間 英語キーボードの設定となっているため、この間に使っていました。DD-Rescue などの超軽量 linux では英語キーボードしか設定ないものもあり このようなディストリを使うときに重宝していました。
キーボードは普通メンブレン・ラバードームのものでカシャカシャという音も小さめのものです。いわゆるリリーフ的に登場するだけのキーボードですのでいつものは棚の奥にしまわれたままとなっています。
次は古い Gateway2000 のキーボードです。Windows98SE 世代のパソコンを Gateway2000 で購入したときに一緒に付属してきたキーボードです。もう使うことがなくなりましたが比較的操作感がよいと感じていたものだったので保存しておいたものです。写真に撮るために取り出してみると保管方法が悪かったのかプラスチック筐体が黄色く変色してしまっていました。
このキーもメンブレンのラバードームのものですがシャカシャカと特有の音がして押し下げ感も軽く感じのよいものでした。何年も使っていませんでしたがパソコンにつないで動作を確認してみましたが異常はありませんでした。意外と丈夫なキーボードのようです。
以前から気になっていたことですが「可塑剤」の弊害がこのキーボードの一部にも現れていました。キーボードのケーブルに可塑剤が使われているため、この可塑剤が影響してキーボードの筐体の一部が溶けてしまっていました。これはプラスチック消しゴムが接触しているプラスチックが溶けてしまう現象と一緒です。
写真は Gateway2000 のキーボードのケーブルの根元の部分です。一部が溶けて捲れ上がった感じになっています。
これは SONY の英語キーボードのものです。キーボードにぐるぐるとケーブルを巻きつけていたためケーブルが接触した各部分が溶けてしまっていました(涙)。キーボードを保管するときにはケーブルが本体に接触しないように工夫をする必要があるようです。
まず最初は IBM バックスプリングタイプのキーボードの末裔となった UNICOMP のキーボードです。10数年前に通信販売で新品を購入しました。すでに IBM のものは入手不可能でこの UNICOMP のものとなりました。
以前私がサラリーマンとして勤めていたころによく使っていた IBM パソコンに同様のキーボードが付属していました。このころからこのキーボードが特に好きでした。ただ当時は数多くの人が触っていたキーボードということもあり、明るいアイボリー色が灰色か茶色という感じの汚れたものとなっていてできるだけ触りたくないものでもありました(笑)。
写真は UNICOMP のロゴマーク付近の様子です。
次の黒いキーボードは IBM のロゴマークが入った普通のメンブレンのラバードームタイプのものです。インターネット・オークションで IBM のパソコンを好んで落札していたこともあり、おまけとして付属していたものがだんだんと IBM ブランドのものが集まってきました。なぜかこの黒いキーボードが一番多く3枚となってしまいました。
キーの押し下げ感は音が無く特有の軽い反発感のあるもので好き嫌いが分かれるものだと思います。ただ静かな部屋で静かに操作する時には便利なものだと思っています。ただ私の好みに合わないので使われないまま貯まってゆくばかりのキーボードとなっています。
次のキーボードは SONY の英語キーボードです。SONY らしいグレーのお洒落なものです。以前インターネット・オークションで入手したものです。少し前まで linux や FreeBSD のインストールするときに日本語化するまでの間 英語キーボードの設定となっているため、この間に使っていました。DD-Rescue などの超軽量 linux では英語キーボードしか設定ないものもあり このようなディストリを使うときに重宝していました。
キーボードは普通メンブレン・ラバードームのものでカシャカシャという音も小さめのものです。いわゆるリリーフ的に登場するだけのキーボードですのでいつものは棚の奥にしまわれたままとなっています。
次は古い Gateway2000 のキーボードです。Windows98SE 世代のパソコンを Gateway2000 で購入したときに一緒に付属してきたキーボードです。もう使うことがなくなりましたが比較的操作感がよいと感じていたものだったので保存しておいたものです。写真に撮るために取り出してみると保管方法が悪かったのかプラスチック筐体が黄色く変色してしまっていました。
このキーもメンブレンのラバードームのものですがシャカシャカと特有の音がして押し下げ感も軽く感じのよいものでした。何年も使っていませんでしたがパソコンにつないで動作を確認してみましたが異常はありませんでした。意外と丈夫なキーボードのようです。
以前から気になっていたことですが「可塑剤」の弊害がこのキーボードの一部にも現れていました。キーボードのケーブルに可塑剤が使われているため、この可塑剤が影響してキーボードの筐体の一部が溶けてしまっていました。これはプラスチック消しゴムが接触しているプラスチックが溶けてしまう現象と一緒です。
写真は Gateway2000 のキーボードのケーブルの根元の部分です。一部が溶けて捲れ上がった感じになっています。
これは SONY の英語キーボードのものです。キーボードにぐるぐるとケーブルを巻きつけていたためケーブルが接触した各部分が溶けてしまっていました(涙)。キーボードを保管するときにはケーブルが本体に接触しないように工夫をする必要があるようです。
2011年1月19日水曜日
Debian Lenny で英語キーボードへ切り替え
今までメインパソコンとしていた Windows XP professional がインストールされている ThinkCentre A51 から、新しく Debian Lenny がインストールされている ThinkCentre A51 へメインパソコンの座を移動させることとしました。これに伴って使い慣れた英語キーボードも移動させました。
写真を見てのとおり IBM の旧製品のバックスプリング方式のキーボードです。これは数年前にインターネットオークションで入手したもので、この前に UNICOMP ブランドに変更になった同型のキーボードを使用していました。やはり特有のタッチ感と打撃音が心地よいことからなかなか手放せないキーボードです。もう製造されていないキーボードなので壊れてしまうと後がないという意識があるのか、比較的丁寧に扱っています。もう一度どこかのメーカーが製造してくれないものかと切望しています。UNICOMP 社のもので当時2万円ほどで購入したので、価格はこれぐらいで抑えていただけると嬉しいところです。
英語キーボードと日本語キーボードはキーの形状や配列の一部が変わっています。多くの人が最上段のキーやそのシフトキーの配置が微妙に異なっているので混乱してしまう人が多いようです。私は日本語キーボードと英語キーボードを並列して使用していたこともありこのようなキーボードの配置違いに自然に対応出来るようになりました。
さて英語キーボードへの切り替えですが、意外と面倒でした。次の三つのステップで設定を行いました。
Debian Lenny のインストールは今まですべて日本語106キーのもので行っていたので英語キーボード化は今回がはじめてだと思います。似たもので FreeBSD では英語キーボードと日本語キーボードを何度か切り替えた経験があったのでこの経験を頼りにしました。
まず gnome2 のデスクトップのキーボードの変更です。
デスクトップのメニューから [システム]->[設定]->[キーボード]->[レイアウト] と順番に設定項目をたどってゆきます。ここで以下のように変更します。
キーボードの形式 : Generic 101-keyPC
レイアウトの選択 : USA
これで gnome2 上で動く各アプリケーションで英語キーボードで正常な文字入力が出来るようになります。
次にログイン画面のキーボードの設定です。ここでは /etc/X11/xorg.conf を変更します。次のキーボードのセクションを変更します。これでログイン画面でも英語キーボードの配列となります。「#」でコメントアウトしてある部分は日本語キーボードの時の設定です。
Section "InputDevice"
Identifier "Generic Keyboard"
Driver "kbd"
Option "XkbRules" "xorg"
Option "XkbModel" "pc101"
Option "XkbLayout" "us"
# Option "XkbModel" "jp106"
# Option "XkbLayout" "jp"
EndSection
普通はここまでで大丈夫なのですが、私は習慣的に TTY の仮想端末も使用するためこの部分の英語キーボードへの対応をすることとしました。FreeBSD では /etc/rc.conf で設定する場面なのですが、Debian Lenny に rc.conf は存在しておらず設定場所を探すこととなりました。
インターネット上の情報を検索すると console-data の設定を再設定すればよいことが判明したので早速設定してみることとしました。特権ユーザーに昇格した後、以下のコマンドで設定開始です。
# dpkg-reconfigure console-data
まず「console-dataを設定しています」の項目が表示され注意事項などが表示されていました。この後から本格的な設定となっていました。次のように設定してゆきました。これで無事に TTY 仮想端末でも英語キーボードの配列となりました。
キーマップ処理ポリシー:アーキテクチャリストからキーマップを選択
キーボード配置ファミリ:qwerty
キーボードの配置:US american
キーボードの変種:Standard
キーマップ :Standard
結局のこの設定はどこに格納されているのかは不明のままです。こんなんでいいのでしょうか(笑)
これでいよいよ本格的に Debian Lenny の ThinkCentre A51 をメインマシンとして使用してゆきたいと思っています。
写真を見てのとおり IBM の旧製品のバックスプリング方式のキーボードです。これは数年前にインターネットオークションで入手したもので、この前に UNICOMP ブランドに変更になった同型のキーボードを使用していました。やはり特有のタッチ感と打撃音が心地よいことからなかなか手放せないキーボードです。もう製造されていないキーボードなので壊れてしまうと後がないという意識があるのか、比較的丁寧に扱っています。もう一度どこかのメーカーが製造してくれないものかと切望しています。UNICOMP 社のもので当時2万円ほどで購入したので、価格はこれぐらいで抑えていただけると嬉しいところです。
英語キーボードと日本語キーボードはキーの形状や配列の一部が変わっています。多くの人が最上段のキーやそのシフトキーの配置が微妙に異なっているので混乱してしまう人が多いようです。私は日本語キーボードと英語キーボードを並列して使用していたこともありこのようなキーボードの配置違いに自然に対応出来るようになりました。
さて英語キーボードへの切り替えですが、意外と面倒でした。次の三つのステップで設定を行いました。
Debian Lenny のインストールは今まですべて日本語106キーのもので行っていたので英語キーボード化は今回がはじめてだと思います。似たもので FreeBSD では英語キーボードと日本語キーボードを何度か切り替えた経験があったのでこの経験を頼りにしました。
まず gnome2 のデスクトップのキーボードの変更です。
デスクトップのメニューから [システム]->[設定]->[キーボード]->[レイアウト] と順番に設定項目をたどってゆきます。ここで以下のように変更します。
キーボードの形式 : Generic 101-keyPC
レイアウトの選択 : USA
これで gnome2 上で動く各アプリケーションで英語キーボードで正常な文字入力が出来るようになります。
次にログイン画面のキーボードの設定です。ここでは /etc/X11/xorg.conf を変更します。次のキーボードのセクションを変更します。これでログイン画面でも英語キーボードの配列となります。「#」でコメントアウトしてある部分は日本語キーボードの時の設定です。
Section "InputDevice"
Identifier "Generic Keyboard"
Driver "kbd"
Option "XkbRules" "xorg"
Option "XkbModel" "pc101"
Option "XkbLayout" "us"
# Option "XkbModel" "jp106"
# Option "XkbLayout" "jp"
EndSection
普通はここまでで大丈夫なのですが、私は習慣的に TTY の仮想端末も使用するためこの部分の英語キーボードへの対応をすることとしました。FreeBSD では /etc/rc.conf で設定する場面なのですが、Debian Lenny に rc.conf は存在しておらず設定場所を探すこととなりました。
インターネット上の情報を検索すると console-data の設定を再設定すればよいことが判明したので早速設定してみることとしました。特権ユーザーに昇格した後、以下のコマンドで設定開始です。
# dpkg-reconfigure console-data
まず「console-dataを設定しています」の項目が表示され注意事項などが表示されていました。この後から本格的な設定となっていました。次のように設定してゆきました。これで無事に TTY 仮想端末でも英語キーボードの配列となりました。
キーマップ処理ポリシー:アーキテクチャリストからキーマップを選択
キーボード配置ファミリ:qwerty
キーボードの配置:US american
キーボードの変種:Standard
キーマップ :Standard
結局のこの設定はどこに格納されているのかは不明のままです。こんなんでいいのでしょうか(笑)
これでいよいよ本格的に Debian Lenny の ThinkCentre A51 をメインマシンとして使用してゆきたいと思っています。
google 定期便 2011年1月号
恒例の google 定期便が届きました。
今回は太っ腹の最大で 30,000円 の無料抽選券付きとなっていました。
申し込めばだれでも3万円分無料になる訳でなく200本に1本の割合で3万円の割引だそうです。その他2等が1万円(100本に1本)だそうで、その他はすべて従来どおりの5千円割引になるようです。
だんだんと無料お試しための金額が上昇しているようにも思われます。google の台所事情が見え隠れしている部分のようにも感じました。
今までにも何度も無料お試しクーポン券が同封されてきて、これに釣られて申し込みをしていない人に向けて同じ餌を撒いてもだれも餌に食いつかないのは google も心得ているようです。
しかしこのまま無料お試しの金額を上昇させてゆくのか、他の餌を用意するのかが今後気になるところです。お手並み拝見というところでしょうか。
なお今回は「クーポン券」ではなく「抽選券」となっているところが世の中の動向に敏感な google らしいところだと感心しました。
2011年1月18日火曜日
Puppy Linux Wary-500j05 を使ってみました
しばらく動きのなかった Puppy Linux の日本語版ですが、ようやく「パピーリナックス 日本語版」のホームページに日本語版の Puppy Linux 5系のベータバージョンが出てきたようです。
早速使用してみました。まだ正式版でないので CD-R に焼かず直接ハードディスクへ直接インストールしました。
上記の「パピーリナックス 日本語版」のホームページから wary-500j05.iso をダウンロードしてきました。
この iso ファイルを解凍して次の三つのファイルをインストール先のディレクトリへコピーしました。
これでパソコンを立ち上げると順調に起動して何の設定もないままデスクトップ画面が表示されました。そしてすぐに個人設定のダイアログボックスが表示されてデスクトップの解像度の設定などを行うようになっていました。画面の初期値は 800x600 だったので 1024x768 へ変更しました。意外だったのは初期値が xorg ではなく xvesa を使うようになっていることでした。
そして引き続き個人ファイルの保存設定が表示されました。これも初期値のまま設定して終了しました。ここで一度再起動させました。
再起動させたところでいろいろと触ってみました。ブラウザの seamonkey は今までも軽快に動作していましたが新バージョンも軽快に動いていました。私は Puppy Linux では基本的にブラウザとメールしか使わないのでこれで十分かと思ってしまいました。
関連したページ
左上の検索窓から「puppy」で当ブログの Puppy Linux の記事を探してみてください。Puppy Linux の記事も随時更新・追加中です!
早速使用してみました。まだ正式版でないので CD-R に焼かず直接ハードディスクへ直接インストールしました。
上記の「パピーリナックス 日本語版」のホームページから wary-500j05.iso をダウンロードしてきました。
この iso ファイルを解凍して次の三つのファイルをインストール先のディレクトリへコピーしました。
- initrd.gz
- vmlinuz
- wary_500.sfs
これでパソコンを立ち上げると順調に起動して何の設定もないままデスクトップ画面が表示されました。そしてすぐに個人設定のダイアログボックスが表示されてデスクトップの解像度の設定などを行うようになっていました。画面の初期値は 800x600 だったので 1024x768 へ変更しました。意外だったのは初期値が xorg ではなく xvesa を使うようになっていることでした。
そして引き続き個人ファイルの保存設定が表示されました。これも初期値のまま設定して終了しました。ここで一度再起動させました。
再起動させたところでいろいろと触ってみました。ブラウザの seamonkey は今までも軽快に動作していましたが新バージョンも軽快に動いていました。私は Puppy Linux では基本的にブラウザとメールしか使わないのでこれで十分かと思ってしまいました。
関連したページ
Wary 511-01j がリリース
[お知らせ]左上の検索窓から「puppy」で当ブログの Puppy Linux の記事を探してみてください。Puppy Linux の記事も随時更新・追加中です!
2011年1月17日月曜日
これからのデスクトップパソコンのすすめ
私は今年で50歳になります。もうこの歳になると高齢者特有の障害がだんだんと顕著になってきます。特に眼の老化は40代のはじめごろから感じていましたが、最近では遠近両用の眼鏡が欲しくなってきます。このような状況になってくると以前はよく使っていたノートパソコンからだんだんと遠ざかるようになりました。これに反比例してデスクトップパソコンの使用率が高まってきています。
ノートパソコンの特徴はキーボードと液晶ディスプレイがすぐ近くにあり、折り畳むとコンパクトに持ち運ぶことができます。この便利さの犠牲となってしまったのがディスプレイと眼の距離です。やはり視力調整能力が衰えてくるとディスプレイと距離を少し長めにしたくなるのですが、ノートパソコンではこれが難しいのです。腕を思い切って伸ばしてノートパソコンを置いて操作するのも姿勢的に苦しいものです。
そこでデスクトップパソコンなのです。ディスプレイとキーボードが別々に設置することができるからです。かつては奥行きのあるCRTディスプレイが主流だったころにはディスプレイの位置を自由に設置することが難しいことが多かったものです。しかし現在は軽量で薄型の液晶ディスプレイばかりとなりパソコンデスクを広く自由に使うことが出来るようになりました。こんなこともあり液晶ディスプレイがだんだんと身体側から遠ざかってゆくパソコンデスクの端に置くようになってしまいました。この環境のおかげで今日も快調に仕事ができるようになっています。
ブログなどはノートパソコンを膝の上において入力することが多かったこともあり、デスクトップパソコンでもキーボードを膝の上に置いて文字入力をしています(笑)。それも膝の上から滑り落ちにくいテンキーが横についている標準型のものがお気に入りです。
いままでパソコンを使っていた中年世代が高齢世代へ移行してもパソコンを使いけることと思います。これに伴って私と同じ経験をする人たちもきっと多くいると思います。これからは高齢者向けのパソコンがどんどん開発されるものと期待しています。
ノートパソコンの特徴はキーボードと液晶ディスプレイがすぐ近くにあり、折り畳むとコンパクトに持ち運ぶことができます。この便利さの犠牲となってしまったのがディスプレイと眼の距離です。やはり視力調整能力が衰えてくるとディスプレイと距離を少し長めにしたくなるのですが、ノートパソコンではこれが難しいのです。腕を思い切って伸ばしてノートパソコンを置いて操作するのも姿勢的に苦しいものです。
そこでデスクトップパソコンなのです。ディスプレイとキーボードが別々に設置することができるからです。かつては奥行きのあるCRTディスプレイが主流だったころにはディスプレイの位置を自由に設置することが難しいことが多かったものです。しかし現在は軽量で薄型の液晶ディスプレイばかりとなりパソコンデスクを広く自由に使うことが出来るようになりました。こんなこともあり液晶ディスプレイがだんだんと身体側から遠ざかってゆくパソコンデスクの端に置くようになってしまいました。この環境のおかげで今日も快調に仕事ができるようになっています。
ブログなどはノートパソコンを膝の上において入力することが多かったこともあり、デスクトップパソコンでもキーボードを膝の上に置いて文字入力をしています(笑)。それも膝の上から滑り落ちにくいテンキーが横についている標準型のものがお気に入りです。
いままでパソコンを使っていた中年世代が高齢世代へ移行してもパソコンを使いけることと思います。これに伴って私と同じ経験をする人たちもきっと多くいると思います。これからは高齢者向けのパソコンがどんどん開発されるものと期待しています。
2011年1月15日土曜日
玄人志向 SATA2EI+ATA-PCIe を試してみました
いつものようにインターネットオークションで玄人志向 SATA2EI+ATA-PCIe を入手しました。この SATA2EI+ATA-PCIe は SATA2 の 3Gbps の RAID カードとなります。マザーボードの 1.5Gbps よりも高速でハードディスクへアクセス出来る可能性があったため、これを導入して高速化を企んでみたわけです。
早速 ThinkCentre A51 の PCI-e (x1) のスロットへ挿入して動作確認を行ってみました。
ThinkCentre A51 の PCI-e は x1 のものしかなく x16 のビデオカードなどが接続出来ない仕様となっています。PCI-e のソケットに x1 のものしか装着出来ないようにカバーが設置されていました。
SATA のハードディスクのケーブルをマザーボードのソケットからこの SATA2EI+ATA-PCIe のソケットへ接続しなおして起動させてみました。
起動しませんでした(涙)。
原因は BIOS の起動設定のようでした。起動順番のところを見るとブート順番の中にハードディスクが見当たりませんでした。これでは起動しないのも当然です。
どうしたものかと思って SATA2EI+ATA-PCIe の BIOS 画面 ( Ctrl + J ) を確認して見ましたが RAID の設定項目しかなく、これと言った設定はないようでした。なお BIOS のバージョンを確認するとちょうど 1.00 となっていました。
Jmicron 社の JMB363 チップのドライバー類のダウンロードのページから新しい BIOS を発見してダウンロードしてきました。新しい BIOS は1.07 となっていました。
MS-DOS でシステムディスクを作った後、このフロッピーディスクへFlash BIOS をアップデートするツールと一緒に BIOS のバイナリデータを保存して BIOS のアップデートを行いました。
保存したデータは 36xupd.exe , DOS4GW.EXE , jmb363_1.07.00_raid_card.bin の三つのファイルです。
BIOS アップデートツールが入っているフロッピーディスクで MS-DOS を起動させた後、以下のコマンドで BIOS のアップデートを行いました。
なお BIOS のバイナリデータはファイル名が 8.3 形式でなかったため、チルダ(~)が付いて圧縮された表記となっています。チルダを入力するには日本語キーボードでは shift + 「半角/全角」で入力することができます。
a:\> 36XUPD.EXE /w JBM363~1.BIN
上記のコマンドを実行すると特に問い合わせもなく BIOS のアップデートが勝手に実行され終了しました。そして再度起動時に SATA2EI+ATA-PCIe の BIOS を呼び出して BIOS のバージョンを確認してみました。するとちゃんと 1.00 から 1.07 へ変更されていました。
BIOS のアップデートも終了したのでこれでハードディスクから起動出来ると思っていました。パソコンの BIOS の起動順番を確認するとやはりハードディスクが表示されません。
しかしこの BIOS 画面の下の部分を確認すると SCSI-PCI:〜 の項目にハードディスクがあるではありませんか。
どうも x のキーで起動ドライブに加えるか削除することが出来るようです。早速起動ドライブとして追加して起動を試みてみました。
しかしハードディスクのデータを読み出しが上手く行かないようで GRUB の画面が現れることなくフリーズしてしまいました。
SATA2EI+ATA-PCIe の問題なのか GRUB の問題なのか現時点では不明です。
なおマザーボードにハードディスクを接続して、SATA2EI+ATA-PCIe へ別のハードディスクを接続して起動してみました。これは SATA2EI+ATA-PCIe に根本的なハードウェアの問題があるかどうかを確認するためでした。
GRUB の画面でいつもの Debian Lenny を選択して起動をさせました。
何と立ち上がって来たのは SATA2EI+ATA-PCIe に接続したハードディスクの OS でした。 SATA2EI+ATA-PCIe に接続したのは実は以前この ThinkCentre A51 に搭載していた 320GB の SATA ドライブでした。システムなどをそのまま残していたので、このシステムから起動してしまったようです。
何かいろいろと問題があるようですが、ハードウェア的にはちゃんとドライブの内容を読み書き出来るようでした。しかしだんだんと訳が解らなくなってきた感じです。
今回の SATA2EI+ATA-PCIe の導入はここまで終了することとしました。後日再度導入に再チャレンジしてみたいと思っています。
Schwarz Kasten (シュバルツ・カステン)
久しぶりに ThinkPad 535X (CPU=MMX200MHz,MEM=96MB) と ThinkPad 235 (CPU=MMX233MHz,MEM=160MB) を並べてみました。ThinkPad 235 には価格の高かった 128MB の EDO-RAM を装着しています。
どちらも Puppy Linux 4.3.1 std をインストールしてあります。同時に起動させるとやはり ThinkPad 535X が先に立ち上がってきます。ハードディスクの DMA アクセスの有無の差が現れているようです。ThinkPad 235 は linux 系のドライバーで PIO モードにしかならず DMA アクセスが出来ないようです。
ただ液晶画面を比較すれば一目瞭然なのですが、色の発色の良さは ThinkPad 235 に軍配が上がります。やはり色数の少なさなどが大きく影響しているようです。
もはや写真など色の再現性の良さなどを比較するパソコンでもないので ThinkPad 535X の色の悪さはさほど気になりません。こうして比較して改めてこれほど悪かったんだと認識する程度です。
以前はこの二台のパソコンをいつクロックアップするかと考えていたものですが、もうこうして保存状態になってしまうと現状を如何に維持するかが心配となっています。改造で壊してしまうかもしれない行為はできるだけ避けたいところです。
もう少しこの二台の ThinkPad の紹介です。これは発熱の多い電源アダプターです。
左が ThinkPad 535X 用(P/N 83H6340,output=16V/3.36A)で、右が ThinkPad 235 用(P/N 12J1441,output=16V/2.2A)のものです。
内部を確認していないので不明なのですが、スイッチングレギュレータではなく、シリーズレギュレータを使っているのでしょうか?パソコンを動作させていても動作させていなくても熱くなっています。夏場は結構心配になるほどです。
そしてネット上で古い ThinkPad のことを検索すると「弁当箱」と比喩しているものをよく見かけますが、確かに液晶パネルを閉じれば弁当箱らしい姿になっています。私もなかなか気に入っている比喩だと思っています。
しかし弁当箱もよいのですがもう少しお洒落な表現はないものかと考えてみました。ドイツ語で黒い箱を意味する Schwarz Kasten (シュバルツ・カステン)などはどうでしょうか?アメリカ企業の製品にドイツ語のネーミング?と違和感もあります。しかし ThinkPad は全世界で販売されていた製品でもあるのでドイツ人は愛着を込めてこんな呼び方をしていたら嬉しいなと思っています。
2011年1月14日金曜日
ThinkPad 235 もバッテリ充電
久しぶりに ThinkPad 235 の電源を入れてみました。バッテリーの充電が目的でした。およそ一ヶ月間放置していましたが、満タン充電のバッテリーは残り 7% までに減っていました。危うく完全放電するところでした。
ThinkPad 235 の待機電力が大きいようでちょっと長く放置していると完全放電してしまっていたことが何度かありました。これがこの機種の特徴なのかは不明です。この放電が大きいことでいつも気にかけていなければならない手を焼く子供のように感じます。またそこがかわいいところなのかもしれません(笑)。
常時 AC アダプタを接続しておけば放電の問題はないのですが、ThinkPad 235 用の AC アダプタは非動作時でも発熱が多いので出来るだけ接続しないところです。発熱があるということは電力をそれだけ消費していることとなるため、現在のようにエコに関心が高い時代にはそぐわなくなってしまった感じです。やはりバッテリーを充電するときにだけ AC アダプタを接続するしかないようです。
バッテリーの充電と一緒にハードディスクのチェックのため DriveFitnesstest を実行させてみました。こちらも正常に終了しました。これでまた一ヶ月放置することとなりそうです。
本当はまだバリバリ使いたい感じですが、 ThinkPad 535X のようにキーボードの操作感がよくなく、動作も ThinkPad 535X よりプロセッサ速度が速いにも関わらず鈍いのでどうしてもこの様な古いパソコンで何かをしたいときにはついつい ThinkPad 535X を使ってしまいます。
ThinkPad 235 の待機電力が大きいようでちょっと長く放置していると完全放電してしまっていたことが何度かありました。これがこの機種の特徴なのかは不明です。この放電が大きいことでいつも気にかけていなければならない手を焼く子供のように感じます。またそこがかわいいところなのかもしれません(笑)。
常時 AC アダプタを接続しておけば放電の問題はないのですが、ThinkPad 235 用の AC アダプタは非動作時でも発熱が多いので出来るだけ接続しないところです。発熱があるということは電力をそれだけ消費していることとなるため、現在のようにエコに関心が高い時代にはそぐわなくなってしまった感じです。やはりバッテリーを充電するときにだけ AC アダプタを接続するしかないようです。
バッテリーの充電と一緒にハードディスクのチェックのため DriveFitnesstest を実行させてみました。こちらも正常に終了しました。これでまた一ヶ月放置することとなりそうです。
本当はまだバリバリ使いたい感じですが、 ThinkPad 535X のようにキーボードの操作感がよくなく、動作も ThinkPad 535X よりプロセッサ速度が速いにも関わらず鈍いのでどうしてもこの様な古いパソコンで何かをしたいときにはついつい ThinkPad 535X を使ってしまいます。
2011年1月13日木曜日
YouTube の mp4 ファイルを再生する
Debian Lenny の話題です。
YouTube の動画をブラウザで直接再生させるときには Flashplayer をインストールしておけば大丈夫なのですが、ファイルをダウンロードさせて totem で再生させるときにいろいろと問題が発生して困ってしまいます。
flv ファイルについては gstreamer0.10-lame をインストールしておけば大丈夫であることがよく知られていますが、しかし mp4 ファイルの場合については不明でした。
# aptitude install gstreamer0.10-lame
動画を変換するために使用している Avidemux で動画の中の音声部分をプロパティで確認すると AAC 形式になっていることが判明しました。そこで aac をキーワードでパッケージを検索すると gstreamer0.8-faac があり、これをインストールすると音声が再生出来そうでした。
しかしインストールを試みましたがいくつかのファイルをバージョンダウンさせなければならないようで、さらには gstreamer0.10 系に依存関係にある Avidemux などもバージョンダウンに伴って削除されてしまうことを示す警告が表示されました。このままインストールを強行するわけにもゆかずインストールを断念してしまいました。
本当は gstreamer0.10-faac があれば大丈夫だったと思われるのですがパッケージが用意されていないようでした。
そこでネット上を検索すると gstreamer0.10-plugins-really-bad をインストールすればよいとの情報もありましたが解決できず、適合する音声コーデックを探しますか?の案内が再び表示される状況でした。
しかし解決策は意外に身近にありました。aptitude search gstreamer で関連するパッケージを探してみると gstreamer0.10-plugins-bad と上記のものと似たものがあり、上記の gstreamer0.10-plugins-really-bad をアンインストールした後にこの gstreamer0.10-plugins-bad をインストールしてみました。
# aptitude install gstreamer0.10-plugins-bad
結果はこれが正解で totem でちゃんと YouTube からダウンロードした mp4 ファイルを再生することができました。
totem が再生している動画のプロパティを確認するとコーデック : MPEG-4 AAC audio と表示されていてちゃんと totem でも認識出来ていたことが解りました。
ちょっと解決までに時間が掛かりましたが無事再生できるようになって動画を楽しんでいます。
補足
これらのパッケージは www.debian-multimedia.org のリポジトリです。/etc/apt/sources.list にこのリポジトリを追加をする必要があります。
deb http://www.debian-multimedia.org lenny main non-free
YouTube の動画をブラウザで直接再生させるときには Flashplayer をインストールしておけば大丈夫なのですが、ファイルをダウンロードさせて totem で再生させるときにいろいろと問題が発生して困ってしまいます。
flv ファイルについては gstreamer0.10-lame をインストールしておけば大丈夫であることがよく知られていますが、しかし mp4 ファイルの場合については不明でした。
# aptitude install gstreamer0.10-lame
動画を変換するために使用している Avidemux で動画の中の音声部分をプロパティで確認すると AAC 形式になっていることが判明しました。そこで aac をキーワードでパッケージを検索すると gstreamer0.8-faac があり、これをインストールすると音声が再生出来そうでした。
しかしインストールを試みましたがいくつかのファイルをバージョンダウンさせなければならないようで、さらには gstreamer0.10 系に依存関係にある Avidemux などもバージョンダウンに伴って削除されてしまうことを示す警告が表示されました。このままインストールを強行するわけにもゆかずインストールを断念してしまいました。
本当は gstreamer0.10-faac があれば大丈夫だったと思われるのですがパッケージが用意されていないようでした。
そこでネット上を検索すると gstreamer0.10-plugins-really-bad をインストールすればよいとの情報もありましたが解決できず、適合する音声コーデックを探しますか?の案内が再び表示される状況でした。
しかし解決策は意外に身近にありました。aptitude search gstreamer で関連するパッケージを探してみると gstreamer0.10-plugins-bad と上記のものと似たものがあり、上記の gstreamer0.10-plugins-really-bad をアンインストールした後にこの gstreamer0.10-plugins-bad をインストールしてみました。
# aptitude install gstreamer0.10-plugins-bad
結果はこれが正解で totem でちゃんと YouTube からダウンロードした mp4 ファイルを再生することができました。
totem が再生している動画のプロパティを確認するとコーデック : MPEG-4 AAC audio と表示されていてちゃんと totem でも認識出来ていたことが解りました。
ちょっと解決までに時間が掛かりましたが無事再生できるようになって動画を楽しんでいます。
補足
これらのパッケージは www.debian-multimedia.org のリポジトリです。/etc/apt/sources.list にこのリポジトリを追加をする必要があります。
deb http://www.debian-multimedia.org lenny main non-free
2011年1月12日水曜日
ThinkPad 535X はまだクラシックパソコンにはならない
久しぶりに内部バッテリの充電を兼ねて ThinkPad 535X を立ち上げてみました。
今日も快調に立ち上がってくれました。
とりあえず Puppy Linux で起動させみました。やはり Pentium 4 世代のパソコンのように起動してくれません。しばらく放置していると立ち上がっているという感じでしょうか。
LAN カードを挿していたので自動的に認識されてブラウザの seamonkey でインターネットを閲覧できる状況となっていましたが、さすがにこの Pentium MMX 200MHz のマシンでは画像のあるページなどでは表示をするのにも一苦労な感じです。
しかしこんな古いパソコンをいつまでも手放すことなく使い続けるというよりは触り続ける?のは自分でも不思議でなりません。このパソコンの放つ不思議な魅力が原因なのでしょうか?
世の中にはやはり古い工業製品を使い続ける人たちが数多く存在しています。クラシックカーの愛好家の方々などもその一つではないかと思っています。
パソコンにもクラシックパソコンというものが存在するのでしょうか?確かにアップルコンピュータの初期のものや日本電気の初期のころのPC-98シリーズやそれ以前のものはクラシックパソコンと呼んで間違えのないものと思います。
しかしどこまでがクラシックパソコンかと言われると途端に境界が不明瞭になってしまう感じです。
個人的には専用のディスプレイモニター用の端子のほかにテレビへ接続するための黄色いコンポジット端子がついていて、それもこのテレビ接続が一般的な時代のパソコンがクラシックな部類にあたるように感じています。
自分自身ではじめて購入したパソコンからは現実に手にしていたものですから愛着もありますが、記憶が鮮明でなんとなくクラシック(古典)というよりは、昔使っていたパソコンという感じでクラシックパソコンとは感じられないのです。
私が事業をはじめたのは平成5年のことで確か平成5年か6年のころに NEC のノートパソコン PC-9821Ne2 というのを買いました。50万円近くしたと思います。当時はパソコンの値段はまだまだ高かったのです。Intel i486 DX が搭載されたもので当時はそこそこ動いて便利なパソコンだったという印象を持っています。当時はまだ16bit OS の Windows 3.1 が搭載されていたころでした。あの Dos から windows のコマンドで起動させていた時代です。
もうとっくの昔に廃棄してしまったパソコンですが、この PC-9821Ne2 をクラシックパソコンと呼ぶことにはやはり抵抗があります。そのためここで話題にしている ThinkPad 535X もまだまだクラシックな部類には入らないどころか、殿堂入りはかなり先のことになりそうです。
しかしパソコンの状態を維持するのはなかなか難しいもので昨日のフロッピードライブの不調のように突然調子が悪くなってしまうことも多く、それも修理する部品もなく他の中古パソコンから部品を調達しながら維持する感じとなっています。
しかしこんな手間隙をかけてまで維持をしようとする何かがきっとあると思っています。
あなたにも手放せない古いパソコンはありませんか?
Dos でテキストエディタで作文をするには全然快適なのでまったく実用性のないパソコンとは言い切れないのがなんとも。。。
フロッピードライブの不調
年末に NetVista M41 Slim のフロッピードライブが不調になっているのを発見していました。何せ中古品なのでいつどこかが不調になっても不思議ではありません。不調を発見した時には蓋を開けて内部のコネクタの様子を確かめるだけでした。もちろんコネクタをつなぎ直しただけで復旧したらこのブログの記事はありませんでした。
その後時間を見つけては少しずつフロッピードライブの不調を直そうとしていました。マザーボードと接続するリボンケーブル(普通のフラットケーブルではありません)を同型機種のものと交換したり、フロッピードライブそのものも交換してみました。しかし不調が直りません。
不調はフロッピーディスクをフォーマットしたり、書き込みをしようとすると書き込み防止キーを確認するように求められるものでした。しかしフロッピーディスクの書き込み防止キーは書き込みが出来るようになっています。
ケーブルもドライブも交換して同様の症状が出ることから、後はマザーボードだけとなっていました。そこで本体を分解してマザーボードを取り出して確認してみることとしました。
快調にパソコンを分解してマザーボードを取り出しました。せっかくなのでマザーボードのホコリも掃除しました。せっかく分解したのでこの機会に掃除をして気持ちよく作業が出来るようにしました。もちろんマザーボード上の電解コンデンサもパンクがないか確認しましたが運良くパンクは見つかりませんでした。
マザーボードをざっと観察してみましたが、特に問題はないようです。しかしフロッピードライブへつながるコネクタを観察すると何と1ピンありません。手元にある別種類マザーボードを確認したところ、ピン抜けはありませんでした。
これが原因だとその瞬間勝利を確信しました(笑)。
しかしマザーボードの裏面を確認すると本来ピンがあるべき位置にスルーホールなどの跡がありません。この背面の様子を観察するかぎりどうも最初からピンがないコネクタだったようです。
結局フロッピードライブの不調を示すそれらしい原因は結局見当たりませんでした。以前のライザーボードのようにしっかりとしたゴミやホコリが着いているなどを期待していただけにがっかりな結果となってしまいました。
せっかく分解したパソコンなので日頃掃除が出来ない部分を次々と掃除しておきました。
そして電源ユニットも分解掃除することとしました。もちろん内部の様子を観察して異常の有無を確認しました。この電源ユニットにも電解コンデンサのパンクはありませんでした。そしてかなり汚れていた小さなファンもしっかり掃除しておきました。
そしてパソコンを組み立て直したところで再度フロッピードライブの調子を確認してみました。
なぜか調子良く動いているのです。結果オーライな感じになってしまいました。
不調の原因が不明なままでは再度発生する可能性があるため不本意な結果となってしまいました。
その後時間を見つけては少しずつフロッピードライブの不調を直そうとしていました。マザーボードと接続するリボンケーブル(普通のフラットケーブルではありません)を同型機種のものと交換したり、フロッピードライブそのものも交換してみました。しかし不調が直りません。
不調はフロッピーディスクをフォーマットしたり、書き込みをしようとすると書き込み防止キーを確認するように求められるものでした。しかしフロッピーディスクの書き込み防止キーは書き込みが出来るようになっています。
ケーブルもドライブも交換して同様の症状が出ることから、後はマザーボードだけとなっていました。そこで本体を分解してマザーボードを取り出して確認してみることとしました。
快調にパソコンを分解してマザーボードを取り出しました。せっかくなのでマザーボードのホコリも掃除しました。せっかく分解したのでこの機会に掃除をして気持ちよく作業が出来るようにしました。もちろんマザーボード上の電解コンデンサもパンクがないか確認しましたが運良くパンクは見つかりませんでした。
マザーボードをざっと観察してみましたが、特に問題はないようです。しかしフロッピードライブへつながるコネクタを観察すると何と1ピンありません。手元にある別種類マザーボードを確認したところ、ピン抜けはありませんでした。
これが原因だとその瞬間勝利を確信しました(笑)。
しかしマザーボードの裏面を確認すると本来ピンがあるべき位置にスルーホールなどの跡がありません。この背面の様子を観察するかぎりどうも最初からピンがないコネクタだったようです。
結局フロッピードライブの不調を示すそれらしい原因は結局見当たりませんでした。以前のライザーボードのようにしっかりとしたゴミやホコリが着いているなどを期待していただけにがっかりな結果となってしまいました。
せっかく分解したパソコンなので日頃掃除が出来ない部分を次々と掃除しておきました。
そして電源ユニットも分解掃除することとしました。もちろん内部の様子を観察して異常の有無を確認しました。この電源ユニットにも電解コンデンサのパンクはありませんでした。そしてかなり汚れていた小さなファンもしっかり掃除しておきました。
そしてパソコンを組み立て直したところで再度フロッピードライブの調子を確認してみました。
なぜか調子良く動いているのです。結果オーライな感じになってしまいました。
不調の原因が不明なままでは再度発生する可能性があるため不本意な結果となってしまいました。
2011年1月10日月曜日
ThinkCentre A51 で WindowsXP の起動不良
現在メインパソコンとして整備中の ThinkCentre A51 ではなく、以前からメインパソコンと一緒に使っているサブパソコンの同型機種 ThinkCentre A51 の Windows XP Professional の起動が時々おかしくなってしまいます。
このサブパソコンの ThinkCentre A51 はいつも Debian Lenny を起動させています。しかし時々メインパソコンがなんらかの理由で使用できないなどのときに Windows XP を起動させています。いわば予備的にしか Windows XP を起動させることしかありません。
しかしこの予備的に起動させたとき、いろいろとセキュリティアップデートが次々に行われるなどをして使いたい時に満足に使えない事態が発生しないように時々 Windows XP を起動させてメンテナンスを行っています。このようなメンテナンスの場面で Windows XP が起動しないことがたまに発生しているのです。
実は昨年の暮れにハードディスクの不調が疑われたため従来から使用してきた 350GB のものから 500GB のものへ交換していました。ただしデータは GParted を使ったコピーで対応していました。このためか以前の 350GB の時に発生したハードディスク上の問題をそのままコピーしてしまったのではないかとも思っています。
症状としては GRUB で Windows XP を chainloader で起動させた後、そのまま左上にカーソルの点滅が表示されたまま起動シーケンスに入らないという状況です。どうも GRUB から Windows XP 上の起動に関わる部分への受け渡しがうまくいっていない感じです。
ただ困ることは毎度このような感じになるのではなく、たまに発生することです。こんな状況のため確実な原因が解らない状況となっています。原因が解れば対策も可能なのですが、まだ原因を見つけ出せていない状況なのです(涙)。
このサブパソコンの ThinkCentre A51 はいつも Debian Lenny を起動させています。しかし時々メインパソコンがなんらかの理由で使用できないなどのときに Windows XP を起動させています。いわば予備的にしか Windows XP を起動させることしかありません。
しかしこの予備的に起動させたとき、いろいろとセキュリティアップデートが次々に行われるなどをして使いたい時に満足に使えない事態が発生しないように時々 Windows XP を起動させてメンテナンスを行っています。このようなメンテナンスの場面で Windows XP が起動しないことがたまに発生しているのです。
実は昨年の暮れにハードディスクの不調が疑われたため従来から使用してきた 350GB のものから 500GB のものへ交換していました。ただしデータは GParted を使ったコピーで対応していました。このためか以前の 350GB の時に発生したハードディスク上の問題をそのままコピーしてしまったのではないかとも思っています。
症状としては GRUB で Windows XP を chainloader で起動させた後、そのまま左上にカーソルの点滅が表示されたまま起動シーケンスに入らないという状況です。どうも GRUB から Windows XP 上の起動に関わる部分への受け渡しがうまくいっていない感じです。
ただ困ることは毎度このような感じになるのではなく、たまに発生することです。こんな状況のため確実な原因が解らない状況となっています。原因が解れば対策も可能なのですが、まだ原因を見つけ出せていない状況なのです(涙)。
2011年1月9日日曜日
難航するアプリケーションのインストール
メインパソコンの入れ換えで今までメインパソコン(自作 pentium 2.6C)にインストールされていた各種のアプリケーションソフトウェアを新しいパソコン(ThinkCentre A51)へインストールする作業が続いています。
再インストールを機にバージョンアップを行ったソフトウェアもありましたが、従来からのバージョンのままのものでもなぜか動かないソフトウェアもあったりして原因追求などで頭を痛めています。
Windows パソコンで愛用していた秀丸メール(鶴亀メールの時代から)も定期受信が上手く行かないなど今まで当たり前のように動いていたものが動かないのがとても辛かったりします。
特に最近では Debian 系の Linux を散々触っていることもあって、ネット接続でどんどんダウンロードしては次々にインストールが進んで、普通に使える環境のありがたさを改めて実感しています。
Windows のソフトウェアのアップグレード版などのようにインストール CD-ROM でインストールしようとすると途中でアップグレードの権利確認のために古い CD-ROM に一時的に入れ換えたりしながらインストールする作業には本当にうんざりします。
以前使っていた環境をそのまま再現したいだけなのにこんなに苦労するなんて!
もっと便利にならないものですかね。
再インストールを機にバージョンアップを行ったソフトウェアもありましたが、従来からのバージョンのままのものでもなぜか動かないソフトウェアもあったりして原因追求などで頭を痛めています。
Windows パソコンで愛用していた秀丸メール(鶴亀メールの時代から)も定期受信が上手く行かないなど今まで当たり前のように動いていたものが動かないのがとても辛かったりします。
特に最近では Debian 系の Linux を散々触っていることもあって、ネット接続でどんどんダウンロードしては次々にインストールが進んで、普通に使える環境のありがたさを改めて実感しています。
Windows のソフトウェアのアップグレード版などのようにインストール CD-ROM でインストールしようとすると途中でアップグレードの権利確認のために古い CD-ROM に一時的に入れ換えたりしながらインストールする作業には本当にうんざりします。
以前使っていた環境をそのまま再現したいだけなのにこんなに苦労するなんて!
もっと便利にならないものですかね。
2011年1月7日金曜日
ThinkCentre A51 へアプリケーションのインストール
昨日行った個人データの移行はやはり10時間ほど時間が掛かりました。何度も様子を観察しては異常なくコピーが進んでいるのを確認しました。途中二回ほど上書き確認が表示されましたが、頻繁に監視していたのでロスタイムの僅かで済みました。
今まで使っていた自作のメインパソコン(2003年7月製作)と入れ換えて ThinkCentre A51 を置いてみました。
パソコンデスクが何だか広くなった感じとなりました。パソコンや周辺装置がどんどん小型化しているので大変助かります。以前はこのパソコンデスクに17インチのCRTディスプレイが乗っていましたからもっと狭っ苦しい感じでした。
いよいよこれからが大変でメインパソコンで使っていた各種のアプリケーションソフトウェアをインストールして行かなければなりません。そして以前使用していたときと同じように再設定も必要です。しばらく頭を悩ませる日々が続きそうです。