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2011年1月12日水曜日

ThinkPad 535X はまだクラシックパソコンにはならない


久しぶりに内部バッテリの充電を兼ねて ThinkPad 535X を立ち上げてみました。

今日も快調に立ち上がってくれました。

とりあえず Puppy Linux で起動させみました。やはり Pentium 4 世代のパソコンのように起動してくれません。しばらく放置していると立ち上がっているという感じでしょうか。

LAN カードを挿していたので自動的に認識されてブラウザの seamonkey でインターネットを閲覧できる状況となっていましたが、さすがにこの Pentium MMX 200MHz のマシンでは画像のあるページなどでは表示をするのにも一苦労な感じです。

しかしこんな古いパソコンをいつまでも手放すことなく使い続けるというよりは触り続ける?のは自分でも不思議でなりません。このパソコンの放つ不思議な魅力が原因なのでしょうか?

世の中にはやはり古い工業製品を使い続ける人たちが数多く存在しています。クラシックカーの愛好家の方々などもその一つではないかと思っています。

パソコンにもクラシックパソコンというものが存在するのでしょうか?確かにアップルコンピュータの初期のものや日本電気の初期のころのPC-98シリーズやそれ以前のものはクラシックパソコンと呼んで間違えのないものと思います。

しかしどこまでがクラシックパソコンかと言われると途端に境界が不明瞭になってしまう感じです。
個人的には専用のディスプレイモニター用の端子のほかにテレビへ接続するための黄色いコンポジット端子がついていて、それもこのテレビ接続が一般的な時代のパソコンがクラシックな部類にあたるように感じています。

自分自身ではじめて購入したパソコンからは現実に手にしていたものですから愛着もありますが、記憶が鮮明でなんとなくクラシック(古典)というよりは、昔使っていたパソコンという感じでクラシックパソコンとは感じられないのです。

私が事業をはじめたのは平成5年のことで確か平成5年か6年のころに NEC のノートパソコン PC-9821Ne2 というのを買いました。50万円近くしたと思います。当時はパソコンの値段はまだまだ高かったのです。Intel i486 DX が搭載されたもので当時はそこそこ動いて便利なパソコンだったという印象を持っています。当時はまだ16bit OS の Windows 3.1 が搭載されていたころでした。あの Dos から windows のコマンドで起動させていた時代です。

もうとっくの昔に廃棄してしまったパソコンですが、この PC-9821Ne2 をクラシックパソコンと呼ぶことにはやはり抵抗があります。そのためここで話題にしている ThinkPad 535X もまだまだクラシックな部類には入らないどころか、殿堂入りはかなり先のことになりそうです。

しかしパソコンの状態を維持するのはなかなか難しいもので昨日のフロッピードライブの不調のように突然調子が悪くなってしまうことも多く、それも修理する部品もなく他の中古パソコンから部品を調達しながら維持する感じとなっています。

しかしこんな手間隙をかけてまで維持をしようとする何かがきっとあると思っています。

あなたにも手放せない古いパソコンはありませんか?

Dos でテキストエディタで作文をするには全然快適なのでまったく実用性のないパソコンとは言い切れないのがなんとも。。。

2 件のコメント:

  1. はじめまして。
    手元にある535X・・・以前、debianをいれて、家庭LAN用内部DNSとして使ってましたが、本棚にしまい忘れてました。

    どうやら、バッテリーもまだ健在。
    三連休、ちょっとかまってみようかな(*'ω'*)

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  2. コメントありがとうございます。

    535X いいですよね〜!

    私にとっては手放せないノートパソコンの一つですが、bonji (なる) さんも本棚に大切にしまっているところをみるとやはり手放せないのでしょうね。

    私の 535X もときどき電気を入れてバッテリの充電をしたり、どこか異常がないか確かめています。これがブログになるわけですが。

    bonji (なる) さんの 535X もずっと可愛がってあげてください!!

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