2016年3月20日日曜日

玄人志向 玄箱 HG (二台目)の整備

昨日引き続いて玄箱 HG の二台目を整備しました。

整備を行った玄箱 HG (二台目)です。

整備の概要

玄箱 HG を分解して、筐体ならびにボードの表面を洗浄しました。冷却ファンは、前の所有者さんがガラガラと音がする軸受けにオイルを注油していたということで、そのオイルが飛散して少々汚れが取り難くなっていました。アルコールと一緒に綿棒で擦り洗いをしました。そしてシリアルコンソールの外部端子も設置しました。昨日、設置作業を行った玄箱 HG (一台目)のときと同じ場所へ外部端子を設置しましたが、今回は裏側の突起部分を削りとって平らにしたところへ外部端子を接着しました。

整備作業の様子

二台目の玄箱 HG の整備の様子の写真をまとめました。どうぞご覧ください。

掃除のために取り外した冷却ファンです。
油染みとホコリが融合した汚れになっていました。
冷却ファンを固定していた背面パネルです。
いつもの水分を含ませた刷毛で掃除をしても汚れが落ちませんでした。
そこで綿棒へアルコールを含ませて、羽やフレームを綺麗に掃除しました。
軸受け部分へグリスを注入しました。
何度か注油を行っていたらしく、すでに軸受けを隠すシールの粘着力は失われていました。
そこでシールの中央に残っていた円形のプラバンを剥がして元の位置へ取り付けました。
新しいテープによって軸受け部分を封印することとしました。
丸くテープを切り抜いて封印作業を終えました。
シリアルコンソールへピンヘッダをハンダ付けしました。
玄箱 HG (一台目)と同じようにコンデンサの干渉を避けるスペーサを挟んでハンダ付けしました。
シリアルコンソールの外部端子は玄箱 HG (一台目)と同じ場所へ取り付けました。
しかし今回は内側の突起部分をホビー用ルータで削りとって平にしました。
写真ではルータで削った後、紙やすりで処理しています。
IDE ソケットから切り出した外部端子となる部分です。
接着面が小さいので補強のプラバンを接着しています。
背面パネルへ外部端子を接着したところです。
外部端子へボードのシリアルコンソール端子へ接続するケーブルを取り付けました。
シリアルコンソールの外部端子を取り付けて、組み立てを行うところです。
最後の蓋を閉める直前で動作確認を行いました。
この状態でメーカー純正のファームウェアをインストールしておきました。
整備が終わった二台目の玄箱 HG です。


2016年3月19日土曜日

玄人志向 玄箱 HG へ シリアルコンソールの外部端子を設置

筐体の掃除を行い、内部のボードへシリアルコンソールのピンヘッダなどを設置していた玄箱 HG は、そのまま仮組みの状態で放置していました。本日は天気も良かったことから久しぶりの工作を行って、シリアルコンソールの外部端子を設置しました。

今回シリアルコンソールの外部端子を設置した玄箱 HG です。

概要

今までにも二台の玄箱(初代)へシリアルコンソールの外部端子を設置してきました。基本的にはこれと同じ方法で背面パネルへ取り付けました。具体的には、目隠しシールで覆われていた LAN ポートの [直結・クロス] の切り替えスイッチの場所へ取り付けました。

工作

写真でシリアルコンソールの外部端子の設置作業の様子をまとめました。ご覧ください。

玄箱 HG の背面パネルにある目隠しシールの様子です。
背面パネルにある目隠しシールを剥がすと LAN ポートの切替スイッチの穴がありました。
外部端子用に CD ドライブの廃棄ボードから IDE ソケットを切り出して外部端子としました。
IDE ソケットを切り出してきた外部端子と取り付け穴の大きさを比較しているところです。
従来から開いている穴の横幅を楕円形のくぼみの縁まで拡張しました。
写真では 4 ピンのピンヘッダ用ソケットを差し込んで大きさの確認をしました。
背面には突起部分があるため外部端子固定用の足場となるプラバンを接着しました。
なお外部端子にはピン抜けを防ぐために小さな蛇の目基盤をハンダ付けしておきました。
外部端子を背面パネルの所定の位置へ接着しました。
一緒に補強用のプラバンも一緒に接着して強度を確保しておきました。
ホードのシリアルコンソール端子へ接続するソケットとケーブルを取り付けたところです。
筐体へ組み込んで電源ユニットやボードと接触しないか最終確認を行いました。
外部端子とボードのシリアルコンソールの端子を接続したところです。
最終的に組み立てなおして、シリアルコンソールの外部端子の設置作業を終了しました。



2016年3月17日木曜日

mozilla.debian.net が Firefox を提供へ

mozilla.debian.net では Firefox の Debian 版となる Iceweasel の最新版を提供してきていました。しかしバージョン 45.0 からは Iceweasel ではなくFirefox となっていました。

Firefox 45.0 のクレジット表示

経緯

他のディストリビューションでは、すでに Firefox が 45.0 へアップグレードしていましたが、mozilla.debian.net では Iceweasel 45.0 が提供されていませんでした。そのうち apt-get update を行うと mozilla.debian.net のリポジトリが壊れていると表示されるようになってしまいました。そこで mozilla.debian.net のウェブサイトで状況を確認したところ、上記のとおり Iceweasel ではなく Firefox の提供へ切り替わっていました。どのような経緯から Iceweasel ではなく Firefox へ変更となったのかは不明です。

インストール方法

新規インストールもアップグレードも同じ手順で大丈夫です。

まず /etc/apt/sources.list へ mozilla.debian.net のリポジトリを追加します。Iceweasel 44.0.2 からのアップグレードの場合には、 "iceweasel-release" の部分を "firefox-release" へ変更します。

# vi /etc/apt/sources.list

新規の場合、リポジトリを末尾へ追加
# mozilla.debian.net
deb http://mozilla.debian.net/ jessie-backports firefox-release

アップグレードの場合は修正
# mozilla.debian.net
deb http://mozilla.debian.net/ jessie-backports iceweasel-release
          ↓↓↓
deb http://mozilla.debian.net/ jessie-backports firefox-release

Firefox をバックポートを指定してインストールします。インストール・コマンドには apt-get を使用してください。aptitude の場合、問題が発生する場合があります。ここでは日本語パッケージも一緒にインストールしています。
# apt-get update
# apt-get install -t jessie-backports firefox firefox-l10n-ja

インストールが終わるとアプリケーション・メニューの中のインターネット・セクションの中に新しく Firefox が追加されています。そして従来の Iceweasel も残っています。この残っている Iceweasel をアンインストールしないようにしてください。アンインストールしようとすると gnome のデスクトップを始め、多くの重要アプリケーション・ソフトウェアも一緒に削除しようとしてしまいます。素人にはとても削除できません。目障りかもしれませんが放置してください。


PLANEX MZK-MF300N を入手

インターネット・オークションにてプラネックスの小型無線 LAN ルータの MZK-MF300N を入手しました。

今回入手したプラネックス MZK-MF300N です。

概要

手のひらサイズの小型無線 LAN ルータです。イーサネット・ポートは一つで、ルータとして使用するときには WAN ポートとして機能をします。そしてアクセスポイントやイーサネット・コンバータとして使用するときには LAN ポートとして機能するようになっています。

MZK-MF300N の背面側の様子です。
イーサネット・ポート一つと 5 ボルト電源ジャックがあります。

無線 LAN 部分は、2.4GHz 帯の IEEE 802.11 b/g/n に対応しています。小型の 11n 対応の無線 LAN ルータでよく見かける Realtek RTL8196 が本機にも使用されていました。

動作確認

電源投入後、一度リセット・ボタンを針で押して内部を初期化しました。そして完全に起動したと思われた時点で無線 LAN の電波の中から "ap-pc-******" と表示されているアクセスポイントへ接続しました。接続時のパスワードは "12345678" でした。MZK-MF300N の初期 IP アドレスは 192.168.111.1 でした。そこでブラウザで 192.168.111.1 へアクセスすると設定画面へログインすることができました。ログイン時のパスワードなどは、ユーザ名:admin、パスワード:password でした。

設定画面をみると先日入手した Logitec LAN-W150N/PR と酷似しているように思われました。全体の色合いなどは全然異なるのですが、各種選択項目など部分が非常に似ていました。どうも同じツールを使用してファームウェアを作っているようです。

分解

いつものように分解をして中身を確認してみました。

筐体底面にある四つのゴム足の内、前面側の二つのゴム足の下にヘックスローブ・ネジ(T-6)が隠されていました。このネジを外すと筐体の天板部分が外れるようになっていました。天板は手前側がヘックスローブ・ネジで、後側が爪で固定されていました。

底面にある二本のヘクスローブ・ネジを外したところです。
MZK-MF300N の蓋を外したところです。

ボードを観察してみましたが、チップがほとんど見えませんでした。しかしネット上では放熱器やシールを剥がしてチップを確認している先人たちがいらっしゃいましたので、これを参考にしました。
・無線 LAN 統合チップ:Realtek RTL8196C
・システムメモリ:WinBond W9812G61H-6 (16MB)
・フラッシュメモリ:MX 25L3235D (シリアル、4MB)
MZK-MF300N のボード表面
SoC の表面には放熱器と思われる物体が貼り付けられていました。

RTL8196 チップを使用している無線 LAN ルータの多くが 2MB のフラッシュメモリを搭載しているのですが、本機では 4MB のフラッシュメモリが搭載されていました。これであれば、将来的にファームウェアの載せ替えも可能かと思わます。

MZK-MF300N のボード裏面
こちら側にフラッシュメモリが搭載されています。

今回ボードを観察していて面白いと思ったのは、内蔵アンテナを取り付ける予備ランドでした。現時点では 90 度の直角に二個のアンテナが設置されています。しかしこのアンテナを 45 度の角度で設置できる予備ランドが設けられていました。11n でよくある三本アンテナに対応できるように準備だけが行われていたのでしょうか。

MZK-MF300N の内蔵アンテナの様子です。
三本目のアンテナも設置できるようにランドだけは用意されていました。

シリアルコンソールと思われる四つ並んだランドがあったため、ピンヘッダをハンダ付け使用を準備していました。しかしピンヘッダを借り置きして蓋を閉めてみようとしたところ、ピンヘッダと蓋の内側の WPS スイッチのボタンが干渉して蓋が閉まらないことが判明しました。そこで急遽ハンダ付けは中止することとしました。将来的にファームウェアを入れ替える段階となったところでピンヘッダをハンダ付けしようと思います。

MZK-MF300N のシリアルコンソールと思われるランド
シリアルコンソールの端子へピンヘッダを取り付けると WPS ボタンと干渉してしまいます。

分解した本機ですが、元通りに組み立てて保管することとしました。やはり RTL8196 対応のファームウェアのビルドができるようになった時点で、いろいろと試して見たいと考えています。どうも 4MB のフラッシュメモリを搭載している本機が最初の実験台になるのではないかと想像しています。


Logicool QuickCam Communicate Deluxe (V-UBE43) を入手

インターネット・オークションにて、ロジクールのウェブカメラ QuickCam Communicate Deluxe (V-UBE43) を入手しました。

今回入手した QuickCam Communicate Deluxe (V-UBE43) です。

どうも大型家電量販店で購入したもののようで、販売店のタグ類がそのまま残っていました。そして新品・未使用のものだったようです。とても幸運でした。

QuickCam Communicate Deluxe (V-UBE43) のパッケージです。

QuickCam Communicate Deluxe (V-UBE43) を開梱したところです。

動作確認

早速 Debian Jessie が稼働しているマシンへ装着してみたところ、Guvcview などで問題なく動作しました。

QuickCam Communicate Deluxe (V-UBE43) 本体を取り出したところです。


 側面にあるピント調節ホイールも右手で調整するため、レンズの前を遮ることなく調整できます。

QuickCam Communicate Deluxe (V-UBE43) のピント調整ホイールが側面に設けられていました。

そして画質は、レンズが良いためか良好なものとなっていました。ピントを近距離に合わせて撮影したものです。近距離でもシャープな画像が得られました。

QuickCam Communicate Deluxe (V-UBE43) で撮影したサンプル画像です。

個人的に収集を行っている古い ThinkPad と同様に外装がゴム塗装となっているため、将来的にベトベトになってしまうのではないかと少し心配しています。日頃から雑巾などで表面を水拭きしていれば、表面に染み出してくる可塑剤を減少させられるため、大抵問題ないはずだと思っています。しかし、こればかりは時間が経過してみないと結果が解らないのが辛いところです。

FreeBSD 9.3 の p39 (OpenSSH, sysarch) アップデート

FreeBSD 9.3 へ p39 アップデート(2個)が到着しました。今回は OpenSSH と sysarch でした。
この他、FreeBSD 10 系に二個のエラッタ修正もありました。
FreeBSD-SA-16:14.openssh
OpenSSH xauth(1) command injection
https://www.freebsd.org/security/advisories/FreeBSD-SA-16:14.openssh.asc

FreeBSD-SA-16:15.sysarch
Incorrect argument validation in sysarch(2)
https://www.freebsd.org/security/advisories/FreeBSD-SA-16:15.sysarch.asc

FreeBSD-EN-16:04.hyperv (FreeBSD 10 系のみ)
Hyper-V KVP (Key-Value Pair) daemon indefinite sleep
https://www.freebsd.org/security/advisories/FreeBSD-EN-16:04.hyperv.asc

FreeBSD-EN-16:05.hv_netvsc (FreeBSD 10 系のみ)
hv_netvsc(4) incorrect TCP/IP checksums
https://www.freebsd.org/security/advisories/FreeBSD-EN-16:05.hv_netvsc.asc

/usr/src/UPDATING の内容

20160316        p39     FreeBSD-SA-16:14.openssh-xauth
                        FreeBSD-SA-16:15.sysarch

        Fix OpenSSH xauth(1) command injection. [SA-16:14]
        Fix incorrect argument validation in sysarch(2). [SA-16:15]

ソースツリーの更新

subversion でソースツリーを更新しました。
# svn update /usr/src
Updating '/usr/src':
G    /usr/src/UPDATING
U    /usr/src/crypto/openssh/session.c
U    /usr/src/sys/amd64/amd64/sys_machdep.c
U    /usr/src/sys/conf/newvers.sh
Updated to revision 296978.

カーネルとユーザランドの再ビルド

今回のアップデートでは、カーネルとユーザランドの再ビルドが必要です。
# cd /usr/src
# make buildworld
# make buildkernel KERNCONF=MYKERNEL

カーネルとユーザランドのインストール

# make installkernel
# make installworld

マシンの再起動

# reboot


2016年3月16日水曜日

Logitec LAN-W150N/PR を入手

インターネット・オークションにてロジテックの無線 LAN ルータの LAN-W150N/PR を入手しました。

今回入手したロジテック LAN-W150N/PR です。

概要

外観はちょっと特徴的で、背面にあるイーサネット・ポートの部分が膨らんだ形状の筐体となっています。この一段高くなった部分にスリット状の排気口が設けられており、内部で発生した熱をここに集めて排気するようになっていました。そして電源ジャックは存在せず、ミニ USB ソケットによって 5 ボルトの電源を給電してもらうようになっていました。最近では小型の電子機器でよく見られる電源供給方式となっていました。これは、ミニ USB プラグ方式の電源アダプタが数多く販売されていることも関係しているようです。
そして無線 LAN の部分は、2.4GHz 帯の IEEE 802.11 b/g/n 対応となっていました。

ロジテック LAN-W150N/PR の背面です。

動作確認

初期 IP アドレスは 192.168.2.1 でした。設定画面のログインのためのユーザ名:admin、パスワード:admin でした。

有線 LAN も 無線 LAN も必要最小限度の設定ができるだけでした。

ちょっと疑問だったのが WAN 設定の部分で DHCP で IP アドレスの配給を受けるときには、MTU が最大 1492までしか設定できないことでした。静的設定では MTU を 1500 へ設定することができました。別にこれでも通信するのに困らないのですが、今まで見たことのなかった設定だったので少々戸惑いました(笑)。

分解

とりあえず分解して中身の様子を観察してみました。分解は底面にある四本のネジを外すと、底面の蓋が外れて、内部のボードを取り出すことができました。

LAN-W150N/PR の底面のネジの取り外し。
手前側二本の長さが奥側二本よりも短いものが使用されていました。

使用されている主要なチップは以下のとおりです。小型の無線 LAN ルータでよく見かける RTL8196 シリーズのチップが使用されていました。そしてメモリは、容量少な目の 16MB で、フラッシュメモリは 2MB  でした。フラッシュメモリの容量の小さなものはファームウェアの入れ替えが難しいのが残念なところです。
・無線 LAN 統合チップ:Realtek RTL8196B
・システムメモリ:ESMT M12L128168A-6T (16MB)
・フラッシュメモリ:MX 29LV160CBTI-70G (2MB)
LAN-W150N/PR のボード裏面
LAN-W150N/PR のボード表面


分解した筐体を元通りにして、RTL8196B のファームウェアのビルドができるまで放置することとしました。