2016年2月4日木曜日

NETGEAR 無線 LAN アダプタ WG111 V2

ネットギアの無線 LAN トラベルセット JWGB111 の中にあった無線 LAN アダプタの WG111 の動作確認を行いました。なお WG111 には、いくつかのバージョンが存在しています。今回紹介するものは WG111 V2 となります。lsusb コマンドで情報を読みだすと WG111(v1) rev 2  となっていました。

ネットギア WG111 V2 の外観です。
本機のバージョンは WG111 V2 となります。

外観

以前入手していた同社の WG111T と似た外観をしています。本体中央部にロゴマークが描かれた透明部品が接着してあり、ちょっとお洒落な感じとなっています。

WG111V2 の外観

動作確認

Debian Jessie で動作しているパソコンへ装着してみたところ p54usb ドライバで動作しました。

ただし USB1.1 のポートへ装着すると WG111 の認識はできるのですが、何故か無線 LAN アクセスポイントへ接続できませんでした。USB2.0 のポートであれば問題なく動作します。これは以前紹介した アイ・オー・データの無線 LAN アダプタの WN-G54/BB と同じ現象でした。どちらも ISL3887 のチップを使用していることから、この ISL3887 を搭載した無線 LAN アダプタ特有の現象のようです。

なお本機を動作させるには、本体内部で使用するファームウェアも事前にパソコンへインストールしておく必要があります。

prism54 - Debian Wiki
https://wiki.debian.org/prism54
$ wget https://daemonizer.de/prism54/prism54-fw/fw-usb/2.13.25.0.lm87.arm --no-check-certificate
$ su
# mv 2.13.25.0.lm87.arm /lib/firmware/isl3887usb
ファームウェアのインストールで注意する点があります。それは p54usb に対応したファームウェアが ISL3886 用と ISL3887 用の二つあることです。上記の Debian Wiki の内容に従って ISL3887 用のファームウェアをインストールしてください。


NETGEAR 無線 LAN トラベルセット JWGB111 を入手

ネットギア 無線 LAN トラベルセット JWGB111 をインターネット・オークションにて入手しました。

今回入手したネットギア無線 LAN トラベルセット JWGB111 です。
写真はポーチの様子です。ポーチの一部が劣化していました。

概要

黒いポーチの中へ小型の無線 LAN ルータ(WGR101)と無線 LAN (WG111)アダプタを収納することができるセットです。無線 LAN の規格は、2.4GHz 帯の IEEE 802.11 b/g です。

JWGB111 のポーチの内容です。
収納ポケットへ本体やアダプタを収めることができるようになっていました。

無線 LAN ルータの WGE101 の筐体は手のひらサイズの小さなものですが、電源アダプタが別付けとなっており、この電源アダプタの体積も含めると微妙な大きさとなってしまいます。そして無線 LAN アダプタの WG111 は一般的な大きさのスティック状の USB 型アダプタとなっています。

右が無線 LAN ルータの WGR101 です。
左が無線 LAN アダプタの WG111 です。
今後、無線 LAN ルータの WGR101 を分解して内部を観察してみたいと思っています。

PCI GW-US54GXS を入手

プラネックスの無線 LAN アダプタ GW-US54GXS をインターネット・オークションにて入手しました。

今回入手したプラネックス GW-US54GXS です。
プラネックス GW-US54GXS の裏面です。

概要

透明のプラスチックで作られたスケルトン状態の筐体となっています。ただし内部の電子部品が丸見えの状態ではなく、表面と裏面には白色の薄板が内部に取り付けられており、どちらかといえば化粧品を思わせるクリスタル系の筐体となっています。また動作中は内部から青色の LED ランプで筐体の先端部分が光る構造となっていました。

プラネックス GW-US54GXS が動作中に光る様子です。

動作確認

Debian Jessie で動作中のパソコンへ装着してみたところ zd1211rw ドライバで動作しました。すでにカーネルに組み込み済みの rd1211rw ドライバには、本機のデバイス ID (2019:5303)が登録されていました。

なお動作させるには、本機の内部で使用するファームウェアを事前にパソコンへインストールしておく必要があります。

zd1211rw - Debian Wiki
https://wiki.debian.org/zd1211rw
Debian Jessie の場合
# apt-get update && apt-get install firmware-zd1211

Debian Wheezy の場合
# apt-get update && apt-get install zd1211-firmware

FON2100E をリピータ(中継器)にしました

以前 RAM を 16MB から 32MB へ拡張した FON2100E の使い道を探して、今回リピータ(中継器)として設定してみました。今回はこのリピータ設定の備忘録としての記事です。

リピータ(中継器)として動作中の FON2100E です。

32MB へ RAM を拡張していることから FON2100E には OpenWrt Barrier Breaker 14.07 をインストール済みです。今回の設定はこの OpenWrt Barrier Breaker 14.07 での設定となりますが、他のバージョンでも同様に設定ができるものと思われます。

以下のウェブサイトを参考にしてリピータとしての設定作業を行いました。
Routed Client with relayd (Pseudobridge) [OpenWrt Wiki]
https://wiki.openwrt.org/doc/recipes/relayclient
Repeater configurations here! Both ways, bridged and simple repeater
https://forum.openwrt.org/viewtopic.php?id=39077

リピータの仕様

リピータには様々な形式があるようです。今回設定したリピータの仕様としては、マスター側の無線 LAN ルータの DHCPD によってリピータ側で動作しているパソコンの IP アドレスの設定を行うもので、マスター側の無線 LAN ルータのサブネット内で動作させるものです。OpenWrt の解説では PseudoBridge (偽物の橋)となっています。

下記に今回リピータ(中継器)として設定したデータを記述しておきます。参考にして設定される場合には、適宜変更してください。

基本的な設定データ
  • マスター側の無線 LAN ルータの IP アドレス:192.168.1.1
  • マスター側の無線 LAN ルータの SSID : OpenWrt
  • リピータ(FON2100E)の IP アドレス:192.168.2.1
  • リピータ(FON2100E)の SSID : OpenWrt2
  • リピータが使用するマスター側へ接続する IP アドレス:192.168.1.254

設定手法

基本的に OpenWrt の場合には、telnet ログインした後、コマンドで設定を行ったり、直接 設定ファイルを編集する方が楽に作業ができると感じています。上記の参考ウェブサイトも基本的にこの方法で説明が行われています。この記事でも telnet によるログインの後、コマンドによる設定で説明しています。なお OpenWrt の設定に手慣れている人であれば、ブラウザの設定画面(Luci)からでも設定できます。

リピータ(中継器)ソフトウェアのインストール

まず最初に OpenWrt のブラウザ設定画面(Luci)などから今まで行ってきた設定の初期化を行います。そしてインターネット経由でソフトウェアのインストールができるまでの最低限の設定を行います。ソフトウェアのインストールができる状況となったところでリピータ(中継器)として動作させる二つのソフトウェア(relayd, luci-proto-relay)をインストールします。
# opkg update
# opkg install relayd
# opkg install luci-proto-relay

自動起動するように relayd のデーモンを有効にしておきます。
# /etc/init.d/relayd enable

無線 LAN 部分の設定

無線 LAN の設定ファイル(/etc/config/wireless)を編集します。
ここでの設定の要点は、初期設定時に一個用意されている 'wifi-iface' の項目を二個に増やして、一つをマスター側の無線 LAN ルータからの無線 LAN を受信をするクライアントとして、もう一つをリピータとして無線 LAN の電波を発射するアクセスポイントして設定することです。
# vi /etc/config/wireless
### 編集する wifi-iface の部分だけを抜き出しています###

### マスター側から受信するクライアント部分 ###
config wifi-iface
        option device 'radio0'
        option network 'wwan'
        option ssid 'OpenWrt'
        option mode 'sta'
        option encryption 'psk2'
        option key 'password'

### リピータとして送信する部分 ###
config wifi-iface
        option device 'radio0'
        option network 'lan'
        option ssid 'OpenWrt2'
        option mode 'ap'
        option encryption 'psk2'
        option key 'password'

ネットワーク設定

ネットワークの設定ファイル(/etc/config/network)を編集します。
編集の概要としては 'lan' の項目を修正して、'wwan' と 'stabridge' の項目を追加します。そして 'loopback' の項目には修正ありません。
# vi /etc/config/network
### /etc/config/network の内容です###

config interface 'loopback'
        option ifname 'lo'
        option proto 'static'
        option ipaddr '127.0.0.1'
        option netmask '255.0.0.0'

config interface 'lan'
        option ifname 'eth0'
        option type 'bridge'
        option proto 'static'
        option netmask '255.255.255.0'
        option ip6assign '60'
        option ipaddr '192.168.2.1'
        option delegate '0'
        option gateway '192.168.1.1'
        option dns '192.168.1.1'

config interface 'wwan'
        option proto 'static'
        option ipaddr '192.168.1.254'
        option netmask '255.255.255.0'
        option gateway '192.168.1.1'

config interface 'stabridge'
        option proto 'relay'
        option ipaddr '192.168.1.254'
        list network 'lan'
        list network 'wwan'

DHCP の設定

DHCP の設定ファイル(/etc/config/dhcp)を編集します。
編集の要点としては 'lan' の項目で DHCP サーバとしての機能を停止させるため、「option ignore '1'」を追加します。
そして念の為に 'wan' の項目にも同様の記述があることを確認します。
# vi /etc/config/dhcp
### 編集する lan と wan の部分だけを抜き出しています###

config dhcp 'lan'
        option interface 'lan'
        option dhcpv6 'server'
        option ra 'server'
        option ra_management '1'
        option ignore '1'

config dhcp 'wan'
        option interface 'wan'
        option ignore '1'

ファイアウォールの停止

リピータとして転送速度の低下要因となるファイアウォールは不要ですので、停止させます。ファイアウォールとしての機能は、マスター側の無線 LAN ルータで行っています。
# /etc/init.d/firewall stop
# /etc/init.d/firewall disable

動作確認

動作確認のためリピータ(FON2100E)を再起動させます。
# reboot
リピータとして発信している SSID が 'OpenWrt2' の無線 LAN の電波を受信することができて、そして接続することができれば成功です。インターネットへアクセスできることを確認してください。
またリピータ(FON2100E)の LAN ポートへパソコンを接続してもインターネットへアクセスできることを確認してください。

ここではリピータ側の無線 LAN の SSID を 'OpenWrt2' としましたが、リピータでの動作確認ができれば、無線 LAN 設定ファイルを修正してマスター側と同じ 'OpenWrt' と変更することができます。マスター側の無線 LAN ルータとリピータの無線 LAN の接続を境目なく移動したい場合(ローミング)には、同じ SSID と同じパスワードに設定してください。(追記2016-02-05)同じ SSID の設定の場合、マスター側の無線 LAN ルータとの干渉も位置関係で大きくなることがあります。その場合にはリピータ側の SSID を別名に変更してください。

または、明確にリピータ(中継器)の電波を受信したいときには SSID は別々にしておくことをお奨めします。

メンテナンス方法

リピータの設定を見直すときには、リピータが使用するマスター側へ接続する IP アドレス(192.168.1.254)へ ブラウザ または端末から telnet でアクセスしてください。

その他、パソコンの有線 LAN ポート の IP アドレスを 192.168.2.2 へ設定して、LAN ケーブルでパソコンとリピータ(FON2100E)を接続します。そして ブラウザ または端末から telnet で 192.168.2.1 へアクセスを行ってください。リピータの設定が行えます。
(2016-02-04 メンテナンス方法を修正しました。)

2016年2月3日水曜日

PCI GW-EX300N を入手

プラネックスの ExpressCard 用 無線 LAN アダプタの GW-EX300N を入手しました。

今回入手したプラネックス GW-EX300N です。

私個人としては、初めての ExpressCard 製品となります。手持ちのパソコンに ExpressCard に対応したパソコンもそれほど多くない状況だったので、必要性を感じていませんでした。しかし ThinkPad R51e や R60e のように ExpressCard スロットを備えているパソコンも若干所有をしていることもあり、そのうち機会があれば ExpressCard の製品を入手して動作を確認してみたいと思っていました。

概要

34 ミリ幅の標準的な本体にアンテナ部が突出している形状です。アンテナ部は特に大きいとは言えませんが、PC カードに比較して幅が細いためアンテナ部が飛び出している印象を受けました。ドライバには rt2800pci で対応可能でした。

プラネックス GW-EX300N の表面の様子です。


動作確認

Debian Jessie が稼働している ThinkPad R51e へ装着して動作確認を行いました。rt2800pci のドライバで動作しました。他の rt2800pci ドライバで動作する無線 LAN アダプタと同様に快適な動作をしていました。なお rt2800pci のドライバで動作する無線 LAN アダプタには、事前にファームウェアのインストールが必要です。

rt2800pci - Debian Wiki
https://wiki.debian.org/rt2800pci
# apt-get update
# apt-get install firmware-ralink

動作中は、アンテナ部にある一個の LED ランプが点滅をして動作状況を知らせてくれました。

プラネックス GW-EX300N の LED ランプ


2016年2月2日火曜日

Buffalo WLI-CB-G300HP を入手

バッファローの無線 LAN アダプタの WLI-CB-G300HP をインターネット・オークションにて入手しました。

今回入手したバッファロー WLI-CB-G300HP です。

概要

本体の PC スロットへ収納される部分が黒染めの金属筐体となっており、見た目の印象がとても精悍なデザインとなっていました。同社の他製品のハイパワーモデルと同様にアンテナ部分に赤色のプラスチック部材が使用されていました。またアンテナ部は本体よりも二倍も厚さを増しており、内部に大きなアンテナ構造を有していることが想像できるものとなっていました。そして無線 LAN の仕様としては 2.4GHz 帯のみの対応で IEEE 802.11 b/g/n 対応となっていました。

WLI-CB-G300HP のアンテナ部の様子

動作確認

Debian Jessie が稼働中のパソコンへ装着してみたところ、すんなりと認識して動作を開始しました。ドライバに rt2800pci が使用されていました。個人的には rt2800pci で動作する無線 LAN アダプタは安定した動作をしている印象を持っています。なお rt2800pci のドライバで動作する無線 LAN アダプタには、事前にファームウェアのインストールが必要です。
rt2800pci - Debian Wiki
https://wiki.debian.org/rt2800pci
# apt-get update
# apt-get install firmware-ralink

動作中は、一般的な POWER(電源)とACT(動作)の二個の LED ランプの他、電波状況を知らせる三個の連なった LED ランプが設けられていました。

WLI-CB-G300HP の LED ランプ




2016年2月1日月曜日

FreeBSD Asterisk 1.8.32.3_4 へアップデート

FreeBSD の ports へ Asterisk のアップデート(1.8.32.3_3 から 1.8.32.3_4 へ)が到着しました。

流石に Asterisk の開発の中心は新しいバージョンへ移行している模様で、1.8 系のバージョンのアップデートもだんだんと少なく、間隔が伸びているように感じました。

とは言っても、我が家では安定性重視ですので、FreeBSD がメンテナンスを続けているうちは、このまま 1.8 系の Asterisk を使用し続ける予定です。

Asterisk 1.8.32.3_4 のビルドオプション