今回入手したバッファロー WLI-U2-G144N です。 |
概要
三本アンテナが三方向に伸びる UFO 型の無線 LAN アダプタです。ネット上に本機についていくつか掲載されている情報によると、三本のアンテナのうち、二本が本当のアンテナで、残り一本はダミー(飾りのアンテナ)となっているようです。USB ソケットのある場所のアンテナがダミーらしいです。 |
そして無線 LAN チップに Marvell 社のものを使用しているようで、Linux ネイティブのドライバが存在していないようです。Marvell 社のチップは無線 LAN チップに限らず多くの製品で Linux に対応していないようです。
NdisWrapper でインストール
Linux ネイティブのドライバが存在しないため、WindowsXP 用のドライバを使用して NdisWrapper で動作させてみました。WindowsXP 用のドライバは、バッファロー公式ウェブサイトのダウンロード・ページにある Buffalo Wireless LAN Driver Disk Ver.10.52 のものを使用してみました。
ドライバを解凍したディレクトリ内を grep 検索で WLI-U2-G144N の文字列を探してみたところ、U2G300N のディレクトリ内にある NETUG300.inf に存在しました。そこでこの NETUG300.inf を NdisWrapper へインストールしました。
# cd wdrv-1052/U2G300N/
# ndiswrapper -i NETUG300.inf
WLI-U2-G144N をパソコンの USB ポートへ接続してドライバがロードされているか確認しました。
# ndiswrapper -l
netug300 : driver installed
device (0411:00CA) present
動作確認
WLI-U2-G144N のドライバが NdisWrapper に読み込まれていることを確認したうえで、無線 LAN の設定を行おうとしましたが、出来ませんでした。 iwconfig や ifconfig のコマンドで WLI-U2-G144N が無線 LAN デバイスとして認識されていませんでした。残念ながら現時点での NdisWrapper では、 WLI-U2-G144N は対応していないようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。