Debian Wheezy Xfce をインストールした ThinkPad 600E です。 |
今回用意した ThinkPad 600E は、2645-5BJ のものです。プロセッサにモバイル Pentium 2 の 400MHz を搭載しています。そしてメモリは、オンボードの 64MB に拡張スロットへ 256MB と 128MB を追加した、合計 448MB となっています。一応、オンボードのメモリを無効にして、拡張スロットへ 256MB を二枚挿して 512MB へ拡張することも可能ですが、今回は少し少なめのメモリでも動作することを確認したくて、このまま使用することとしました。
さて Debian Wheezy のインストールですが、一番最初に USB メモリへネットワーク・インストールの ISO ファイルを書き込んで PLop Boot Disk で起動させて使用する予定でした。しかし何故か起動画面は表示できるのですが、その後インストールができない状況となってしまいました。
そこで CD-R へネットワーク・インストールの ISO ファイルを焼いてインストールを試みました。今回は無事起動してインストール作業が開始されました。しかしハードウェアの検出の部分でちょっとしたトラブルに遭いました。
当初はカードバスではない PCMCIA カードのネットワークカードを使用してインストールを進めようとしましたが、ネットワークカードを認識してくれないのです。これは ThinkPad 600E のハード的な問題なのか? インストール・ソフトウェアの問題なのか? は不明です。
当初カードスロット部分のトラブルかと思いましたので、USB ネットワーク・アダプタを使ってインストールを試みました。するとハードウェアの認識もできて、最後までインストールを完了させることができました。なおインストール後にカードバスのネットワーク・アダプタを使用してインストールを試みてみたところ、ちゃんと認識することができましたので、PCMCIA タイプのネットワーク・アダプタを使用するのは問題が発生するようです。
インストールに使用した コレガ FEther USB-TXS です。 |
インストールで認識することが出来たバッファロー LPC-CB-CLX です。 |
ブラウザに Iceweasel 24.6.0 を、メーラーに Icedove 24.6.0 をインストールして動作状況を観察してみました。
やっぱり起動や表示が遅めです!
しかし、いつも遅いマシンをいろいろと触っている自分としては、まだ素性の良い遅さであると感じました。不安定さが感じられないのです。待てば確実に表示される安心感を感じました(笑)。ただもう実用性を語るにはとても難しい状況で、趣味として起動させて、心地良いキータッチを味わうだけのもののようです。
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