courier-imap の前回のアップデートで、バージョンが 1.15,2 になりました。すると自宅のメールサーバへ STARTTLS によるアクセスができなくなってしまいました。自宅サーバへのアクセスなので、通信の保護は特に必要としないことから、接続の保護は「なし」、認証方式は「平文のパスワード」として問題を一時的に回避していました。
もちろん問題解決のため courier-imap のビルドオプションなどの見直しも行いましたが、見直すような項目もなく、何の解決も出来ませんでした。
そして本日 FreeBSD の ports へ courier-imap-4.15_1,2 が到着していました。バージョンの番号からして、何かの問題対策であろうと思われました。courier-imap を再ビルドして、インストールすることとしました。
ビルドオプションを見ると「GNUTLS」という新しい項目が追加されていました。きっとこれが問題対策に違いないと思って、このオプションを有効にして再ビルド・インストールを行いました。
早速 Icedove や Thunderbird で自宅サーバへ接続して、接続の保護を「STARTTLS」として、認証方式を「通常のパスワード認証」に切り替えてアクセスしてみました。以前のようにアクセスすることができました。もちろんメールもちゃんと読むことができるようになりました。
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