Xircom 社の RBEM56G-100 という有線 LAN とモデムのコンボ・アダプタをインターネット・オークションで入手しました。先日も Xircom CEM56-100 有線 LAN とモデムのコンボ・アダプタを入手したばかりですが、今回のものはカプラーケーブルのないタイプ(Dangle-less)のものです。
PC カードの Type 3 という最も厚さのある形状をしていて、よく見かける Type 2 のスロットしか用意されていないノートパソコンでは使用することが出来ない形状となっています。
写真は ThinkPad A22e の PC カードスロットへ挿入したときの様子です。PC カード・スロットの大きさいっぱいのサイズとなっていることが判ると思います。ただこの形状のおかげで LAN ケーブルのソケット部分も PC カード本体の中に装備することが出来るようになったことから、ノート・パソコンからはみ出す部分が無くなっています。これは大きなメリットで、このはみ出しの無さからこの RBEM56G-100 を入手した人も多かったのではないかと想像しています。
ThinkPad A22e で Puppy Linux 4.3.1(2012) と Puppy Linux 5.2.8 で動作確認を行ってみました。
どちらの Puppy Linux でも有線 LAN の部分は xircom_cb というドライバが読み込まれました。先日の Xircom CEM56-100 のものとは違ったドライバでした。ドライバ名の最後にある _cb の文字から CardBus 用のドライバと思われます。このドライバで問題なく通信ができました。ただ Pyppy Linux 4.3.1(2012) も Puppy Linux 5.2.8 の両方において、パソコンを再起動させたところ有線 LAN の自動認識が行われませんでした。なぜか dhclient が上手く動作しないようで、通信不可の状態で立ち上がってしまいます。一度有線 LAN アダプタを抜いて、再度差し直すとちゃんと動作してくれます。原因がどこにあるのか不明ですが常用するにはちょっと不便な有線 LAN アダプタになりそうです。
次にモデム部分の確認を行ってみました。なぜか Puppy Linux 4.3.1(2012) も Puppy Linux 5.2.8 の両方ともモデムの検出の時点でシステム停止(ストール)となってしまいました。そしてアダプタを抜くとシステムは復帰して動作を開始しました。モデム部分は上手く認識をしてくれないようです。先日の Xircom CEM56-100 においてもモデムが上手く動作しなかったことから、Xircom のモデムを動作させるのは難しいかもしれないと感じています。
モデム部分を動作させることを今後の課題としたいと思います。
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