再びインターネット・オークションで表題の PLANEX FNW-3600 -TX 有線 LAN アダプタを入手しました。
この製品も DOS 対応の有線 LAN アダプタです。それも先日入手した FNW-3700-T と同様に 10BASE-T と 100BASE-TX に対応しています。そして形状は Dangle-less タイプと呼ばれているカプラ・ケーブルのない LAN ソケット一体型となっています。この一体型のものはカプラ・ケーブルの接触不良や断線、そして紛失の心配がないことが特徴です。しかしこの一体型の有線 LAN アダプタは形状が大きくなることから、パソコンの PC カード挿入口の場所によっては手に当たって邪魔になることもあります。しかしメリットの方が多いので、この一体型を好む人は多いようです。
早速入手した FNW-3600-TX をパソコンへ装着して動作確認をしてみました。まずは Puppy Linux 4.3.1 (2012) で様子をみてみました。オーソドックスな NE2000 互換の pcnet_cs のドライバ・モジュールで認識されました。通信も問題なく動作していました。参考までに dmesg 上では DL10022 rev 05 の表示があったことから Dlink 社の DL10022 チップを使用している模様です。
次に DOS 上での確認も行ってみました。プラネックス社の公式ホームページからドライバをダウンロードしてきました。一番初期のバージョン 1.0 のドライバ(fnw-3600tx.exe)を使用しました。
http://www.planex.co.jp/support/download/lanadapter/fnw-3600-tx/driver.shtml
MS-DOS 上では自動解凍することが出来ず、Windows のマシン上で解凍を行った後、 DOS マシンへフロッピーディスクで移動させました。パケット・ドライバは PKTDRV ディレクトリの中にある LE100PD.COM です。ポイント・イネーブラーが存在していなかったため、同じメーカーの ENW-3501-T に附属のイネーブラーを流用しました。
最初にポイント・イネーブラー を実行して、引き続きパケット・ドライバーを起動させると無事に家庭内 LAN へ接続できるようになりました。
これでまた有線 LAN アダプタのコレクションが増えました。
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