とどまることを知らない有線 LAN アダプタの増加です(笑)
今回もインターネット・オークションで入手しました。corega 社の Ether II PCC-T (CG-E2PCCT) です。それもまだ未開封というものでした。以前のオーナーさんはどうした訳か購入したまま使用せず、保管をしたままとなっていたようです。表面にはシュリンクパックがなされたままの状態です。
側面には大手家電量販店の値段シールも残っていました。当時2400円で販売をされていたようです。メーカー希望小売価格が3000円だったので2割引といったところでしょうか。
早速開梱してみました。久々に未開封のものを開くのは気持ちが善いものです(笑)。写真は梱包箱から取り出した内容物です。有線 LAN アダプタ本体の他、マニュアルやドライバが入ったフロッピーディスクが有りました。フロッピーディスクは二枚で、いわゆる DOS/V 機用のものと PC-98 機用のものの二種類でした。この辺も時代を感じるものがあります。
有線 LAN カードの本体のケーブル差し込み口の様子です。とても小さなコネクタで接続するようになっています。このコネクタもこの時期のものにしかないようです。
これはカプラーケーブルの先端のソケットの部分です。電気信号が通る四本の接点しか用意されていませんでした。意外と合理的な造りとなっています。
パソコンの ThinkPad 240 へ挿入して Puppy Linux 4.3.1 (2012) で動作確認をしてみました。NE2000 互換の製品として認識されて pcnet_cs のドライバが読み込まれていました。通信動作にも異常はなく、正常に通信をしていました。通信中は端面にある二種類の LED が点滅をしていました。
この PCC-T (CG-E2PCCT) には DOS 用のドライバが準備されていないようです。メーカーのウェブサイトにも DOS への対応の記述がありませんでした。通信用のチップは TAMARACK TC3299A との記述があり、これ専用で DOS 用のドライバは存在していないようです。ただ NE2000 互換の製品のため、他の NE2000 互換の製品のドライバで稼動させることも可能かもしれません。
そして10年以上前に購入していた同じメーカーの PCC-TD (CG-EPCCTD) との比較です。通信用のチップは同じ TAMARACK TC3299A を使用しているそうで、Dangle-less タイプか否かの違いです。購入当時もカプラーケーブルのあるものではなく、こちら選んだのはやはりケーブルによる障害を嫌ったためでした。しかし今回この PCC-T を使用してみると、大きなコネクタもなく細いケーブルがすっきりと出ているだけで、コネクタが手に干渉したりしないので使いやすい製品のように感じました。こんに使い易いものであればこの PCC-T の方を購入しておけばよかったと思っている次第です。
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