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2011年4月30日土曜日

Wary 511-01j の flashplayer 問題解決の糸口

先日報告していた Wary 511-01j の flashplayer の問題に進展がありました。

flsahplayer は最初に起動させたときにインストールするかどうかを問い合わせるダイアログボックスが現れて、それでインストールする形となります。バージョンは現時点の最新版の 10.2.159.1 がインストールされていました。

そこでベータ版のバージョンを確認したところ 10.1.102.65 となっていました。そこでこのベータ版で使用していた古い flashplayer を現在の Wary 511-01j へインストールしてみました。

flashplayer のプラグインは次の場所にあります。
/usr/lib/mozilla/plugins/libflashplayer.so

この flashplayer のプラグインを置き換えました。

すると問題だったユニクロのページも無事に表示することができました。忌野清志郎さんのお姿も拝むことができました! もちろん勝手にブラウザの seamonkey が落ちることもありません。

どうも seamonkey と flashplayer の相性問題があるのでしょうか?これでお困りの読者さんは是非一度試してください。

セキュリティは大丈夫でしょうか?

ソニーのプレイステーションネットワーク (PlayStation Network) にて7700万人もの個人情報が流出してしまったようです。どうもクレジットカードの情報も一緒に流失した可能性もあるということで二次被害の可能性も高まっています。

盗まれてしまった情報は単純に平文のままこれらの情報を保存していたのでしょうか?詳しいことが分からずどの程度管理に不備があったのか不明なところです。

このニュースを知ってすぐに気づいたことは先日名義変更に伴うニフティへの契約更新でした。

私の自宅に届いた契約書類には更新前のアカウント名の他、実際に使用していたパスワードが記述されていました。私はパスワードは md5 によるハッシュで管理をしていると思っていただけに平文で管理していることに驚きを覚えました。ハッシュで管理をしていればプロバイダ側で各個人のパスワードを知らないからです。そしてプロバイダ料金の支払いのためにクレジットカード情報も登録してあります。

ニフティは日本有数のプロバイダで会員数も日本最大級だと思われます。このような会員数を抱える企業なのでおいそれと悪質なハッカーの侵入を許すことはないと思われますが、今回のソニーの件を考えるととても心穏やかではありません。

我々利用者は企業を信用して個人情報を預けています。我々の信頼を失うことなくしっかり個人情報の管理をお願いするばかりです。

2011年4月29日金曜日

pentium3 なマシンで Wary511 起動失敗

Puppy Linux の Wary 511-01j を IBM NetVista M41 Slim (プロセッサ Pentium 3 , チップセット i810E2) で起動させようとしたところ失敗しました。

具体的にはどんどん立ち上がっていってワンワンと鳴き声が聞こえたのですが、画面が真っ青な状態でどうすることもできませんでした。結局電源ボタンをワンクリックして一分後に自動シャットダウンをさせてその場を切り抜けました。

どうも xorg の自動設定が上手くいっていないようです。チップセットの i810E2 が問題なのでしょうか?

そこで CD-ROM の起動画面のところで上から二番目の Puppy safe mode で起動させました。起動途中には従来からあるキーボードの選択などがあり、そして xorg の画面の設定が出ます。ここでモニターの種類や画面の大きさなどを設定すると無事起動させることに成功しました。

ここでハードディスクへインストールさせたのですが、やはり再起動のときに真っ青な画面で立ち上がってしまいました。

そこで再度 CD-ROM から Puppy safe mode で起動させて個人保存ファイルの設定(メニュー>ユーティリティ>個人保存ファイルの設定)を行って 起動したときの情報をインストールしたディレクトリへ保存させるようにしました。

この状態で再起動をかけるとシステム終了時に個人保存ファイル(warysave.3fs)が作られて終了しました。そして再起動したときには前回保存した個人保存ファイルの情報から xorg の設定情報も読み取られて無事起動するようになりました。

画面の自動設定が上手く行かなかったときには意外と苦労してしまうようです。

上手く画面設定が上手く行かない場合には Puppy safe mode によって起動させることをお推めします。また正常に起動した状態で個人保存ファイルも作って保存しておくことをお推めします。

また日本語関係(anthyなど)が動作しないときには CD-ROM から lang_pack_ja-1.1-w5.sfs を wary のインストールされているディレクトリへコピーしてください。そして再起動させれば日本語関係のものが上手く動作するはずです。

2011年4月27日水曜日

ニフティはいつから

今回のニフティとの契約でふと思い出したことはいつからニフティと契約していたのか?ということです。

毎月届く請求書は古いものから順次破棄をしていることもあり請求書から遡ることは難しいようです。そして契約書もあったはずなのですが何故か見当たりません。困ったことです。

しかしいろいろと探しているとかなり古い時期の請求書が一枚だけ見つかりました。
日付は1995年4月6日でした。すでにこの時には加入していたことがわかります。アカウント名も現在使用しているものがそのまま記載されていました。そしてサービス名も懐かしい「NIFTY-Serve利用料」となっています。消費税もまだ3パーセントで時代を感じさせます。

これより前のいつから利用開始したかは不明です。古くても私が起業する1993年以降であることは確かです。


最後にこの請求書の金額を見て驚きました。
当時は接続時間に対応した従量制であったのですが1万円を越える利用料金を支払っていたようです。この他にアナログモデムで接続するために NTT 西日本へ電話の通話料も支払っていたわけですからパソコン通信の合計の利用料金は2万円をはるかに越えていたことは確かなようです。昔はパソコン本体も値段が高かったですが、このようなパソコン通信のサービスも値段が高かったのです。

@nifty スタートキットが届く

早速ニフティからスタートキットと呼ばれる書類や CD-ROM が届きました。

契約内容のご案内という書類の下部に @nifty 会員証という欄がありアカウントやパスワードが記載されていました。

記載されていたアカウントは当然今まで使用していたものでした。

そしてパスワードなどは自動的に変更になっているものと思っていたところ、今まで自分で設定して使用してきたパスワードが書かれていました。

これって書類が盗まれたりするとパスワードがそのまま盗まれることになって大変な事になるのではないかと思ってしまいました。

私はこの機会にパスワードを2年ぶり?に変更しました。

これでフレッツ光の回線の名義人変更に伴う一連の手続きが完了したようです。意外と長くかかっていた手続きだったので肩の荷が降りた感じです。

2011年4月26日火曜日

ようやくインターネットバンキング

遅ればせながら地元銀行の口座でインターネットバンキングが出来るように手続きをしました。そして今日銀行から各種の手引きや利用規程などと一緒にインターネットバンキングで必要な乱数表も届きました。

ゆうちょ銀行などでは早々とインターネットバンキングが出来るように手続きをしていましたが、税金や各種公共料金の引き落としに使っていてメイン銀行となるこの地方銀行の口座ではすぐにインターネットバンキングの続きを行っていませんでした。

理由はただ何となく、手続きをするのが面倒くさかったからです(笑)。

事実当初はこの地方銀行のウェブサイトから申し込み手続きが出来るはずでしたが、印鑑の登録方法がいくつかあるようで所定の登録を行っていなかったことからウェブサイトでの申し込みが出来ませんでした。

一週間程前に重い腰をあげて口座を開設している支店の窓口を訪ねて印鑑の登録を含めてインターネットバンキングの手続きを行いました。意外と簡単な手続きでしたが、窓口へ出かけるのが大変でした。

そしてこれらの手続きの甲斐があって本日よりインターネットバンキングが可能となったわけです。

早速 初回登録というものを行って残高照会などを行ってみました。もちろん本日記帳してきた通帳と同じ残高になっていました。

Debian Lenny の Iceweasel 3.0 からもアクセスしてみましたがちゃんとログイン/ログアウトを行うことができました。実は上手く申し込み手続きが出来なかったインターネットバンキングのウェブサイト申し込みの時点で Iceweasel 3.0 でアクセスしたところブラウザの種類が適応したブラウザではないとしてアクセス拒否を受けていました。おそらくユーザーエージェントの項目で判定をしているものと思われます。ユーザーエージェントを Iceweasel ではなく Firefox と設定していれば問題なかったのかもしれません。

何はともあれこれで地方銀行の口座へもネット経由でアクセスが出来るようになって便利になりました。

セキュリティ強化のためワンタイムパスワード方式にすることも出来るそうです。別途ウェブサイトから申し込みをするとワンタイムパスワードの発生器(トークン)が送られてくるそうです。こちらも近く申し込みをしようと思っています。

ただ残高照会のためだけのログインであっても常に乱数表(またはワンタイムパスワード発生器)からの乱数を入力しなければならないのはちょっと大変な感じです。送金などのように重大な局面だけの入力だったらもっと使いやすい感じになると思いましたが、これはこの地方銀行のセキュリティへの考え方が現れているようにも感じました。より安全側へ舵を切るのか利便性側へ舵を切るのか?

2011年4月25日月曜日

フレッツ光の名義人変更

事情がありフレッツ光の回線の名義人を変更を行いました。

フレッツ光の回線の先のプロパイダはニフティで、IP 電話は NTT 西日本のひかり電話を使っています。

NTT 西日本へ名義人の変更の申し込みの電話をして一週間ほどで書類が届きました。

すぐに書類を書き込んで送り返しましたが、その後いろいろあってようやく一ヶ月後に NTT 西日本から電話があり、名義変更の最終案内がありました。ここでプロパイダへも切り替えの続きをするように案内を受けました。

そして4月19日に名義変更工事が行われたようです。後日書類が届いて名義変更工事が終わっていることを知りました。

そして今日ニフティへ連絡をして継続の手続きを行いました。しかし契約は NTT 側の契約が解除された時点でニフティ側も解除になっているということでした。

しかし何故かフレッツ光 経由で通信はそのまま続いています。

どうもルーターに設定情報がそのまま残っているために接続されている状態が維持されているようだと説明を受けました。ルーターの電源を切ると接続できなくなるので、ニフティ側の設定が終了するまでルーターの電源を切らないように注意して欲しいとのことでした。

ニフティへの契約は アットニフティ光withフレッツ というものでした。光フレッツ回線の料金もプロバイダ側に支払うものでした。これで割引があるということを聞いていました。

しかしすでにこの形式での契約は出来なくなっているということでプロバイダ料金とフレッツ光の料金とを別々に支払うものになりました。

24ヶ月縛りで割引となるコースを選択しました。もちろん今までのメールアドレスや各種設定はそのまま引き継げるということで一安心しました。

ここで私はトンでもない失敗を・・・。

料金コースを選択するときに アットニフティ光withフレッツが選択できないことをニフティ側へ苦情を言っていました。

なぜか?

今までのフレッツ光とプロバイダ料金を一緒に支払ったら6,170円で別々に支払ったら合計6,270円となるので100円高くなるというものでした。

ニフティの担当者へこの苦情を投げかけると沈黙10秒後に「お客のお示しいただいた金額は消費税が入っていません。今までの一緒の金額は消費税の入っていない 6,170円 に 消費税308円 が加わり 合計6,478円 となります。別々に支払う金額は消費税込みの金額なので 結局 別々に支払った方が安くなります。」キリッ!

この答えを聞いて顔から火が出る思いでした。恥ずかしいの一言です。

このことから古くから各プロバイダの 光 With フレッツ で契約している人はもう一度料金について調べてみると意外と今より安くなる可能性がありますよ!

2011年4月24日日曜日

地デジ化のアナウンス再開

3月11日の大震災以降表示がすっかりなくなっていた地デジ化のアナウンスがアナログテレビの上下に復活していました。

はやり予定どおり地デジ化を推し進めるようです。

なお今回復活した地デジ化の案内は住民税非課税世帯にチューナーを無償給付を行っているというものでした。
私の家のように税金をしっかり納めているにもかかわらず地デジ化する経費を捻出することが出来ない世帯は置いてきぼりのようです。お国のためにせっせと納税している世帯が一番損をするように出来ているようです(涙)。

2011年4月23日土曜日

Wary 511-01j にちょっと困ったことが

昨日から使用を開始した Wary 511-01j ですが早速問題点を発見してしまいました。

いつもよく訪れるユニクロのトップページへアクセスすると途中まで表示したあとぷっつりとブラウザ (seamonkey) が落ちてしまうのです。何が原因なのでしょうか?

ユニクロのトップページはフラッシュを多用したページとして有名ですが、メモリなどには余裕もありスワップも設定してあってもブラウザが落ちてしまって表示することができませんでした。少し前のベータ版は何の問題もなく表示するのでこのリリース版の問題のようです。

さてどこから解決の糸口を見つけ出すか困ってしまいます。

参考URL
Wary 511-01j の flashplayer 問題解決の糸口(2011-04-30)

2011年4月22日金曜日

Wary 511-01j がリリース

日本語版の Puppy Linux に新しいバージョン Wary 511-01j が完成したようです。そこで早速使用してみました。

今まではベータバージョンということもあって CD-R に焼いてしまうのはもったいないので直接ハードディスクへインストールをして使用していました。しかし今回はリリースバージョンということなので CD-R に焼いて使用してみました。やはり Puppy Linux は CD 起動による動作が魅力の一つだからです。

で!いきなりの感想ですが、
今までの Wary-500j05 や Wary-500j09 の完成度が高かったこともあり特に目新しいこともありませんでした。逆に言えばこれぐらい枯れた感じが安心感につながります。軽快に動作する感じもよく、上手く作り込まれた感じがしました。これでようやく Puppy Linux 4.3.1 から移行出来そうです。

ただ今回気になったことが一点だけありました。
それは起動時の設定項目の多さです。次々に執拗に現れるダイアログボックスの数々。ハードディスクへインストールして使用したり、ハードディスクへ設定データを保管したり、USBメモリへインストールしている場合には一番最初に立ち上げた時だけのものなのでこれで問題はないと思います。いやこれほど練られた諸設定はないと思いました。

しかしインストールをしないで使用するとき、特に緊急事態に対応して起動するときには本当にイライラします。一番最初に現れる言語やキーボード、画面の設定の一覧画面が表示された後は [このまま使用する] というボタンを用意して その後に続く設定を一切キャンセルしてそのまま使用を続行できる方法も用意されていれば この様なイライラもなかったのではないかと思っています。

この画像はWary が立ち上がった直後に表示される個人設定のダイアログボックスの様子です。ここまで一気に立ち上がります。素晴らしーい!の一言。


ハードウェアの認識能力の高さもあり いきなり使用できるところまで一気に立ち上がるだけに この後に続くイライラの設定さえなければと思ってしまいます。

このような要望を感じるのもやはりこの Wary の完成度の高さ所以のものだと思っています。それほどまでに完成度がよいのでまだ Wary を使用していない読者さんもぜひ使用してみてください。

2011年4月21日木曜日

流石の SEO 業者のスパムメール

popfile はメールの振り分けを得意とするメールフィルタです。我が家でも数年に渡って安定して運用を続けています。今では本当に稀にスパムメールが [unclassified] として判別不能と判定される程度です。

この鉄壁と思われた我が家の popfile さえも通過するスパムメールが届きました。

内容は SEO (Search Engine Optimization) のサービスを紹介するものでした。

SEO 業者さんはさすがにネット上のことをよく知っているようでスパムメールもお上手のようです(苦笑)。

SEO 対策がしっかりしていればこんなスパムメールを発信しなくてもわんさか顧客さんが訪れるはずですが・・・。

己れの無能ぶりを紹介しているように見えて笑えます!


賞味期限切れの乾電池

今時としては珍しくなった単三電池を使うリモコンの電池が切れてしまいました。そこで新しい電池を入れてみましたが全然反応がありません。不思議に思ってテスターで乾電池の電圧を計測してみると2本の内1本の電圧がほとんどありませんでした。別の新しい乾電池に交換してようやくリモコンが動くようになりました。

使用した乾電池は購入してすでに15年は経過していたものです。写真のようにちょっと高級品?だったため使用するのをためらっているうちに年月が経過してしまいました。

パッケージの表も裏にも消費期限(使用期限)の表示はありませんでしたが明らかに自然放電していても不思議ではありませんでした。

しかし負荷付きの電圧測定でも正常に動作した乾電池はしっかり電圧が出ていたので意外と乾電池は長持ちするものではないかと思っています。今回は2パック(合計4本)のうち1本だけが自然放電してしまったのも面白い現象だと思いました。

やっぱり乾電池は鮮度のよい内に使用してしまうのがよい使い方だと再認識しました!

2011年4月20日水曜日

久々に Clie を持って出かけてみました

半年ほど前には毎日使用していた Clie を久々に持ち出してみました。

仕事の関係で頻繁にメモをしていたことと、記録する事象の時刻も一緒に記録されるのでとても便利にしていたものでした。ショートカットキーで現在時刻を挿入することができました。

仕事の帰り道 公園に立ち寄って ゆったりと時間が流れる中で Clie を使って思いついた言葉をメモってみました。どこでも思いついたときに言葉を書き綴ることのできる快適さを思い出しました。

しかしもう交換する電池も入手が困難になりつつあり、言葉を書き綴っている間も電池の消費を気にしながらだったので何か焦らせられている感じでした(苦笑)。

使用しなくなって半年も時間が経過してしまいましたが意外と手は graffity の文字入力を覚えていました。不思議と文字入力がすんなり出来てしまうのです。自転車の乗り方を覚えると一生乗ることが出来ることと似ているように感じます。自転車の乗り方と graffity の文字入力は脳の中で同じ部位で記憶されているのでしょうか。

この Clie は生産中止となって久しく Palm デバイスもスマートフォンに押されて普及することは難しく忘れ去られてしまうのでしょうか。せっかく体で覚えた graffity も一緒に消えてしまう運命でしょう。時代の流れとは言え少し寂しさを覚えます。

2011年4月19日火曜日

Windows95 が出たころはまだフロッピーが主体だった


昨日 Windows95 に関連した話題をしましたが、思い出せばこのころからソフトウェアを収録してあるメディアが 3.5inch フロッピーディスクから CD-ROM へ切り替わった時期ではないかと思っています。

まだ Windows3.1 の時代にはほとんどがフロッピーディスクであったと記憶しています。そのため当時のソフトウェアのパッケージはとても大きなものが多く、その中身は大量のフロッピーディスクへ分割してソフトウェアが収録されていたものです。たしか一太郎などは40〜50枚あったと記憶しています。

ソフトウェアのインストールも半日がかりのものもあり、次々にフロッピーディスクを差し替えては [Enter] キーを押すことを繰り替えしていたものです。その待ち時間が長くて眠たくて・・・。それが一枚の CD-ROM ですべてのインストールが可能となって随分と楽になった記憶があります。

そしてパソコンも Windows95 のころから DOS/V 互換機が急速に売上を伸ばしていましたが、私を含めて多くの人がまだ NEC PC-98 のマシンを使っていたものです。この PC-98 専用の 1.2MB フォーマットのフロッピーディスクと通常の 1.44MB フォーマットのフロッピーディスクの二種類のディスクを選択して購入するソフトウェアの場合にはかなり悩んだものでした。世の中は DOS/V 互換機へ切り替わりつつあることが明かでしたが、意外と快調で便利な PC-98 を切り捨てることも出来ないまま引きずっていたものでした。

思い出せばフロッピーディスクにはいろいろな思い出がありますが、最近の Debian や Ubuntu ではフロッピーディスクへの対応が良くないのがとても残念でなりません。

2011年4月18日月曜日

パソコン教室のチラシに目を白黒

街中を歩いていたところ何気なく可愛い女性からうっかりパソコン教室のチラシを受けとりました。差別をするつもりは微塵もありませんが、この手のチラシ配りの仕事はやはり美しい女性が行ってこそより大きな効果があると実感させられました(笑)。

チラシのパソコン教室の教師陣の案内の説明文がふと目に留まりました。

「Windows95が登場していよいよパソコンも身近なもの・・・」、え!まさかの Windows95 ? いつの話!

リアルにテレビの画面の中で秋葉原のパソコンショップに Windows95 を買い求める黒山の群集の姿を見たのはいつのころであったろうかと遠い目をしてしまいました。


チラシのデザインというか内容をそのまま十数年間そのまま使い続けた結果でしょうか?
逆に言えば浮き沈みの激しいパソコン教室を長く続けている証拠でしょう。
漫然と同じ内容のチラシで生徒が集まっているとしたら、それはそれで凄いことのように感じます。私もパソコン教室の経営をはじめようかと(笑)。

今日は目から鱗の日でした。

2011年4月17日日曜日

PartedMagic 6.0 登場

PartedMagic の新しいバージョンが登場していました。知らない間にどんどん改良されて 6.0 となっていました。
partedmagic.com
http://partedmagic.com/doku.php

PartedMagic はハードディスクのメンテナンスを得意とする Linux ディストリビューションです。通常は 1CD Linux として CD ブートさせて使用します。しかし私のように単体でハードディスクのメンテナンスを頻繁にする人は ハードディスクへインストールして使用していることも多いと思います。

ハードディスクへのインストールは Puppy Linux と同様に frugal install をします。特にインストーラーが用意されている訳ではなく、自分でコピーをするようになります。

CD イメージファイルの pmagic-6.0.iso を何らかの方法で解凍します。一番簡単な方法は CD-R に焼いてその CD-R を普通に読み取る方法です。

このイメージファイルから boot と pmagic の二つのディレクトリをインストール先のハードディスクのパーティションへコピーします。そしてブートローダーの grub に PartedMagic 用の設定を追加します。
title PartedMagic
root (hd0,0)
kernel /pmagic/bzImage noapic load_ramdisk=1 prompt_ramdisk=0 rw vga=791 sleep=10 loglevel=0 keymap=jp106
initrd /pmagic/initramfs

この設定では第一ハードディスクの第一パーティションへインストールされていることを前提にしてあります。違う場所へインストールした場合には root (hd0,0) の部分を調整してください。

また画面の設定は vga=791 の部分で行います。現在は 1024x768(16bit)となっています。設定変更をする場合には VESA BIOS ExtensionsLinux video mode numbers の辺りを参考にしてください。

VESA BIOS Extensions : http://en.wikipedia.org/wiki/VESA_BIOS_Extensions

そしてキーマップも keymap=jp106 で日本語キーボードに対応したものを設定しています。設定が無ければ英語キーボードの設定となります。

立ち上げて意外と気になるのが右下に表示される時刻です。1CD Linux として立ち上げたときには一時的なものとして放置するところですがハードディスクへインストールした時には意外と気になるものです。そこでこの時刻の timezone を調整します。

どうも timezone を調整する機能は備わっていないようです。そこで力技となってしまいますが /etc/localtime の移植を行って解決しました。

日本語で日本のタイムゾーンとしてインストールした Debian Lenny の中にある /etc/localtime をそのまま PartedMagic の /etc/localtime へ上書きコピーをして終了です。コピーをした瞬間に右下の時刻が UTC + 9時間の日本時刻になります。

これで新しいバージョンの PartedMagic でハードディスクのメンテナンスをしたいと思います。

2011年4月16日土曜日

ニフティサーブのパソコン通信が再び

なんとニフティ25周年記念サイトが公開されていて、そこには懐かしいパソコン通信時代の様子を再現したコンテンツが用意されていました。

ニフティ25周年記念サイト
http://www.nifty.com/25th/niftyserve/

黒い端末画面にはログイン待ちの文字が・・・(画像はニフティ25周年記念サイトの様子です。)


私は Windows 3.1 の時代に秀termを使ってアクセスをしていたので白画面で黒文字でしたが、確かにこんな感じでした。

パソコン通信の主なものはやはり電子会議室の利用でした。今の 2ch の言ったところでしょうか。2ch のように無法地帯ではありませんでしたが何となくウルサイ管理人がいて、何だかんだと書き込んだ内容に対してイチャモンをつけてくるので鬱陶しい感じでした。しかしこの鬱陶しい管理人が居ても決して辞めようとは思わないほど当時は刺激的なものでした。

当時の会議室のログが残っていたはずなので探してみました。今にも内容が消えてしまいそうな CD-R へ焼き付けてあるのを発見しました。テキストデータなので普通のテキストエディタで開いて内容を読み返してみると当時の思い出が溢れ出てきました。10数年前の時代に急に引き戻された感じでした。

会議室の主要な人たちが次々と個人のホームページを立ち上げたりしてだんだんと会議室の投稿が少なくなるにつれて疎遠となってしまったものです。

現在でも 2ch を中心として数多くの人たちが数多くの投稿をしている様子をみる限りパソコン通信の時代から何か発言をしたいという人が相変わらず多いことを実感することができます。これも人間の性なのでしょうか(笑)。

Puppy Linux 4.3.1 の gftp の SSH2 接続問題

久しぶりに触っていた ThinkPad 535X の Puppy Linux 4.3.1 std から Debian Lenny なマシンへ gftp を使ってデータを転送しようとしたところ接続することができませんでした。いつも gftp の SSH2 プロトコルを使ってデータを転送していただけに狐につままれた感じでした。

FreeBSD 7.4 が稼働しているウェブサーバーへは ftp プロトコルでちゃんと接続していてハードウェア的な問題ではなくソフトウェア的な問題のようでした。

さらに仮想端末(ターミナル)からは先ほど接続を試みた Debian Lenny のマシンへ ssh 接続を行ったところ何の問題もなく接続できました。より一層訳が分からなくなってしまいました。

しかし gftp の画面の下部にあるアクセスログを観察してみるととんでもないものを発見しました。

ssh の接続コマンドそのものが ssh ではなく sshssh となっていました。これでは接続出来るはずはありません。
lenny へ SSH 接続する
プログラム sshssh -e none -l livingston -p 22 lenny -s sftp の実行中
3: プロトコルの初期化
livingston@lenny's password:
3: プロトコルのバージョン 3

いろいろと調べてみると次の部分で設定不要なオプションが付加されていることが判明しました。

gftp のメニューの FTP の中の プロパティ を開いて、設定画面の SSH のタブへ移行します。
上から二段目の SSH 引数の中にある ssh の文字を消去するとコマンドへ変な文字を付加することもなくなり無事に接続することができました。


どうも当初から入っている文字のようでした。SSH2 プロトコルで接続が出来ない読者さんはぜひこの項目を確認してみてください。

ThinkPad 535X の液晶不良

以前から ThinkPad 535X の液晶画面が不調でしたがいよいよ本格的に不調になってしまったようです。

写真のように色調が変な感じになってしまいます。単なる自然劣化ではありません。


どうも液晶ユニットへ接続しているリボンケーブルのコネクタが不良のようです。

ThinkPad シリーズでよく経験している液晶の縦筋/横筋のように液晶パネルの周囲のベゼルを押さえると症状が良くなったり悪くなったりするものではありません。

液晶パネルの背面(弁当箱の蓋の表?)の中央部付近を押さえると症状が一時的に改善するものです。しかし今日はどこを押しても改善しなくなりました。とうとう末期症状なのでしょうか?しかし画面が表示されないという最終状態ではないのが救いです。

時々使用感を楽しむマシンでしたがこれでは楽しみが半減してしまいます。液晶部分を分解して修理を試みるか?このまま放置して本当に表示が見られなくなるまで温存するのか?悩ましいところです。

2011年4月14日木曜日

公衆無線LANを再び

今日は仕事からの帰り道に平和大通りの公衆無線LANを使ってみました。

かつて平和記念公園の中の公衆無線LANを使用してみたことがありましたが、今回は平和大通りの公衆無線LANを使ってみました。写真のようによぼよぼとなった ThinkPad 235 に Puppy Linux 4.3.1 をインストールしたマシンを使用しました。


写真のように街路灯へ無線LANのアクセスポイントが設置されていました。遠くからみてもかなり大きなアクセスポイントで本格的なもののようです。


早速アクセスポイントへ接続を試みました。peace_memorial_park というESSID へ接続します。詳しいことは以前の接続の様子を参照してください。

広島市平和記念公園からアクセスできました(2010-09-19)

平和記念公園から無線LAN(2009-10-19)


画像はブラウザで接続登録をしたときの様子です。


さすがに近くにアクセスポイントがあることもあり無線LANの強度も十分にあり通信も安定して行うことができました。

ただ交通量の多い道路でもあり、目の前を多くの歩行者が通行していることもありパソコンで無線LANを使っていても周囲の目が気になってしまうことが欠点でしょうか(笑)。

しかし今まで何度も平和記念公園や平和大通りへ出かけていますが、いわゆるノートパソコンを開いて公衆無線LANを使っている人を見たことがありません。大々的に案内をしているわけでもないので知らない人も多いのではないかと思っています。せっかく整備してある公衆無線LANですのでもっと多くの人に使って欲しいところです。
逆に言えば無線LANのアクセスポイントを独占して使用して快適なわけですが・・・。アクセスポイントのシェアリングで殺伐としたアクセス権の奪い合いという静かな戦いがないのも寂しいものです(笑)。

2011年4月10日日曜日

ついでに DVD もマウント出来ないようです

いやー本当に困ってしまいました。やはり Debian Squeeze の問題です。

CD/DVD ドライブへ CD-ROM を装着するとちゃんと自動マウントが行われて内容の表示までが行われます。しかし DVD ディスクを装着しても自動マウントを試みますがマウントされません。さらに Nautilus の中に表示されていた CD/DVD ドライブのアイコンが消えてしまう現象まで発生しています。DVD ディスクを取り外すとまたアイコンが復活します。

Debian Lenny の時代にも同様の症状が発生していて /etc/fstab のオプションで問題をとりあえず回避していました。次のようにマウントオプションでマウント時のモードを設定する(mode=0555)ものでした。

/dev/hdc /media/cdrom0 udf,iso9660 user,noauto,mode=0555 0 0
注意:これは Debian Lenny のときに有効だったものでした。

今回の Squeeze でも同様の処置を行ってみましたが何の効果もありませんでした。別のところに原因があるようです。

やはりスーパーユーザーとなって端末(ターミナル)上から手動でマウントを試みましたがやはりマウントしませんでした。本当にやっかいです。

再び /etc/fstab を調整してみましたが効果がありませんでした。なお Lenny 時代には /dev/hdc と認識されていましたが、Squeeze では /dev/hdc で認識されておらず、どうも /dev/sr0 とか今までも異なったブロックデバイスとして認識されているようです。

再び /etc/fstab のCD/DVD ドライブの項目をコメントアウトした後にスーパーユーザーでマウントを試みました。/dev/sr0 ではマウントすることができませんでしたが、どうも /dev/dvd1 を使うとマウントがとりあえず出来るようです。

この DVD がマウント出来ない問題も早く解決されることを望むばかりです。

フロッピーディスクのマウント出来ず

Debian Squeeze でフロッピーディスクのマウントが出来ないようです。レガシーなドライブの代表格となったフロッピーディスクですがまだまだ使用者も多く あんまりな取扱いです。ubuntu でも同様の現象が発生していて本当に困っています。

Nautilus の中にあるフロッピーディスクのアイコンをクリックするとドライブへアクセスしているようでアクセスランプがしばらく点灯していますが、結局はフロッピーディスクをマウント出来ないようです。

スーパーユーザーとなって端末(ターミナル)上から手動でマウントさせようとしてもマウントしませんでした。これではスーパーユーザーの立場が台無しです(涙)。

ネット上を検索するとフロッピーディスクのマウントについてバグ報告もあるようです。(参考URL:https://bugs.freedesktop.org/show_bug.cgi?id=30283)どうも解決に至っていない感じでした。トホホです。

何か出来ることはないかと探ってみました。

/etc/fstab のオプションをいろいろと変更してみました。ファイルシステムタイプを auto から vfat や msdos などに変更したり、user を users へ変更してみたり。全部効果なしでした。

一つだけ効果があったことは意外なことに /etc/fstab の中のフロッピーディスクの項目をコメントアウトすることでした。
# /dev/fd0 /media/floppy0 auto rw,user,noauto 0 0

これでスーパーユーザーの権限でフロッピーディスクをマウントさせることが出来るようになりました。フロッピーディスクがマウントされると Nautilus のアイコンにもフロッピーディスクのアイコンが表示されるようになりました。単純にマウントするとスーパーユーザーでしかアクセス出来ない形となるので注意が必要です。

早く解決されることを希望するばかりです。

2011年4月9日土曜日

端末(ターミナル)の終了問い合わせ

Debian Lenny から Squeeze へアップグレードを行って気になっていた端末(ターミナル)を終了させるときの問い合わせを停止させる方法が判明しました。

もともと端末(ターミナル)の設定画面では終了の問い合わせをしない設定項目がありませんでした。しかし 設定エディタ(gconf-editor) で設定すれば可能でした。

デスクトップのメニューの「アプリケーション」>「システムツール」>「設定エディタ」で設定エディタを起動させます。

設定項目の中から次のキーを探し出します。
/apps/gnome-terminal/global/confirm_window_close

このキーに入っているチェックマークを外すと端末(ターミナル)の終了時に問い合わせをしなくなりました。

この問い合わせが結構鬱陶しい感じだったので助かりました。


この他 以前から気になっていた「スクリーンショットの取得」でフォーカスの当たっている部分だけを取得しようとしてもデスクトップ全体が取得されてしまう理由もこの 設定エディタ で判明しました。

次のキーの部分に説明がありました。単純に廃止になっただけのようです。まだユーザーインターフェースにフォーカスのあるウィンドウのスクリーンショットの取得の項目が残っているだけのようです。

/apps/gnome-screenshot/take_window_shot

【廃止】ウィンドウだけスクリーンショットを撮るかどうか
【このキーは廃止になり、最新版では適用されなくなりました】デスクトップ全体ではなく、現在フォーカスが当たっているウィンドウのスクリーンショットを撮ります。

デジカメの raw データ現像は自己満足か


昨日の雨がすっかり降り止んでよい天気になっていました。満開の桜を求めてデジカメと一緒に出かけてきました。とても気持がよかったです。

ソメイヨシノの桜も満開となったことから多くの家族連れが出かけて桜の下でお弁当を広げている光景が見られました。やっぱり春らしい光景を眺めるのは心踊るものがありました。

立ち寄った場所それぞれでデジカメ(Nikon Coolpix 5400)を使って満開の桜を撮影しました。今回も raw データで撮影してきました。特に raw データで撮影しなければならない理由はありませんでした。ただ何となくです。

デジカメの raw データは自宅に帰って Nikon View を使って一括現像処理を行いました。結局 jpeg 形式データの方が使いやすいのです。いつも仕事でデジカメを使っていましたが基本的に jpeg 形式で保存をして後で photoshop で加工をするという流れで何ら問題はありませんでした。

確かに raw データはそのデジカメで最高の画質を記録しているということには納得しているのですが実際のところ実用性に乏しい形式のように感じています。

ホワイトバランスが狂っていたり白潰れや黒潰れが発生しているようなときには確かに多少救いようがあるかもしれませんが、所詮階調が潰れてしまったものはどうしようもなく撮影のときに注意をするしかありません。以前のフィルムカメラのようにフィルムを現像してみるまでは成果が解らないという状況ではなく 撮影現場で確認をすることが出来るのである程度は撮影段階で回避することが出来るものです。またホワイトバランスについては raw データである必要性をあまり感じません。デジカメやパソコンソフトのホワイトバランスの自動調整にはやはり限界もあり、最後は手動でトーンカーブの各色のバランスを調整することもあります。

結局 今回の桜の raw データも自宅に持ち帰って現像処理をする行為そのものが遊びとして楽しいということだと感じています。本来何らかの仕事の目的があって撮影しているのであれば目的の写真というか画像が得られればそれで終りということになってしまいますが、raw データをいろいろとパラメータを変更しながら現像作業を繰り返すのはどんなことが出来るのかという興味本位の遊びなのだと感じています。

2011年4月8日金曜日

DriveFitnessTest の起動オプション

FLORA 330W (PC-XDG7) のフロッピードライブの修理でたまたま使用していた DriveFitnessTset のフロッピーディスクが壊れてしまいました。ケーブルの異常で何か誤った信号が流れた原因でしょうか?そこで新しく DriveFitnessTest のフロッピーディスクを作ることとしました。

DriveFitnessTest の作り方は公式ホームページでも紹介されていますが一応紹介しておきます。

DriveFitnessTest のイメージデータ( dft32_v416_b00_install.IMG )をダウンロードしてきます。このイメージデータを仮想端末(ターミナル)から dd コマンドで書き込みをします。
注意:書き込むデータはバージョンアップなどでファイル名が変更されてしまうことがあります。
# dd if=dft32_v416_b00_install.IMG of=/dev/fd0

これで DriveFitnessTest のフロッピーディスクは完成しました。

このまま使用して何ら問題はありませんが 私は少し改良をして使いやすくしています。

それは DriveFitnessTes のブートオプションを変更して ATA ドライブだけを認識するものです。SCSI ドライブと ATA ドライブの併用では起動するのに時間が掛かるため、通常しない SCSI ドライブ側ではなく ATA ドライブ側で起動させるものです。


変更する場所は DriveFitnessTes の config.sys ファイルです。
config.sys をテキストエディタで開き冒頭部分を観察してみます。
[menu]
MENUCOLOR=7,1
SUBMENU=SCSI_MENU, SCSI and ATA support
MENUITEM=ATA, ATA support only
MENUDEFAULT=SCSI_MENU, 20

この中から次の項目を変更します。これで ATA ドライブからの起動となります。
MENUDEFAULT=SCSI_MENU, 20
     ↓
MENUDEFAULT=ATA, 20

さらに後ろにある 20 の部分は起動オプションの入力待ちの時間を示しています。20秒が長い場合には10秒とか5秒に短縮することができます。試してみてください。

FLORA 330W (PC-XDG7) のフロッピードライブ

以前から気になっていた FLORA 330W (PC-XDG7) のフロッピードライブを修理してみました。

実はフロッピードライブは認識出来るのですがフロッピーディスクの内容を読み込めない現象が発生していました。そこで先日パソコンの解体で得られたフロッピードライブへ繋ぎ替えてみることとしました。写真の黒いフロッピードライブが解体で得られたドライブです。


しかし同じようにフロッピードライブの認識は出来るもののディスクへの読み書きが出来ない現象が発生していました。

これはフロッピードライブの異常ではなくケーブルの異常ではないかと考えてケーブルを交換してみました。すると今回はちゃんとディスクへ読み書きが出来るようになりました。

さらに新しいケーブルを今までのフロッピードライブへ繋いでもやはり読み書きができました。

どうもケーブルに問題があったようです。予想外の場所が故障しているものなのですね!原因が判明して問題解決です!

2011年4月7日木曜日

dcraw で nikon の nef ファイルを現像

久しぶりにデジカメの raw ファイルを現像する dcraw を使ってみました。昨日 UFRaw を使って便利だったので dcraw も進化したのではないかと期待したわけです。

以前の dcraw の使い方はコマンドラインから現像しては画像ビューアで閲覧することを繰り返していたものでした。パラメータを変更して画像を調整しつつある程度まともな画像になったところで gimp で修正することを試みていた時期がありました。

何と gimp のプラグインとなる gimp-dcraw が存在しているのを知りました。そこで今回はこの gimp-dcraw を使ってみました。

インストールはいつものように aptitude を使って行いました。
# aptitude install gimp-dcraw

gimp-dcraw をインストールが終了したところで gimp を起動させてみました。プラグインが入ったのでメニューの「ファイル」へプラグインの項目が追加されたと思って探してみましたがどこにも見つかりませんでした。単順にメニューの「ファイル」>「開く」を開くと従来は表示されなかった .nef ファイルが一覧表示されるようになりました。しかしサムネイル画像が表示されていない状態で .nef ファイルが開けるのか疑問に感じる状況でした。しかし開きたい .nef ファイルを開くと dcraw の小さなメニュー画面が表示されて .nef ファイルを変換して gimp へ取り込む準備が出来ていることが判明しました。


dcraw のメニューではさまざまな項目がありますがどうも使って便利なものは「Camera white balance」でした。どうもデジカメで撮影したときのホワイトバランスの情報を使って raw ファイルを現像するもののようです。なかなかよい成果となりました。このホワイトバランスを設定しないと赤っぽい色温度が低い状況だったので格段の成果です。
参考の写真は単純に「Camera white balance」で現像したものを画像サイズを gimp で縮小したものです。手間要らずでここまで現像してくれるのであれば個人的には十分です。


その他「Automatic white balance」もありますが、これは dcraw のホワイトバランスの設定アルゴリズムでホワイトバランスの最適化を図るもののようでした。デジカメで撮影した段階でホワイトバランスが狂っているときに便利な機能のようです。

意外と gimp-dcraw の成果が良かったので UFRaw の出番が無くなってしまいそうです。

2011年4月6日水曜日

UFRaw を使ってみました

今日はパソコンの分解の後、満開が近付いたソメイヨシノの桜を眺めに出かけてみました。

例年であれば自宅近くの桜並木には小さな子どもを連れた母親たちで賑わっているのが見られたものですが、今年は事情が違うようです。やはり放射能の飛散を心配しているようで小さな子どもたちの姿を見掛けることはありませんでした。いくら政府は放射能が安全と強弁をしても所詮何の保証もなく、ころころと変わる政府の方針をそのまま信じるほど国民はバカではないことを知ってほっと安心している次第です。

せっかく出かけた桜見物ですのでじっくりとデジカメで撮影をしてきました。例年であれば夜の花見で場所取りのために敷かれたブルーシートが構図を決めるのに邪魔になるところですが、今年はブルーシートは無く何の心配もありませんでした。写真愛好家にとっては今年の桜は意外とチャンスかもしれません。

使用したデジカメは古いものでニコンの CoolPix E5400 というものです。今となっては貧相な500万画素のものです。二回もニコンの修理サービスに出しながらも現役として未だに使っているデジカメです。

ズームレンズの望遠側はボケボケの絵となってしまうのが残念ですが広角側はシャープな絵が得られるのでほぼ広角専用として使用しています。

せっかくの桜だったので raw (.nef) データで撮影をしてみました。jpeg の最高画質でも何ら問題はないのですが気分的なもので raw データでも撮影をしてみたくなってしまうものです。

その raw データをいわゆる現像処理を Linux で使用できる UFRaw で行ってみました。

以前は DCraw などを使っていましたが現像結果が思わしくなく実用的に使用することができませんでした。しかし UFRaw は意外とよい結果が得られました。さすがにニコン純正の Nikon View (Windows 版)など比較すると足元にも及びませんませんが、これからが期待できるものと思いました。

これは UFRaw を起動させて現像するファイルを開いた状態です。この状態である程度の加工を施して jpeg ファイルなどに現像することが出来るようになっているのがとても便利だと感じました。


とりあえず開いてみた感じでは画面全体が暗いものとなっていたのでガンマ補正のスライダーを動かして調整してみました。Windows 版の Nikon View と同じ程度の明るさになったところで保存をしてみました。これがその UFRaw で現像して gimp で画像を縮小したものです。


これが Windows 版の Nikon View で現像したものを gimp で画像を縮小したものです。さすがにニコン純正のものは落ち着いたよい感じの絵柄となっています。個人的には華やかさはパソコン上でいくらでも加工出来るのでそのベースとなる画像は地味でも絵となる情報がしっかり詰まった感じでデータが保存されているニコンの製品が好きなところです。

天気が良かったのでパソコンの分解を

とても春らしい陽気となって散歩に出かけるにはもってこいの日和でした。午後から時間が少しできたので引退したパソコンの分解をしました。いわゆる使える部品を取り去って再利用しようという魂胆です。

写真の IBM IntelliStation シリーズのタワー型筐体のものです。Pentium 3 のプロセッサが搭載されていたものですがもう使用することもないと考えてのことです。


これが取り外した部品たちです。


入手が困難になりつつあるフロッピードライブは意外と貴重だと考えているのでフロッピーディスクの差し込み口がら掃除機できれいに埃を吸い取りながら掃除を行っておきました。その他ケーブル類は使い回しが利くので濡れた雑巾で汚れをとっておきました。

その他 CMOS 用のコインバッテリや各種のファンも再利用ができるので綺麗に掃除をしながら回収しました。


そして大量に出てきたネジ類はいろいろと使い道があるのできっちりと回収しておきます。そして小袋へ入れて保管しておきました。最近は歳のためでしょうかネジを本当によく紛失してしまうことが多くなってきました。こうして解体パソコンから発生するネジは貴重です。パソコンショップで購入すると意外と高くつくものですから。


そしてこれはテープドライブです。中古品として購入したパソコンだったので本体に付属してついてきていたものでした。メディアのテープを入手することもなかったので使えるものなのか不明のままです。テープドライブのコマンドでこのドライブを一度は動かしたいと夢見たものですが叶えられることはありませんでした。


鉄で出来た筐体本体部分は回収業者へ引き渡すとして、プラスチックで出来たフロントグリルをどうするか悩んでいます。意外と綺麗なのでとりあえず洗剤で洗って綺麗にしておきました。まだ同型機種を所有しているのでフロントグリルが傷ついたときに交換しようかと思ってもいます。しかしいまさら傷がついて惜しむようなものでもないのでそのまま廃棄してしまうのが狭い事務所の有効活用かとも考えています。

インターネットオークションに出品してしまう方法もあるのですが意外と大きなものなので送料の負担が大きくわざわざ入手する人もいないのではないかと考えています。

役目を終えたパソコンを出来る限り有効活用したいと思いますがなかなか難しいものもあります。

日本人初○○ .... 秋山豊寛さん

4月3日に久しぶりに秋山豊寛さんをテレビで観ました。まだ私がまだ若かったころ秋山さんがテレビ番組で宇宙へ飛び立ったことを昨日のことのように記憶しています。

私のように秋山さんが宇宙飛行を行ったことを知っている人間にとっては その後 毛利衛さんが日本人初のスペースシャトル飛行士のタイトルを見るたびに違和感を感じていたものでした。その後 日本人初の女性宇宙飛行士や日本人初の○○を見るとマスコミの事情というフィルタをひしひしと感じたものでした。

何か必死に日本人初の宇宙飛行士を毛利衛さんのように思い込まそうとしているように感じていて、子どもたちにはちゃんと毛利さんはスペースシャトル飛行士であって日本人の最初の宇宙飛行士は秋山さんというテレビの会社員であることを何度も教えていたものでした。

そして最近テレビで気になることは放射能や放射線による影響を安全と思い込ませようとすることです。まだ福島原発の事故が終息のメドすらさえたっていないにも係わらず「直ちに健康被害が出るものではない」などと言った内容を強調して報道し続ける姿勢に疑問を感じています。