ThinkPad 535X で Debian Sarge の設定の続きです。
apt の sources.list の設定です。インストール CD からインストールしてあったので、CD からapt-get が出来るように初期設定されています。もうリポジトリに変化のないものなので、CD イメージを全て焼いてアプリケーション・ソフトウェアをインストールする方法もありますが、せっかくサーバー上にアーカイブ・リポジトリを残していただいているので、これを活用しない手はないと思って sources.list の修正をすることとしました。
原則的には archive.debian.org から apt を引っ張ってくるように設定するようです。
最初はディストリビューションアーカイブに記載されている内容通りで設定してみましたが、 apt を見つけ出せないようです。以下のように設定して atp-get update ができました。
deb http://archive.debian.org/debian-archive/debian/ sarge contrib main non-free
このページの各国のサーバーをよく見て行くと日本には riken.jp のものがありました。そこでこの riken.jp からの設定をしてみました。
結果このように sources.list を設定しました。
deb ftp://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian-archive/ sarge main contrib non-free
deb-src ftp://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian-archive/ sarge main contrib non-free
設定ではプロトコルを ftp にしてあります。サーバーのホスト名に ftp の文字があったので、単純に ftp にしただけです。サーバーは ftp と http の両方に対応しているようです。
この状態で aptitude update ( apt-get update ) を行っても内容の更新はないようでした。もう更新されないリポジトリなのでこんなもんでしょう。
これでいろいろとアプリケーションソフトウェアをどんどんアーカイブ・リポジトリから落とすことができるようになりました。
[ NETWORK の設定 ]
この sources.list の設定の前には有線 LAN でネットに接続できるように設定しておきました。Sarge 当時はまだ手動でネット設定を行っていたことを思い出しました。
設定場所は、/etc/network/interfaces に以下を追加するだけです。
auto eth0
iface eth0 inet dhcp
この設定は dhcp で自動でネット設定するものです。我が家ではサーバー以外は dhcp でネット設定するようにしています。
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