2009年9月29日火曜日

Puppy Linux flashplayerのトラブル


Puppy Linux において、衣料品のユニクロのサイトで各商品の詳細な説明がなされているページで flashplayer のトラブルが発生します。バージョン4以降の各バージョンで確認をすることができました。

内容は、商品を表示してある部分へ flash が被せてある形となっていて、通常は商品が見えるように透明になるところが、黒色に塗りつぶされてしまって表示出来ないというものです。上記の画像の通りです。
なお Windows や debian , ubuntu などで firefox を使って閲覧すると正常に表示が出来るものなので、ユニクロのサイトの問題ではないようです。

また flashplayer が表示させる画面はちゃんと表示をするようです。このことから、透明化するところを黒色に塗りつぶしていることが今回の問題となります。下の画像は flash の画像を表示させているところです。


とりあえず問題の切り分けのために、flashplayer を削除して様子を観察してみました。
問題の flashplayer は /root/.usr/lib/mozilla/plugins/libflashplayer.so です。この libflashplayer.so を /root のディレクトリへ一時移動させて、plugins のディレクトリからなくしました。そして seamonkey を立ち上げてみました。


ご覧のようにちゃんと商品の画像が表示されました。もちろん flash の部分がなくなったため、画像の切り替えのアイコンなどは表示されなくなりました。

ここで pet化されているブラウザを調べて見ると、公式 pet に firefox 2.0.0.7 がありました。そこでこの firefox をインストールして様子を観察してみます。インストールの前に flashplayer のプラグインを元のディレクトリに戻しての挑戦となります。


ご覧のように firefox でも同じ現象が発生していました。単純に seamonkey 固有の問題ではないようです。

それから flash 上でマウスを右クリックして表示される flashplayer のメニューで、「設定」を選択するとフリーズしてしまいます。やはり何か問題があるようです。なお現在調査しているPuppy Linux 4.30 beta では、flashplayer バージョンは 10.0 r32 と現時点で最新のものとなっています。

今日はここまで調査した時点で終了しました。後日、継続調査をしたいと思っています。

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