2016年6月28日火曜日

HD-HGLAN へ Asterisk 11 をインストール

我が家では Asterisk 1.8 を FreeBSD で稼働している自宅サーバで運用しています。以前より Asterisk 11 へアップグレードしたいと思っていましたが、アップグレードに伴うトラブルを恐れてなかなかアップグレードに踏み切れないでいます。

そこで  Debian Jessie がインストールされた HD-HGLAN(玄箱 HG 相当)に Asterisk 11をインストールしたのち、自宅サーバで運用中の Asterisk 1.8 の設定ファイルを移植して動作するか確認してみました。

結論から先に述べますと、起動時にいくつかのエラーは発生しましたが、今までとほぼ同じように発信や着信ができました。

Debian Jessie 化した HD-HGLAN へ Asterisk をインストールしました。

Asterisk 11 のインストール

Debian Jessie の Asterisk の標準バージョンは 11.13.1 です。apt-get コマンドで簡単にインストール可能な状態となっています。弊ブログにて配布中の Debian Jessie のファームウェアでは、ネットワーク・ディスクとして機能するように Samba がインストールされています。しかしメモリの使用量が多いことから、この Samba を削除した後、Asterisk をインストールしました。
-- Samba の削除 --
# apt-get remove samba
# apt-get autoremove
-- Asterisk のインストール --
# apt-get update
# apt-get install asterisk

 インストールすると自動的に起動している Asterisk を停止させました。
-- Asterisk の停止 --
# service asterisk stop

Asterisk の設定

ます現状の Asterisk の設定ファイルをディレクトリごと保管しました。
-- 設定ファイルの保存 --
# cd /etc
# tar zcvf  asterisk-conf.tar.gz  asterisk/

自宅サーバで運用中の Asterisk 1.8 の設定ファイルのうち、次の三つの設定ファイルを HD-HGLAN へコピーしました。設定ファイルの移動には FTP を使用しました。
-- コピーした設定ファイル --
・sip.conf
・extensions.conf
・voicemail.conf

Asterisk 本体の設定ファイル(asterisk.conf)を編集しました。 無効化されていた以下の三行を有効化しました。有効化の方法は、行頭にあるコメントマーク " ; "  を削除します。
# vi /etc/asterisk/asterisk.conf

-- asterisk.conf の編集部分 --
languageprefix = yes ; Use the new sound prefix path syntax.
runuser = asterisk    ; The user to run as.
rungroup = asterisk  ; The group to run as.

日本語対応の音声ファイルをインストールしました。なお使用した日本語音声ファイルは VoIP-Info.jp Wiki のものです。バージョン 1.6 のものが最新のもののようで、Asterisk 11 でも使用出来ました。
# cd /var/lib/asterisk/sounds
# wget http://ftp.voip-info.jp/asterisk/sounds/1_6/asterisk-sound-jp_16_pre.tar.gz
# tar zxvf asterisk-sound-jp_16_pre.tar.gz

Asterisk 本体設定で "languageprefix = yes"  と設定していましたが、/var/lib/asterisk/sounds のディレクトリから音声ファイルを読み出してくれないようです。そこで英語の音声ファイルが格納されているディレクトリからソフトリンク(ln -s)を設定して、日本語対応の音声ファルを読み出せるようにしました。
# cd /usr/share/asterisk/sounds
# ln -s /var/lib/asterisk/sounds/ja  ja

今回は、日本語音声ファイルをインストールしたもの、音声の並びの不自然さを直すパッチは適応していません。英語的な?日本語です。

動作確認

以上で編集終了です。Asterisk を起動させました。
# service asterisk start

CLI モードへログインして、Asterisk の動作状況を確認しました。我が家では、起動時にエラーは発生するものの、発信、着信、通話ができました。
# asterisk -r

-- 外部へのレジスト状況の確認 --
*CLI> sip show registry

-- 各電話機との接続状況の確認 --
*CLI> sip show peers

-- 特定の電話機(201)との接続状況の確認 --
*CLI> sip show peer 201

余談

元々、自宅サーバ(FreeBSD)の Asterisk 1.8 の設定ファイルを丸ごとコピーして動作確認をしたところ、それなり?に動作していました。・・・がしかし、問題が多数発生しました(笑)。 FreeBSD と Debian とでは、各ディレクトリの配置がことなることから各種ファイルを見つけられずにエラーとなっていました。そのため、上記のように必要最小限度の設定ファイル(三つ)を移植しただけとしました。

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