じつは Puppy Linux の pet 上でアップグレードを行うのは今回が初めてです。正確には Firefox 26.0 は pet ではなく Ubuntu のパッケージを流用している形となっています。
さて実際の作業ですが、パピーパッケージマネージャのデータベースの更新から開始しました。「パッケージマネージャの設定」の中から「データベース更新」の「ただちに更新」で更新を行います。いくつもの設問がありますが、すべて「Enter」で回答します。しばらくするとデータベースが更新されます。
通常のパピーパッケージマネージャの画面へ戻って検索窓から「firefox」のキーワードでパッケージを検索します。すると「バージョンチェック」という画面が開いて新旧のバージョンが表示されます。
ここで上書きインストールとして、そのまま新しいバージョンの firefox_27.0+build1 と firefox-locale-ja_27.0+build1 をインストールしました。これで動作は問題ありませんでした。
しかしパピーパッケージマネージャのインストール情報には、新旧の Firefox の情報が残ってしまいました。
firefox_26.0+build2
firefox-locale-ja_26.0+build2
firefox_27.0+build1
firefox-locale-ja_27.0+build1
そこで古い firefox_26.0+build2 と firefox-locale-ja_26.0+build2 を削除したところ、バイナリファイルもろとも消去されてしまって Firefox が起動しなくなってしまいました。そこで、一旦 firefox_27.0+build1 も firefox-locale-ja_27.0+build1 も消去し直して、再度 firefox_27.0+build1 と firefox-locale-ja_27.0+build1 をインストールし直しました。これで Firefox 27.0 が起動するようになり、インストール情報も正常となりました。
どうも正式の手順としては、古いバージョンの Firefox を一旦削除した後に、新しいバージョンの Firefox をインストールする手順が望ましいようです。次回からはこの方法で対応したいと思っています。特に Firefox のバージョンアップは周期が短いこともあり、セキュリティ問題にも適切に対応するには常に新しいバージョンのものをインストールしておくことが大切だと思います。
今回はとてもよい勉強になりました。
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