2013年4月10日水曜日

NETGEAR FS108P を入手

3月中旬に自宅のネット回線がフレッツ光ネクストへ変わったことから、自宅内での内線電話も急速に変わりつつあります。そして asterisk の設定は少しずつ改良を加えて便利になりつつあります。

こんなことから IP 電話機ももう少し趣味?で増やしてみようと考えています。実用的に使用する目的ではなく、電話ごっこのためです(笑)。

IP 電話機を導入するときに避けて通れないのが電源問題です。インターネット・オークションでは数多くの IP 電話機が出品されていますが、その多くは PoE 対応のもので、別途電源アダプタか、PoE アダプタを用意しなければならないことです。電源アダプタと一緒に出品されているものもありますが、落札価格は高めです。PoE アダプタは一個ほど所有していますが、複数の PoE 対応の電話機に使いまわすのも限界があります。

そこで PoE アダプタを新しく入手するのはなく、PoE 給電可能なスイッチ(スイッチング・ハブ)をインターネット・オークションで入手してみました。写真の NETGEAR FS108P (ProSafe Switch with POE) が入手したものです。


8個の端子の内、4個が PoE 給電可能となっています。


動作確認を早速行ってみました。4個の PoE 給電可能な端子へ PoE 対応の IP 電話機を繋ぎ変えては電源の供給と通信が出来ることを確認しました。手元にある PoE 対応の CISCO CP-7911G と MITEL 5330 も同時に接続してみて、それぞれ通話可能であることも確認しました。電源アダプタで電源供給をしていたことき比較してケーブルの量が半減しているため取り回しが大変便利になってしまいました!


一時間ほど使用してみましたが、FS108P 本体の温度は上昇することはなく、ひんやりとした金属の質感が伝わるだけでした。

この FS108P がどのような環境で今まで使用されてきたのか不明のため、内部を一旦開いて、内部のホコリなどを掃除しておきました。

内部を観察してみるとスイッチを制御する IC は Realtek の RTL8309SB であることが判明しました。イーサネット用の IC チップを供給する大手企業ですが、どちらかと言えば低価格帯の動作速度も遅めの製品に使用されているものです。ちょっと IC チップが不満な感じでしたが、動作速度は 10BASE-T でも十分におつりが出るほどの IP 電話機を接続することを目的としているので、IC チップの動作速度を気にすることもないようです。


その他、内部で気になったのがパルストランスの大きさです。一般的なスイッチに付いているラダー状のものよりも一回り大きいものとなっていました。このパスルトランスの上に電源が供給される形となるため構造状大きくなってしまうようです。


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