WRT54GS の DD-WRT 化ですが、基本的に WRT54G と同じということが DD-WRT の公式ウェブサイトにも記載されているので、前回 WRT54G と同様にウェブブラウザの Firefox 上から行いました。(正確には iceweasel)
DD-WRT の公式サイトから V24 preSP2 ( build 13064 ) のファームウェアのダウンロードを行います。以下の3種類をダウンロードしてきました。
1. dd-wrt.v24_mini_generic.bin
2. dd-wrt.v24_std_generic.bin
3. dd-wrt.v24_mega_generic.bin
一番目の mini 版をウェブブラウザでファームウェアアップグレード画面からインストールしました。
問題なくインストールが完了した後、引き続き二番目の std 版をインストールしました。これでウェブブラウザから 192.168.1.1 へアクセスして各種の設定を行いました。
さて三番目にある mega 版はいずれ確認をしてみようと思っています。本 WRT54GS には大容量?のフラッシュメモリが 8MB も載せられているのですから。今回はとりあえず WRT54GS と WRT54G の比較を行いたかったので、同じファームウェアをインストールしておくこととしました。
ここでデータの転送速度の比較などを行ってみることとしました。
テストをするノートパソコンは debian lenny 入りの ThinkPad X22 です。そして無線LANカードは LINKSYS WPC54GS という SpeedBooster 対応を謳っているものを使用しました。
初期値の設定で WPA2-PSK (AES) で行いました。データはおよそ 100MB の1ファイルのダウンロードです。転送方法は ftp で行いました。
結果は両者とも 2,400KB/s 程度の数値が出ました。違いがないようです。
さて WRT54GS の SpeedBooster (AfterBurner) の項目を disable から enable に変更しました。
その結果は何とスピードダウンの 2,200〜2,300KB/s となってしまいました。
一体どうしたことでしょうか?
周囲には多くの無線LANアクセスポイントが立っていることもあり、実験のときに干渉が少ないと思われる 13ch で実験を行ったにも係わらずこの結果でした。
SpeedBooster への期待が大きかっただけに、予想外な結果となってしまいました。
しばらくは SpeedBooster を停止させた状態で使用することとしました。
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