SONY Clie PEG-NZ90 はデジタルカメラ部分の電池の消費が激しいためか?この手の商品としては手軽にバッテリー交換が出来る構造となっています。
久しぶりに使い始めた NZ90 のバッテリーの消耗がやはり無線LANには厳しいようにも感じていたところ、ふとバッテリーを取り出そうと思いました。予備のバッテリーの様子を見るためです。
なんと蓋を開けてバッテリーを抑えているクラッチの爪を外せばバネの力で飛び出してくるはずのバッテリーが微動さにしません。
蓋の部分をみると筐体もバッテリーが挿入されている部分を中心として膨らんでいるではありませんか?
これは噂のバッテリーの妊娠では。
先の尖ったものを使ってバッテリーへ突き刺すようにしながら少しずつバッテリーの頭を出し、ある程度出たところでペンチで一気に引き出しました。
ご覧のとおりにバッテリーが膨張してしていました。後ろのものは正常なものです。パンパンに膨らんでいるのが判るでしょうか?軽く触ると膨らんだ部分の頂点を軸にして回転をしてしまうので写真を撮るのも一苦労でした。
バッテリーの端面には購入日を示す小さなシールを張り付けており、そこには「2007-01-27」の文字が。これは私特有の習慣で、バッテリーなどの消耗品の使用開始日を書いておくものです。これでどれだけ消耗しているのかの目安にするためでした。
4年近くでこんな状態になってしまうとは。
中は何かのガスが発生して、それが樹脂封しされたバッテリーのパッケージの中に溜まってしまって膨張した感じになっています。
このバッテリーは互換品と呼ばれる製品です。注意書きにショートならぬミュートなどと誤記をするあの国のものでした。
もうすでに純正品のバッテリーの入手が困難であるだけに、このような互換品の品質の悪さは本当に困ってしまいます。
これでも互換品を購入しなければならないのが残念です。
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