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2015年9月26日土曜日

Buffalo WLAH-AM54G54 のアンテナ修理

今回整備してバッファローの WLAH-AM54G54 に付属していた二本のアンテナは根元の部分が破損していました。

修理が終わった二本のアンテナです。

一つはヒンジ部分が折れていて、内部のアンテナケーブルのみで繋がっている状態でした。 もう一つは、アンテナ接栓の根元を包むプラスチック部品が縦にひび割れていて、アンテナを触ると、この割れが開いて、内部のアンテナ接栓の金具が見える状態でした。

アンテナの修理

アンテナのヒンジが折れて切断しているものについては、直角に折り曲げた形状で接着剤で固定することとしました。

最初にプラモデル用の接着剤を使って、出来るだけ破断面が接合するように接着しました。接着剤が乾くまで万力で固定しておきました。

破断面が接合するように万力で軽く固定しておきました。

その後、エポキシ接着剤を使って折れたヒンジ部分をしっかり包むように接着剤を盛りつけて固定しました。これでまた乾燥するまで万力で固定しておきました。

柔らかいエポキシ接着剤が流れ出さないように下向きで固定しておきました。
エポキシ接着剤で L 字型にがっちり固定されたアンテナです。

次に接栓部分のプラスチック部品が割れているものについては、0.3t のプラ板を細く切り出して周囲を巻きつけるようにプラモデル用の接着剤で接着しました。最初に割れた部分の左右 90 度ずつ(合計 180 度)を接着した後、残りをそれぞれ巻きつけるように接着しました。プラ板の固定にはペーパークリップを使用しました。

クリップで補強のプラ板を押さえつけているところです。
プラ板による補強帯によって割れた部分はがっちり固定されました。

アンテナ装着

OpenWrt のファームウェアの動作試験中は、WAPS-HP-AM54G54 の大きなアンテナを使って動作確認をしていました。

WAPS-HP-AM54G54 のアンテナで動作試験を行なっていました。

修理の終わったアンテナを取り付けてみました。最初に L 字型に固定したアンテナから取り付けなければならない制約はありますが、問題なく設置することができました。もちろんアンテナとしての動作も問題ありません。

修理の終わった正規品のアンテナを取り付けたところです。
横向きから撮影したアンテナの状況です。

メンテナンス終了

アンテナの修理も終わって、筐体の蓋を取り付けました。

筐体を組み立てなおした WLAH-AM54G54 です。
パネルが欠損しているのが残念です。

筐体表面のパネル?が欠損しているため、何の LED ランプが点灯して、何が消灯しているのか不明です(笑)。 運用を始めれば、LED ランプを確認することは殆どないため、問題はないのですが、ちょっとさびしい感じがします。いずれ何らかの方法でパネルを復活させたいと思っています。

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