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2015年9月27日日曜日

Buffalo WLAH-AM54G54 の無線 LAN 不通対策

困ったもんです。やっぱりこのバッファロー WLAH-AM54G54 にも、通信トラブルが発生しました。


症状

再起動させた直後において、無線LANからアクセスするパソコンとの間の認証まで済ませるのですが、その後、 DHCP による IP アドレスの供給を受けようとしても受けられない問題が発生しました。DHCP サーバは、本機の DHCP サーバを使用せず、自宅サーバの方で行なっています。

何の設定変更をしないまま、ネットワーク設定を再設定(リロード)させると通信ができるようになります。
# /etc/init.d/network reload

VLAN 関係の問題ではなさそう?

いろいろ設定を見直していましたが、一つ気になるものがありました。それはイーサネット・スイッチの設定([Network]-[Switch] の項目)です。通常 VLAN を有効/無効に切り替えるスイッチと VLAN のポート設定の項目が表示されるのですが、本機では肝心な部分が表示されていないのです。どうもイーサネット・スイッチのチップ設定が上手く行われていないようです。

[Network]-[Switch] の項目

そこでネットワーク設定のファイル(/etc/config/network)を直接編集して VLAN の項目を単純に無効にしてみました。
config switch 'eth0'
        option reset '1'
#       option enable_vlan '1'

この方法でも再起動させると無線LANの通信が出来ませんでした。

そこで VLAN の項目全体も "#" のコメント記号を付加して無効にしてみました。
#config switch_vlan
#       option vlan '1'
#       option ports '0 1 2 3 4 5'

これでも起動直後には無線LAN通信が出来ない状況でした。

ネットワーク設定のリロードで

VLAN ではなさそうだったので、確実に動作するようになるネットワーク設定のリロードで対応することとしました。ちょっと醜い方法ですが、/etc/rc.d の起動スクリプトのところへ新しくネットワーク設定をリロードするスクリプト(S99network-reload)を設置しました。

/etc/rc.d/S99network-reload の内容

#!/bin/sh
/etc/init.d/network reload

新たな問題も

このネットワーク設定のリロードをすると警告が表示されます。どうもイーサネット・スイッチの接続に失敗しているようです。
Failed to connect to the switch. Use the "list" command to see which switches are available.

経過観察

結果としては、どうしてネットワーク設定をリロードすると動作し始めるのか?よく理解できないものでした。そこでこの設定が有効なものなのかしばらく経過観察をしたいと思っています。

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