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2015年7月14日火曜日

Buffalo WLA-G54 のフラッシュメモリの再度張り替え

過電圧で破損した WHR-AMG54 から剥ぎ取ったフラッシュメモリの張り替えは、フラッシュメモリの動作異常ということで失敗しました。

そこで再度フラッシュメモリを敢行しました。

今回は動作が確認出来ていて、廃棄予定だった WHR-G300N からフラッシュメモリ(MX29LV320DBTI-70G)を取り出すこととしました。このフラッシュメモリの動作速度が 70nsec となっており、元々搭載されていたフラッシュメモリ(ST M29W320DT)と同じ速度でした。前回貼りつけた WHR-AMG54 のフラッシュメモリ(MX29LV320ABTC-90)は、若干遅めの速度の 90nsec でした。もしかするとこの動作速度の遅さが上手く動作しなかったことの原因かもしれません。

廃棄予定だった WHR-G300N のプリント印刷基盤です。
部品取りとして役に立ちました。
流用したフラッシュメモリの MX29LV320DBTI-70G です。

当初は、この動いている WHR-G300N のプリント印刷基盤上で WLA-G54 のフラッシュメモリのバックアップデータを書き込んだ後、剥がすことを考えましたが、WHR-G300N では、シリアルコンソールの端子だけで、JTAG 端子が存在しなかったことから事前にバックアップデータの書き込みを行うことは断念しました。

この WHR-G300N のプリント印刷基盤は、アースパターンが広めのもののようで、フラッシュメモリのリード線にコテライザーの熱を加えてもなかなかハンダが溶けない状態でした。そのため少々無理をした関係でプリント印刷基盤のパターンなどがかなり剥がれてしまいました。もう使用しないものなので、惜しくはありませんでした。

WHR-G300N のフラッシュメモリを剥がしたところです。
パターンのみならず、チップ抵抗も剥がしてしまい散乱しています。

早速取り出したフラッシュメモリ(MX29LV320DBTI-70G)を WLA-G54 へ載せ替えてみました。WLA-G54 のプリント印刷基盤はすんなりとフラッシュメモリが剥がせるので助かります。

WLA-G54 へ載せ替えた WHR-G300N のフラッシュメモリ(MX29LV320DBTI-70G)です。

ハンダ付けも順調に終了して、フラッシュメモリへの書き込みテストです。

やはりどこか問題があるようで、書き込んだデータと読みだしたデータが一致しませんでした。まだ複数回読みだして読みだしたデータを比較しても一致しない症状が発生していました。前回搭載した MX29LV320ABTC-90 と同じ結果となりました。

これで何が問題であったのか解らなくなってしまいました(涙)。

また新しく他の無線 LAN ルータからフラッシュメモリを剥がして貼り付け直す元気もなく、しばらくこの WLA-G54 は放置することとしました。


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