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2014年10月5日日曜日

ボロボロの ThinkPad R32 を入手

実は数ヶ月ほど前に入手したまま放置していた ThinkPad R32 (2658-BRJ) をようやくメンテナンスすることとなりました。

今回入手した ThinkPad R32 です。

実は入手したとき、本体底面をみると、あるはずのネジが殆ど失われていたものでした。そして電源を入れるとファンエラーとなっていて、簡単にはメンテナンスできないマシンではないかと思っていました。またキーボードの F6 キーが欠損している状態でした。そのため部品取りにでも使おうかとも思っていました。

電源を投入するとファンエラーの表示が出て、
BIOS 表示はできますが、起動はしてくれません。

しかし、ここにきて何故かメンテナンスを行なって復旧させてみようと思って、ぼちぼちと作業を開始することとしました。

底面にあるネジはキーボードを固定している一本だけの状況でした。このネジを取り外して、キーボードを撤去してみると内部の様子が見えてきました。なおキーボードもクリックボタンのところから取り外したのではなく、左下の隅から無理やりこじ開けたような傷と曲がりがありました(涙)。

底面にあるはずのネジが殆どありませんでした。
メモリが残っていましたが、無線 LAN カードなどは撤去されていました。

すでに外観の掃除のために、冷却ファンの空気の取り入れ口や排出口からブロアーで空気を送り込んでかなりホコリを吹き出していたので、冷却ファンの周辺は比較的綺麗に見えました。

そしてファンエラーとなる原因も判明しました。冷却ファンのケーブルが 取り外されていることが原因でした(笑)。このケーブルを取り付けるとファンエラーは表示されなくなりました。

ケーブルが取り外されていた冷却ファンの様子です。

ここでキーボードの下の部分で見えるところからは再度掃除を行なっておきました。冷却ファンの羽にこびりついていたタバコのヤニを思わせる汚れなども刷毛や筆を使って綺麗にしておきました。

これが本機の BIOS 表示です。

ここまで来たところで、CD ブートで Puppy Linux 5.7.1 JP を起動させてみました。無事起動して、内蔵の有線 LAN のポートや USB ポートに異常のないことを確認しました。なお兄弟機種の ThinkPad R31 では、ビデオ表示に問題があって起動に難しいものがありましたが、この R32 ではすんなりと起動しました。

Puppy Linux 5.7.1 JP を起動させた ThinkPad R32 です。

どうもネジさえ用意できれば、ちゃんとしたマシンとして復活できそうな感じでした。しかしどのようにしてネジを入手するか頭を悩ませています。

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