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2014年9月23日火曜日

ThinkPad s30 の無線 LAN カードを交換

表題の通り、ThinkPad s30 に元々装着されていた IEEE 802.11b 対応の agere 社のチップによる無線 LAN カードを撤去して、新しく IEEE 802.11b/g 対応の Intel WM3B2200BG を装着しました。これで WPA2-AES の暗号化通信も可能となり、安心して無線 LAN が使用出来るようになりました。

IEEE 802.11b/g で無線 LAN ができるようになった ThinkPad s30 です。

以下は無線 LAN カードの交換の様子です。

まず最初は本体のキーボードを取り外して無線 LAN カードの位置を確認しているところです。黒いプラスチック板の下に隠れています。

まだ交換作業前の様子です。

無線 LAN 用のアンテナ線を外して、黒いプラスチック板を手で押し上げると無線 LAN カードが見えてきました。

黒いシールド板をめくってみたところです。

ミニ PCI カードソケットの左側にはモデム用のケーブルが挟まっており、これを一時的に避けて無線 LAN カードを取り出します。そして新しい無線 LAN カードを装着しました。

新しい無線 LAN カードを装着したところです。

黒いプラスチック板によって新しい無線 LAN カードのアンテナ端子が隠れてしまうようになりました。そこでハサミによってアンテナ端子部分を切り抜きました。

アンテナ端子と干渉する部分を切り抜きました。

無線LAN用のアンテナケーブルを元通りに取り付けた後、キーボードを元通りに組み直して作業は終了です。

アンテナケーブルも取り付けて作業終了です。

マシンの電源を投入して、システムが起動した後、lspci コマンドにて無線LANカードが認識できるか確認しました。そして無線LANカードのドライバの ipw2200 をインストールしました。
# aptitude install firmware-ipw2x00

以上で問題なく無線 LAN 通信が出来ました。

左の有線 LAN はインストール時に使っていたものです。
やっぱり小型のマシンには内蔵無線 LAN が有効です。

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