[注意] その後、ここに記述した PC87306 と Linux が対応していないという内容には誤りがあることがわかりました。ThinkPad 360CE で Linux の起動途中でフロッピードライブを見失う原因は別にありそうです。
一枚または二枚構成のフロッピーブート Linux で ThinkPad 360CE を起動させようといろいろと奮闘していました。結果として、フロッピードライブのコントローラ・チップにナショナル・セミコンダクタ製の PC87306 のチップに Linux のドライバが対応していないことが原因のようです。
ネット上を PC87306 と linux や debian などで検索してみると2000年のころから上手く動作しないことを質問する書き込みなどを多く見かけました。対策方法としてはカーネル・オプションに PC87306 を設定して、再ビルドを行うということでした。また一部には、システムが起動した後に floppycontrol コマンドの設定で使えるようになるということでしたが、残念ながら起動途中からフロッピードライブを見失うことを防ぐことは出来ないようです。
フロッピーディスク起動で使える Linux は、フロッピードライブをBIOS 制御している間にメモリ・ディスクを作って、そこへシステムを転送して起動する方式のものや、フロッピーディスク以外の方法で起動させる方法しかないようです。
気軽に Linux を起動させられると考えていただけに、厳しい結果となりました。
現在、私の ThinkPad 360CE は、ハードディスクを CF 化しているので、別のマシンで CF カードに Linux をインストールして、CF カードを差し換えて Linux を起動させるのが一番簡単な手法のようです。
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