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2013年7月13日土曜日

debian wheezy は IBM 時代の ThinkPad を卒業か?

新規に debian wheezy をインストールした ThinkPad G40 と debian squeeze からアップグレードした ThinkPad T30 をいろいろと触りつづけていました。

debian wheezy をインストールした ThinkPad G40 です。

この二つの ThinkPad はいわゆるフォールバック・モード(fallback mode)で動作しています。これは gdm3 のログインメニューの中で gnome classic でログインしたデスクトップ画面であることが解りました。そして gnome classic 画面から一時的に gnome-shell が動作するモードに切り換えるには、仮想端末(gnome-terminal)上で gnome-shell --replace のコマンドで表示出来ることも解りました。

gnome classic モードから gnome-shell --replace コマンドで切り替えてみました。
gnome-shell 上の表示。仮想端末のウィンドウが枠だけとなりました。
iceweasel もウィンドウの枠だけで内部は青色の表示となってしまいました。

ThinkPad G40 では gnome-shell へ切り換えることで、やはりエラーとなってしまうようで、上部のツールバーなどは確かに gnome-shell のように切り換わりますが、その他のアプリケーション・ソフトウェアのウィンドウは異常な状態となってしまいます。

そして ThinkPad T30 では gnome-shell へ切り換えることによって正常に表示されますが、画面の描画が非常に遅くなるようで、前面と背面のアプリケーション・ソフトウェアの切り換えでさえもパラパラ漫画の状態となってしまいます。

やはり IBM 時代の ThinkPad では正常に動作しても動作が非常に遅くなってしまうようです。一応 gnome classic モードで動作させれば、そこそこの動作を行ってくれますが、本来の動作である gnome-shell 上での動作は見込めないようです。

何だか辛いことですが、debian のシステムが進化するに連れて、古いマシンはだんだんと置き去りにされてしまうことを改めて感じさせられた出来事でした。

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