2013年6月19日水曜日

Linksys WRT54G を分解

先日故障した Linksys 社の WRT54G を分解してみました。

分解方法はネット上を検索してみるといつくかヒットしました。こうした役にたつ情報をい掲載してくださっているブログには感謝するばかりです。

さて分解作業ですが、前面パネルを取り外すことで分解をすることができました。
前面パネルの左右にある爪が引っかかっているだけなので、青いパネル部分を左右どちらか一方向を手前に力任せで引っ張ればあっさりと外れてしまいます。

前面パネルの取り外しです。
写真のように片側だけをひっぱります。

この青いパネル部分を取り外すとプリント印刷基盤が見えてきます。そして筐体上部のプラスチック部品を取り外します。プリント印刷基盤と一体となった底面部分はゴム足のとこで爪で固定される形となっています。

底部と上部を固定する爪の部分です。

この写真はプリント印刷基盤の表面を撮影したものです。二個のしっかりとしたアンテナコネクタが印象的でした。家庭用の製品でこんな本格的なコネクタと使用しているなんて!

WRT54G のプリント印刷基盤の表面の様子です。

そしてコントローラーチップを確認すると Broadcom 社の BCM4712 でした。写真のようにプリント印刷基盤へ直付けされていました。

コントローラーチップ BCM4712

この分解された状態で通電してみましたが、やはり起動すらしない状態でした。表面の部品を目視で確認しましたが、異常な部品は見当たりませんでした。やはりどこか電気的に破損した部分がある模様です。

やはり修理不能の製品ということで、このまま分別して廃棄することとしました。

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