久しぶりに中古品のパソコンをインターネット・オークションで購入しました。
購入したのは IBM Thinkpad X40 です。特にこれが欲しいということで購入したわけではなく、インターネット・オークションサイトのポイントの有効期限が迫っていたため、このポイントの消化のために購入したような感じです(笑)。
最初は古い(ビンテージ物?)Thinkpad の購入を考えていましたが、意外と古いものの出品は少なく、オークションのスタート価格も高かったため入札を諦めてしまいました。千円ぐらいの手頃なものはないかと探していたところ、ハードディスクとマウントが欠品のこの Thinkpad X40 を発見したため入札をしていたところ無事に落札できたものです。
落札した翌々日にはこの Thinkpad X40 が手元に届きました。梱包を解いてみると表面は簡単な掃除が行われていましたが、キーボードのキートップの下には大量のホコリやゴミが入り込んでいるのが見えました。そこで動作確認を行う前にキーボードの掃除から始めました。
掃除機とスプレー式のエアーダスターを使ってキートップの下に潜り込んでいるホコリをどんどんエアーダスターで吹き出しては掃除機で吸い取ってゆきました。何かの動物を飼っている環境で使用されていたのか?獣毛らしいものがパンタグラフの部分に絡んでいて、ピンセットを使って獣毛を引っ張り出す場面もありました。いろいろ面倒な中古パソコンの掃除ですが、意外とこんな手間暇をかけて掃除をするのが私の至福のひとときなのです(笑)。写真はキーボードの掃除が終わったときの様子です。
キーボードの掃除が終了したところで、いよいよ電源を入れて動作確認を行ってみました。
AC アダプタを接続せず、そのまま電源ボタンを押すと電源が入り動作し始めました。まだバッテリが生きているようです。中古のノートパソコンといればバッテリは干上がっているのが普通ですが、どうもよいバッテリを引き当てたのかもしれません。連続して使用していないので稼働時間などは不明です。今後確認をしてみたいと思います。
取り合えす使用予定の Puppy Linux Lupu 5.28 のライブ USB メモリで起動させてみました。無事起動は完了して綺麗に液晶画面も表示されました。心配していた液晶画面のドット抜けやライン抜けもありませんでした。
この Puppy Linux でパソコンの状況を確認していると、本来は無線LAN搭載機種のはずなのですが、何故か無線LANアダプタが Puppy Linux で見つけられません。そこで裏面の各種アダプタを接続するポート部分を確認してみると、何と無線LANアダプタが抜き取られていました(涙)。そして何かを固定していたと思われる二本のネジが転がり出てきました。中古品ため、こんなこともたまにはあります。この拡張ポートの部分を観察するとアナログのモデムカードも抜き取られているようです。無線LANであればまだ活用の余地があるのですが、アナログモデムなど今時使用する場面もほとんどなく、抜き取った理由がいまいち不明です。どうも何も理解していない人が抜き取って、本機を中古品として業者へ処分してしまったようです。幸い有線LANの部分はマザーボードの上に載っているようで、動作を確認することができました。
次にメモリの状況も確認するために memtest86+ でストレステストを行ってみました。この機種にはデフォルトで 512MB が搭載されているようです。この memtest86+ のテストの後に手持ちの DDR330 の 256MB のメモリを搭載してわずかながら拡張しておきました。
さてハードディスクですが、この機種で使用する 1.8 inch のハードディスクは入手が難しいため、ネット上で多くの人が実践している CFメモリと 2.5 inch ハードディスクアダプタの組み合わせで動作せようと思っています。このために二種類の 2.5 inch ハードディスクアダプタを手配しているところです。後日ハードディスクアダプタが届いたところで動作検証をしてみるつもりです。ハードディスクへ常時書き込み動作を行わない(終了時に一括して書き込む)Puppy Linux で使用する予定のため、CF メモリであっても何ら支障はありません。この Thinkpad X40 にはデスクトップパソコンのようなハードな使い方はしない予定ですから Puppy Linux で十分です。
この Thinkpad X40 に進展がありましたら、ここで報告をしたいと思っています。
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