以前自宅のウェブサーバーとして稼動していた IntelliStation M Pro (6229) (CPU=Pentium4,MEM=1536MB)を掃除しました。
かなり以前にインターネットオークションで入手してからずっとウェブサーバーとして稼動していただけあって汚れが大変なことになっていました。調べてみると2006年10月のことでした。2万円ほどのものでしたが十分に元をとりました!
外観は雑巾がけをときどきしていたこともあって比較的綺麗だったのですが、前面マスクの部分を取り外すとホコリがびっしりと詰まっていました。やっぱりこんなことになるのですね。
このマシンも解体廃棄にしようと考えていましたが、まだまだ使えそうです。少し前にファイルサーバーとなった同シリーズのマシンからこのマシンへの乗り換えもよいかもしれません。しっかしこの汚れでは。。。
いろんなことが頭の中を駆けめぐりましたが、取りあえず掃除をして綺麗になってもらうことにしました。
分解はもう手慣れたものであっという間にこんな状態にすることができました。
筐体はしっかりと水洗いをしてホコリをすべて洗い流しました。写真は洗剤で筐体を洗浄しているときのものです。アルカリ性の洗剤なので後で錆が出てこないようにしっかりと水で洗い流しておきました。
しっかり乾燥したところで組み立てを行って終了となるはずでした。
マザーボードの上のホコリを掃除機で吸い取っているとき、プロセッサのヒートシンクの隙間に大量のホコリが詰まっているのを発見したためヒートシンクを取り外すこととしました。
よくありがちな事ですがプロセッサ本体がヒートシンクと一緒に剥がれてしまいました。ヒートシンクとプロセッサを熱的に接着する粘着シートがガチガチに固まっていたのです。
このままではソケットに戻すことも出来ないのでヒートシンクからプロセッサを引き剥がすこととしました。先の尖ったマイナスドライバーを思いっきり隙間に差し込んだところ、プロセッサが弾け飛んでしまいました。そして落ちたプロセッサを確認すると多数のピンが折れ曲がってしまいました(涙)。
壊れてしまった Pentium4 は現在となっては入手困難な初期の Northwood 2.2GHz,FSB=400MHz だったのでどうしたらよいか思案中です。
プロセッサをインターネット・オークションで高い金額で落札してくるか?それとも廃棄の運命とするか?
自分の不注意とはいえ、今回のお掃除は散々な結果となってしまいました。
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