HP dx6100ST の BIOS のアップデートをしてみました。
以前にも行っていたのですがすっかり忘れてしまいました。
ただ今回は以前同型機種の dx6100ST で作っていたリカバリされたハードディスクを使って Windows XP から BIOS のアップデートをしました。
とりあえず BIOS のアップデートの前に現在のバージョンを確認しておきました。
786C1 v01.57 でした。これを 786C1 v02.15 へアップデートします。
さらにメモリも1枚の 333MHz 512MB のメモリからデュアルチャンネル動作させるために 400MHz 256MB を2枚装着しました。本当は同じメーカーで同じ種類のものを2枚用意したかったのですが手元に無かったので別種類のものを使用しました。memtest86+ で確認するとデュアルチャンネルで動作しているようでした。
次に HP ブランドの Windows XP がリカバリされたハードディスクの取り付けです。筐体の前面グリルの鉄板にねじ込まれていた予備のトルクスネジ4本を取り外してハードディスクへ取り付けました。一本のトルクスドライバーで全てのネジの固定が出来るので便利です。
このハードディスクへシリアル ATA ケーブルと電源ケーブルを取り付けて筐体へ設置しました。トルクスネジを溝へ引っ掛けて押し込むだけのものです。緑色の金具の部分がカチンと音をたててハードディスクを固定しました。意外と短時間で終了する簡単な作業でした。
これで電源を投入すると HP のロゴマークのある背景の Windows XP が起動しました。HP のユーティリティーを起動させてみましたが BIOS のアップデートの項目はないようでした。どうも直接 HP の公式ホームページからダウンロードして BIOS のアップデートをすることとしました。
HP 公式ページから BIOS のアップデートデータとマイクロプロセッサ用のマイクロコードの更新データも一緒にダウンロードしました。この二つを更新しますがこの日記では BIOS のアップデートの部分だけを記述します。
BIOS アップデートしたファイルを実行させるとファイルを解凍し始めました。そしてブラウザに BIOS のアップデートの案内が自動的に表示されました。この中を確認すると通常のフロッピーディスクや CD-ROM などからもアップデートできることが記述されていました。しかしすでに Windows XP が起動している環境だったのでそのまま Windows 上から BIOS をアップデートできる Launch HPQFlash を使用することとしました。
この部分をクリックするとセキュリティの勧告があった後 HPQFlash が起動しました。写真は最初に表示される案内です。
次に進むと BIOS の確認画面が表示されました。ここはこれで問題ないのでそのまま進みました。
すると フラッシュ中... ということで稲妻で撃たれるBIOS のフラッシュメモリの画面が出てきました。何かフラッシュメモリを書き換えているというよりは破壊しているイメージのものでちょっとドッキリしました。日本人とは違った感性を持つ外国人には直感的にイメージできる絵柄なのかもしれません(笑)。
BIOS のフラッシュメモリの書き換えが終了しました。すると再起動を促す画面が表示されて自動再起動を知らせるカウントダウンがはじまっていました。私はカウントダウンを待つこともなく手動で再起動させました。
再起動させようとするとおよそ2年ぶりの Windows XP の起動ということで数多くのシステムアップデートが始まっていました。トホホ!たしか67個もあったようです。面倒でしたがせっかくな機会だったのでそのまま更新させることとしました。
再起動のときに BIOS 画面を呼び出してバージョンを確認してみました。ちゃんと 786C1 v02.15 へアップデートされていました。
引き続きマイクロプロセッサのマイクロコードの更新を行いましたが長くなるので後のページで記述したいと思います。
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